[第12号] オリンピックの感動

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吉田良夫メールマガジン [第12号]
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今月のメルマガ              2016年8月
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オリンピックの感動

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皆様

今年はオリンピック・パラリンピック・イヤーです。

リオは日本と時差12時間ですが、興味のある種目については夜遅く(朝方)
まで楽しんだ方も少なからずいらっしゃったのではないかと思います。

今回のオリンピックについては、低予算、強盗被害(治安問題)、ジオ熱
といった問題が指摘されておりましたが、それでも、アスリートは
全身全霊を込めて必死になって競技に集中し、全世界に感動のドラマを
見せてくれました。

ところで、この原稿はまだ開催中に作成しておりますので、
各国の最終的なメダル獲得数はわかりませんが、日本は順調にメダルを
獲得しているようです。

もしかしたら、ブラジルには日系人が多数暮らしていて、日本に対し
好意的な雰囲気があって、それで会場内で日本人選手が力を発揮しやすく
なったのかもしれません。

また、ブラジルでは柔道から推移した柔術が独自の発達を遂げて(例えば
グレイシー柔術)、武道精神に深い理解を示す人が多くいるようです。
そういう文化的土壌が無意識的に日本人に対し友好的な応接をして
くれたのではないかというのが私の見方です。

これが反日感情の強い開催地だと、会場で日本人選手に対しあからさまな
敵対心を示すでしょうし、出場選手はそのことをわかっていても(覚悟
していても)、やはり余分なプレッシャーがかかってしまいますから、
どうしても不利になります。
今回はそのようなネガティブ要因がなかったのではないかという気がしております。

また、出場選手について、初出場の選手より2回目、3回目の選手の方が
本来の自力を発揮しやすいという話しを聞いたことがあります。
「場慣れ」ですね。

もちろん、初出場で大活躍のアスリートも多く出ており、「場慣れ」だけでは
ないということはわかっております。

ですが、激しい国内予選をくぐり抜け、1度ならず2度、3度とオリンピックに
出てくるアスリートはやはり「すごい!」。

そして、1度目のオリンピックでわかった自分の改善点を克服し、2度目、3度目の
オリンピックでより成長した自分を見せる、そのことがより高い順位につながり、
メダルにつながるのではないかと思いました。

でも、そんなことはどうでもいい。
純粋に鍛えに鍛えたアスリートの本当に全身全霊を込めた競技に、
ただただ無心に感動し、「すばらしい」と思えるだけでも、幸せです。

そして、4年後は東京でオリンピックです。

今から、本当に楽しみです。

今回もお読みいただきありがとうございました。
今後、皆様が私に書いてほしいと思うことがあれば是非返信戴ければ幸いです。
今後とも努力いたしますので、次回もどうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫