顧問先インタビュー

 

■ 株式会社アルバイトタイムス

右:株式会社アルバイトタイムス  取締役 金子様
左:弁護士 𠮷田良夫
2021年5月18日 対談

①御社の企業概要を教えてください。

会社名 株式会社アルバイトタイムス
企業URL https://www.atimes.co.jp/
設立年月日 1973年10月29日
本社 東京都千代田区神田富山町5-1 神田ビジネスキューブ 7F・8F
資本金 4億5,599万円
業務内容 無料求人情報誌『DOMO(ドーモ)』の編集・発行 (静岡東部版・中部版・西部版、愛知・岐阜版)

求人情報サイト『DOMO NET(ドーモネット)』の運営

http://domonet.jp/

求人情報サイト『JOB(ジョブ)』の運営

http://job.atimes.co.jp/

採用管理システム(ATS)ワガシャdeDOMOの運営 https://domonet.jp/shizuoka/c/lp-wagasha-2019/

社員数 連結:196名 単体:144名

 

金子取締役:弊社は1973年10月に静岡県静岡市で創業しました。DOMOという無料求人情報誌の発行をスタートとして、人材に関係するサービスを展開してきました。今は東京都、静岡県、愛知県、大阪府で事業を展開しています。

吉田:株式会社アルバイトタイムス様とは、20年以上お付き合いをさせていただいており、とても順調に業績を伸ばされております。また金子様とは、金子様が法務の担当をされ始めた10年程前からやり取りをさせていただいております。金子様は法務担当者としての勘所がとても鋭く、いつもスムーズなやり取りをさせていただいております。アルバイトタイムス様、金子様の成長とともに、私も弁護士としてキャリアアップをさせていただきました。 

 

②吉田総合法律事務所に、どのようなサポートを受けたかを教えてください

金子取締役:全般的な相談をさせていただいております。
会社法関連の相談ですと、本日のインタビューのちょうど翌週に株主総会があるのですが、その指導を受けております。その他には会社間の契約書や、新しいサービスや事業を展開するため、新しく交わす契約書についてのアドバイスもいただいております。ここ数年、M&Aや合弁会社に関して、契約書や交渉のアドバイスもいただいております。
また、労働関係に関して、懲戒事案やハラスメント等についてアドバイスをいただいております。その他ですと弊社ではWEBを活用した事業が多いですので、サービスの利用規約の内容のアドバイスをいただくことがあります。

吉田:アルバイトタイムス様は自由で明るく透明性のある会社様ですので、労働のトラブルが起きにくい会社だと思いますが、従業員数の多い会社様ですのでたまにはそうした問題が起きることがあります。ただ、同規模の従業員の会社様と比較すると断然少ないのかと思います。

契約書においては、書面上のやり取りだけではなく、契約内容の交渉アドバイスも重視しております。契約交渉について、会社の希望を聞き、弁護士としての意見を述べ、有利不利について擦り合わせます。また、新しいビジネスに果敢にトライをされているので、ニュービジネスに関して理解をし、法的なアドバイスをなるべく早く回答するようにしています。

 

③株主総会を行う上でのアドバイスを教えてください

吉田:まずは違法にならないことを大前提とし、そのうえで弁護士が上から目線で指導するのではなく、会社のご希望に沿って、会社と一緒に考えております。

昔は、いわゆる総会屋といった声の大きな方がいらっしゃいましたが、最近の株主総会の特徴としては、ご出席される方の中でしっかりと勉強されている方が多くなってきており、質問のレベルが上がっていると思います。インターネット等の発達により、株主の方のレベルが上がっているのかと思います。アルバイトタイムス様は、自由で透明性のある社風が株主総会にも表れており、とても丁寧に株主様と向き合っていると思います。また、株主様はしっかりと考え、発言される傾向があります。私は役員と株主の方の個性を考えながらより良い総会となるよう、アドバイスさせていただくことを心掛けています。

 

④吉田総合法律事務所と顧問契約を締結したきっかけを教えてください

金子取締役:吉田先生と弊社のお付き合いは、先生が前の事務所に所属されている時からですが、先生が2018年に独立して事務所を新規開設されると伺い、前事務所の代表にもお願いして、吉田総合法律事務所と新規で顧問契約を契約しました。弊社が前事務所ではなく、吉田総合法律事務所と顧問契約を締結し直したのは、吉田先生に対する信頼、そして先生のお人柄の良さです。私が弊社の法務担当になったのは2011年ですから、吉田先生とは10年ほどの付き合いになるかと思います。

吉田:私が以前在籍しておりました法律事務所の時期からアルバイトタイムス様をご担当させていただいております。その後、私が事務所を開設する際に有難いことにご指名をいただきまして、顧問契約をさせていただいております。

 

⑤吉田総合法律事務所はビジネスにおいてどのような存在ですか

金子取締役:吉田先生は人柄がよくて、頼りにしている存在です。気軽に相談ができることが一番よいです。資料が全部そろってから相談するのではなく、ある程度資料が集まったら吉田先生にご相談させていただき、アドバイスや指示を求めさせていただいております。

吉田:すべての資料を揃えていただくのは時間がかかりますし、相談が遅れ、ビジネスチャンスを逸してしまうことがあります。資料が全てそろっておらず不足の状態であっても、ご相談をいただければ、必要な資料を弁護士から緊急性と重要性を鑑み、指示をさせていただいております。

問合せをしていただければ弁護士は思いっきり会社のために貢献したいと思っております。
ご連絡をさせていただく際は、いつもメールと電話を併用しています。重要度や緊急度を確認させていただく際、具体的には「いつまでにどのレベルの程度まで契約書を仕上げればいいか」といったことは、電話で聞いたほうが分かりやすいですので、そうしたコミュニケーションを取らせていただいております。

 

⑥顧問契約の締結に迷っている経営者へのメッセージをお願いいたします

金子取締役:今のビジネスはスピード環境が求められるので、やはりスピードは重要かと思います。外部に頼れる人がいるというのは、とても安心感があることだと思います。吉田先生は人柄がとても良いですし、相談もしやすい方ですので、迷われているのであれば、一度弁護士と話してみれば良いかと思います。

 

■ マガシーク株式会社

①御社の企業概要を教えてください

左:マガシーク株式会社 小林様 
右:弁護士 吉田良夫

2021年5月18日 対談
会社名 マガシーク株式会社(MAGASeek Corporation)
企業URL https://www.magaseek.co.jp/
設立年月日 2003年4月1日
本社 東京都千代田区三番町3-8 泉館三番町ビル3階
資本金 1,156,618,032円
業務内容 インターネットでの婦人・紳士服の販売
社員数 191名(2020年3月31日現在)

 

武井様:弊社が行っている事業は、ファッションEC事業と、ECソリューション事業の2つです。

1つ目のファッションEC事業は、一般消費者の方を対象としたB to C事業です。ファッションECサイトは、MAGASEEK(https://www.magaseek.com/)とd fashion(https://fashion.dmkt-sp.jp/)の2サイトを運営しております。

MAGASEEKは、雑誌で見た商品が買える「マガジン+シーク」というコンセプトで、小学館の雑誌「CanCam」「Oggi」との連動でスタートいたしました。2,000以上のブランドを取り扱う総合ファッションECサイトとして、20年以上運営をしております。

d fashionは、NTTドコモが運営するdマーケット内にあるファッション通販サイトでして、2013年からNTTドコモと共同運営をしております。

もう1つの事業がB to B事業であるECソリューション事業です(https://un-sy.com/)。マガシークではEC運営ノウハウを長年培ってきておりますので、そのノウハウやネットワークを最大限活かし、公式通販サイトの構築から運営までの全てをサポートしております。

 

②吉田総合法律事務所にどのようなサポートを受けたかを教えてください

小林様:弊社はWebを扱うことが多いことから、ご相談させていただく内容としては景表法関連が多いです。また、行政絡みの広告の相談も多いです。行政への問い合わせや調査対応を行う際には、必要性に応じ、吉田先生に行政への質問対応をしていただくこともあります。

また、最近ではコロナの影響でアパレル業界が縮小傾向になっております。残念ながら取引先の企業が倒産した場合などにおける問題についても、相談をさせていただいております。例えば、債権回収ができなかった場合の法的な対応や在庫に関してのご相談などです。

その他には、契約書のチェックや新しい事業を展開する時のリーガル面のリスクも相談させていただいております。

 

吉田:行政への問い合わせ内容は多くのパターンがあります。マガシーク様だけでなく、ほかの顧問会社の場合も同様ですが、社名を出して行う場合よりも、社名をださずに弁護士名(事務所連絡先)だけ出して行う場合の方が圧倒的に多いです。問い合わせの内容も、事例を抽象化して、その事例に適用される可能性がありそうな法令や規則の解釈を確認したり、見落としがちな論点(法令規則)があれば指摘してもらう、といったものです。マガシーク様のようなコンプライアンス(法令遵守)優良企業にとっては、このような行政への問い合わせも、顧問弁護士の重要な業務です。

また、取引先企業の破産の場合も、私自身が20年近く破産管財人として破産事件を担当していますので、破産管財人や他の債権者(国税など)の考え方を理解できることが多く、債権回収や法令遵守の面で貢献できていると思います。

 

 

③顧問弁護士として業務の対応をするときに特に注意していることを教えてください

吉田:ビジネスの防御と発展の観点からは、スピードが大事であると思っています。特にスピードが必要な場合には、小林様は最低限のメール情報を送信し、私が電話でポイントをお聞きし、その電話(会議)で自分の考えを伝えて、小林様がそれをご自分の頭で整理して文字にしてメールで私に送信し、私がそのメールを読んで、相互の理解に食い違いがないかを確認する、といった方法にしています。この方法により、迅速な対応(スピード)と、検討内容の正確性の両方を実現できていると思います。また、ご相談の際には、法律的にどうなるかはもちろんですが、常にビジネス的にどうなるか(マガシーク様のビジネスとして、どうしたらよいか)を意識し、法律論と現実論(ビジネス)の両立を考えております。

 

④吉田総合法律事務所と顧問契約を締結したきっかけを教えてください

小林様:2006年のマザーズ上場の際、株主総会についてしっかりとアドバイスのできる弁護士を探すことになり、当時の副社長のご縁で顧問契約を締結しました。それから15年ほど顧問契約をお願いしております。また、社外監査役に就任していただいた時期もありました。

 

⑤吉田総合法律事務所様はビジネスにおいてどのような存在ですか

小林様:新しい事業を行う際のリーガルチェックや、トラブル発生時のリスク分析もお願いしており、会社が成長していくうえでの必要なビジネスパートナーだと思っております。

ビジネスが発展していくうえでどういう規制が障壁になるか、ビジネスを継続していくためにはどういったことに注意していけばよいか等、適切なアドバイスをいただいております。会社が今まで発展し続けているのも先生のおかげだと思っております。何がリスクか、リスクの大小はどうか、またそのリスクの影響範囲について、整理して教えていただけますので、それを私たちでまとめ上層部に報告すると、上層部の判断もしやすくなると思います。有難いです。

 

吉田:会社のご担当者が上層部の方に報告しやすいよう、上層部の方が判断しやすいように、日ごろから意識しております。

 

⑥顧問契約の締結に迷っている経営者へのメッセージをお願いいたします

小林様:顧問弁護士をつけていないと、不測な事態や紛争が起きてしまってから、急いで弁護士を探すことになりますが、その弁護士がどんな知識経験をお持ちなのか、スムーズにやりとりができる方か分からないままに相談することになると思います。万一の時でもスムーズにコミュニケーションをとれるように、平時だからこそ、信頼ができる先生と顧問契約をしておくことが非常に重要だと思っております。吉田先生のような、信頼関係が構築できており、かつスピード感を持って対応していただける顧問弁護士がいることはとてもありがたいです。

吉田:平時から顧問弁護士がいると、そのビジネス業界に特有の法律や問題にも対処できますし、会社の社風を理解した上で、会社が検討しやすいように回答(考え)をお伝えすることもできます。そして、軽微な問題はすみやかに、大きな問題でも安心して何でも相談できるのではないかと思います。それが顧問弁護士の長所だと思っています。

 

■ 農研テクノ株式会社

左:農研テクノ株式会社 代表取締役 石原様
右:弁護士 吉田良夫

2021年5月20日 対談

①御社の企業概要を教えてください

会社名 農研テクノ株式会社
企業URL http://www.nohken-techno.co.jp
設立年月日 昭和48年7月10日
本社 東京都新宿区四谷1丁目8番 ヒロ四谷ビル6階
資本金 2,240万円
業務内容 畜産物銘柄化資材の製造販売

畜産物公害対策資材の製造販売

畜産物関連資材の販売

有機農業資材の製造販売

生産物及び加工食品の製造販売

社員数 26名(2020年10月現在)

 

石原社長:弊社のメインの業務は木酢液の加工販売です。我々農研テクノは、安全と美味しさを兼ね備えた食の循環システムの構築を使命としております。地球温暖化が叫ばれる中、二酸化炭素の削減に有効な山林を守り育てることを目指し、そのためにも炭焼きの文化を守り、そこから得られる木酢液を採取し、それを様々な製品開発に活かしてまいりました。

木酢液は消臭や、環境改善などの効果が期待できます。創業社長(前社長)が畜産農業分野において木酢液を活用していきたいという考え方の基で、家畜の飼料に簡単に混ぜることができる製品を開発しました。木酢液をあらかじめ飼料に添加することにより手間も省け、また家畜の腸内環境と卵や肉質の改善にも効果が期待できる商材となっています。

また、この製品により、畜産農家の持続可能な経営と畜糞公害対策の両方の解決にも役に立っています。そのほかには、現在では農家様に対してのブランド化(地養卵、地養鳥、地養豚、地養菜)の提案もさせていただいております。

吉田:農研テクノ様は木酢液の日本でナンバーワンの会社です。木酢液を活用された混合飼料「地養素」で育った食材は安全かつ、とても味も良い『地養ブランド』です。また、自然や地球環境を守る取り組みの一環として、木酢液に着眼されたのは大変素晴らしいことだと思います。

 

②吉田総合法律事務所にどのようなサポートを受けたかを教えてください

石原社長:いろいろなことをお願いしておりますが、吉田先生には商標に関する案件をお願いしたことがあります。弊社が商標を取った商品に関することですが、その後にほかの会社様が弊社の商標と類似した別の商標を申請し、それが認められてしまった、というやっかいな問題がおきてしまいました。双方とも「困ったことになった」わけですが、吉田先生が頑張って先方と円満に和解することができました。両社にとって良い内容で終えることができ、大変良かったです。

吉田:この案件は良く覚えています。両社にとって大事な問題でしたから、1歩間違うと、大きな対立が残り、双方にとって望ましくない状態になるおそれがありました。しかし、石原社長が円満解決をご希望され、私もそれが良いと考えましたので、両社の様々な要素の利益調整をさせていただき、幸い相手方もしっかりとした弁護士をつけたこともあり、難しい事案でしたが円満解決を実現することができました。本当によかったです。

吉田総合法律事務所と顧問契約を締結したきっかけを教えてください

石原社長:既に退任されましたが、当時の取締役の方から、吉田先生を紹介していただきました。そのときは、弊社の創業社長が急死し事業の承継という問題が起きてしまいました。従業員側と社長ご遺族の方とで、経営方針について一致しないところが出てしまったのです。社長のご遺族には丁寧にご対応したいし、会社の経営として守りたいところはあるし、大変に辛い問題でした。従業員だけで手に負える問題ではありませんから、弁護士を探すことになりました。まず会計事務所から紹介いただいた弁護士の先生に話したところ、直ぐに「無理だ」と言われました。他にも弁護士を探し、相談をしましたが、どこも「無理だ」という回答ばかりでした。その後、さきほどの取締役の紹介で吉田先生に相談したところ、詳細に話を聞いていただく中で、「難易度は高いが、できる可能性がある」との回答をいただきました。今までの先生は「無理だ」という回答だけでしたが、吉田先生は「○○はできるかもしれない、××はできない」と明確な回答をしてくれまして、その後ご依頼をさせていただいたところ、いろいろありましたが、最後には私が一番良いと思っていた結論におちつきました。

吉田:この件も良く覚えています。私は、取引先からの信用、金融機関からの信用、従業員からの信用、についてお聞きしました。そのすべてに強い信頼関係があり、しかも石原社長ご自身の覚悟もある、ということがわかりましたので、お受けしました。この案件も、明確な一本道がある訳ではありませんでしたが、試行錯誤しながら「良い結論」を目指して頑張りました。最終的には石原社長が考えていた通りに、「調和の取れた良い結論」に落ち着きまして、その後今まで16年ほど顧問契約でお付き合いをさせていただいております。

 

その後、顧問契約ではどのような相談をしていますか

石原社長:契約書の内容は良く見ていただいており、会社の他の事情のことはもちろん、従業員が困った際にもよく相談させていただいます。

吉田:せっかく会社として顧問契約をさせていただいておりますので、従業員様のご相談も是非乗らせていただければと思います。

吉田総合法律事務所様はビジネスにおいてどのような存在ですか

石原社長:今、会社がこうしてあるのは吉田先生のおかげだと思っており、吉田先生に巡り合わなければ、会社がどうなっていたかは想像できないです。

吉田:農研テクノ様は石原社長の後継者(三代目社長様)も決まっておりますので、石原社長、後継者様のご期待に応え、農研テクノグループのますますの発展に貢献することが私の責務と思っております。

顧問契約の締結に迷っている経営者へのメッセージをお願いいたします

石原社長:吉田先生には、顧問契約前の相談も顧問契約後の相談も、こちらの要望をいったん聞いていただいた後に、「それは無理ですよ」と門前払いをされることがなかったです。「何ができて、何ができないか」を、具体的に事案ごとにご提案いただけますので、杓子定規な考え方にならずに、こちらの要望に寄り添っていただいているのだと思います。これまで吉田先生にご相談させていただいた事柄は、全て100点満点の形で決着をしてきておりますので、顧問契約料は大した金額ではないと思いますし、顧問弁護士の存在は会社経営を行う上で大きな安心感を得る事ができると思います。

吉田:石原社長は、素晴らしい取引先や従業員が集まってくるような、素晴らしい人格をお持ちです。また、多くの人と英知を結集し解決することに秀でた社長だと思います。私は石原社長、農研テクノグループ皆様と知り合うことができ、仕事ができて大変にうれしく思っております。今後ともよろしくお願いいたします。