【第47号】ボクシング井上 vs ドネア戦 と 週刊新潮掲載 のお知らせ

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 今月のメルマガ              2019年11月
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◆ボクシング井上尚弥 vs ノニト・ドネア戦で思ったこと
 ~修羅場の危機管理のすごさ~

◆週刊新潮11月28日初霜月増大号(2019年11月20日発売)
「注目の士業スペシャルインタビュー」
掲載のお知らせ

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皆様

あっという間に紅葉から冬の気配になりつつあります。
皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

ところで、11月7日のボクシング「井上尚弥vsノニト・ドネア戦」は
とても素晴らしかったですね。
私は当日のフジテレビ(ライブ)と11日(月)WOWOW「エキサイトマッチ」
(井上尚弥さんも出演)で楽しみました。

ドネアはボクシング史上たった7人しかいない5階級制覇チャンピオン
(フライ級~フェザー級)で、ボクシング殿堂入り確実と言われている、
左フックのレジェンド(生きた伝説)です。

軽量級なのに、左フック1発でKOするので、フィリピーノ・フラッシュ
(フィリピンのせん光)の異名があります。

しかし、36歳の年齢のためか、ここ数年の試合ぶりは「引退直前の元大物」
という感じで芳しくありませんでした。
私も「井上尚弥の勝ち方が問題だ」などと思っていました。

しかし、ドネアはこの試合にそなえて調子を整え、絶好調でした。
リングイン前の花道で、フードでかくした顔を上げたときの眼光が
すごかったですね。
私はライブで見ていて、思わず「今日、ドネア、調子がいい!」
という言葉が口に出ました(これは本当です)。

試合は第2ラウンドでドネアの左フックが井上選手の右目に当たり、
試合後に、「右眼窩底骨折・複視(ダブって見える状態)・鼻骨骨折」が
明らかになりました。
ネットでは眼科医の「2ラウンド目から相手が二重に見えたのであれば、
その時点でドクターストップだと思う。」というコメントもあります
(Sponichi Annex 2019年11月10日05:30)。

元々ドネアは1発KOボクサーですから、第2ラウンドの右目命中パンチが
5センチ奥に当たっていれば、そこはテンプル(こめかみ)です。
テンプルはKOポイントです。
もしテンプルに当たっていれば1発KO負けだったかもしれません。
(そんなことを言うのは私だけかもしれませんが…)

ですが、そこからの井上尚弥の危機管理力がすごかったですね。
右グローブで負傷箇所をガードし続ければ、逆に相手に「右目重傷」を気づかせる。
自分でグローブガードを何回も解除する(勇気ですね!)。
相手がダブって見える状態だからKO勝ちを狙わない。
12ラウンド判定勝ちに作戦を変更し、ポイント狙いで手数を重視する。

被弾数が増えて疲労がたまると、試合中盤(7~9ラウンド)で
休みを入れる(わざと相手にポイントを取らす)。
体力を温存し、終盤にポイントを取りに行く。

井上選手の最高パンチは「レバーブロー(肝臓打ち)」です。
しかし、ボディーパンチのときは自分で顔面ガードを解除するので、
自分の顔面が被弾しやすくなります。
そこで、相手のスタミナが削られてスピードが落ちる試合終盤で、レバーブローを使う。
それが11ラウンドのダウンにつながり、結果的に試合の流れを決めました。

試合中の負傷で方針を切り替え、打たれ強さを実証して、方針通りに判定勝ちをする。
リング内での修羅場の危機管理は実に見事でした。
被弾負傷の判定勝ちで評価が落ちたのか?と言えば、
むしろ「負けそうでも負けない」ということで評価が上がったようです。
素人の私も同意見です。

そして、試合後にもう一つ感動がありました。

ドネアは息子さん2人に「トロフィーを持ち帰る」と約束していて
(本気で勝つつもりだったのですね)、息子との約束のために、
井上選手にトロフィーを一晩貸してほしいと頼んだそうです。
そして、井上陣営は快諾しトロフィーを貸した。
こんなことは聞いたことがありません!
なんと素晴らしい「ノーサイド」精神でしょうか。
本当に感動しました。

今月は長々になってしまって申し訳ありません。

週刊新潮にインタビュー記事が掲載されました。
担当の方から長時間のインタビューをしていただきました。
その記事が、11月28日初霜月増大号(2019年11月20日発売)の
「注目の士業スペシャルインタビュー」として掲載されています。
しかもカラー印刷です!

当日は気がついたら外が暗くなっていました。
私、渡邊康寛弁護士、星野光子弁護士の3人での写真も掲載されています。
自分で言うのは恥ずかしいのですが、とても良い写真です。
(自画自賛をお許しください。)

今月のメルマガは長々としたものになってしまいました。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。
これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

[第39号]大阪なおみ選手の全豪オープン優勝で思ったこと~勝負の流れの引き寄せ合いと勝負後のすがすがしさ~

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 今月のメルマガ              2019年1月
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 ◆大坂なおみ選手の全豪オープン優勝で思ったこと

~勝負の流れの引き寄せ合いと勝負後のすがすがしさ~

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皆様

皆様 お元気でお過ごしのことと思います。
今年は平成最後の年ですね。
次の元号がとても楽しみです。

1年前の今頃は、私がインフルエンザにかかっていた時でした
(うかつに他人のマイナス暗示を深層心理に受け入れてしまって
インフルエンザにかかったお話をメルマガ28号で書いています)。

1年前のインフルエンザを思えば今日はなんと幸せなことでしょう。
でも1年前のインフルエンザの時も、
録画して見ていなかった映画をまとめて見たり、
久しぶりに家の中でゆっくりできたり、
結構楽しい時間でした。

もしかしたら、日常を「楽しい」と思おうとするか、
「楽しくない!」と思おうとするか、
気の持ち方が重要なのかもしれませんね。

ところで、
1月26日(土)夜に大坂なおみ選手の全豪オープンテニス決勝を
ライブで観戦しました。
大偉業に心からのお祝いと祝福を申し上げます。

私が特にすごいと思ったことがあります。

第2セットで大坂さんは早めにチャンピオンシップポイントの
チャンスをつかみましたが、その後、堅くなってしまいました。

相手のクビドバ選手は実力者です。
劣勢を連続ポイントで巻き返し、第2セットはクビドバ選手が逆転でとりました。

第2セットはデュースをクビドバ選手が全部とっていますし、
チャンピオンシップポイントになってからは、
「競り合ったらクビドバ」という流れになってしまいました。

大坂選手はボールをコートにたたきつけて(ラケットで受け止めたわけですが)、
いらだちを隠しきれない様子でした。
この場面を読売新聞1月27日朝刊1面は、
「タオルで顔を隠す大坂の姿は、涙をこらえているようにも見えた。」
と書いています。

勝負事は流れが大事です。
このとき、クビドバ選手は、セットカウントがイーブンなら流れは我にありで、
「この勝負、私がもらった」
と思ったのではないでしょうか。

ですが、万物流転、
良い状態も悪い状態も変化するわけです。

大坂選手は第3セットの前に、トイレットブレイクをとって会場から
一端消えました。
この判断はさすがです。

顔を水で洗って、鏡を見て、「私は勝つ」と自分に言い聞かせたのではないか、
私はテレビを見ながら勝手にそう思いました。

そして、勝負の第3セットは本来の力をそのまま出し切った感じで勝ちました。

両者の流れの引き寄せ合いがとても面白かったです。

それともうひとつ。
全米オープンでセリーナ・ウィリアムズさんに勝って優勝したときに、
表彰式で「こんな結果になってごめんなさい」と言いました。

そして全豪オープンでクビドバ選手に勝って優勝したときも、
優勝の瞬間にガッツポーズをしないで、ラケットをもって頭を下にして、
しゃがみ込むような様子で勝利をかみしめていました。

格闘技の世界では間違いなくガッツポーズの瞬間ですし、
勝利のときに敗者の前でビクトリーソングを歌うボクサーもいます
(タイソン・フューリー)。

それなのに、武士道のようなすがすがしさ。

表彰式の時もチャンピオンスピーチの最初に、クビドバ選手に顔を向け、

「こんな結果でちょっと申し訳ない気持ちもありますが(テレビ同時通訳より)」

と話していました。
本当にすばらしいですね。

テニス素人の私も楽しむことができました。
大坂なおみさん、ありがとうございました。
そして、私も応援しています。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

吉田良夫

[第28号] オリンピックの素晴らしさ

皆様 今年は寒い冬になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、東京が大雪に見舞われた1月22日にインフルエンザに
かかってしまいました。
そこで、予定キャンセルのために関係者に事情を伝えましたら、
「私もインフルエンザにかかりました。」というお返事をされた方が
何人もいらっしゃいました。

裁判期日も欠席となりましたが、裁判官もインフルエンザにかかって
期日が延期になったという一幕もありました。

私もインフルエンザにかかったのは本当に久しぶりでしたから、
今年はインフルエンザ大流行というのは間違いないようです。

対策は、食事 睡眠 運動 で免疫を維持して(免疫アップして)、
うがい 手洗いの励行のようです。

ちなみに、手洗いについてですが、親指の下部分の膨らみのある
丘のような部分がもっとも洗い残しになりやすいそうです。

教えていただいた後で手洗いをしてみましたら、確かに
今までは「親指の下の丘のような膨らみ部分」をほとんど
洗っていないことに気がつきました。
興味をお持ちの方はご自分でもご確認していただけますと幸いです。

インフルエンザについてもうひとつだけ気がついたことがあります。

インフルエンザ大流行といってもかかる方とかからない方がいます。
今回私がかかったのは、理由がある、と思いました。

まず、インフルエンザにかかった1週間前ほどに、知人との
何気ない会話で、知人が親切心かなにかで、
「今年は風邪が例年より流行っている。
今年の風邪はかかると治りにくいから気をつけた方がいいですよ。」
と言いました。

私は、「へぇ~。そうか、気をつけないとな。」と思ったのですが、
どうも、その言葉がマイナス暗示になって、そのまま自分の
深層心理に招き入れてしまったようなのです
(後から振り返ってのことですが……)。

そのとき、私が、「あ、そうか。でも俺は風邪を引かないから。」と思えば、
そのマイナス暗示(言葉)を跳ね返していたと思います。

そうすると私の免疫は普段通りに働いて、風邪ウイルスだろうが、
インフルエンザウイルスだろうが、跳ね返していたような気がします。

自分で普段から言葉とか暗示には気をつけているつもりなのですが、
つい「うっかり」してしまいました。

マイナス言葉はマイナス暗示そのものですから、断固進入禁止です。
思うだけで進入阻止できますが、意識しないで無意識(無防備)状態の
ままですとマイナス暗示が不法侵入しかねません。

インフルエンザのおかげで、マイナス言葉(暗示)は断固拒否、
という大事なことを再認識できました。

そんなことより、「ピョンチャン・オリンピック」です。

オリンピックについてはメルマガ12号(2016年8月号)でも取り上げました。
12号では、「出場選手について、初出場の選手より2回目、3回目の
選手の方が本来の自力を発揮しやすいという話しを聞いたことがあります。
『場慣れ』ですね。」と書きました。
今回はそれに加えて、「正しい努力の継続」という真理を教えてくれて
いるように思いました。

勝負事ですから確実ということはありません。

しかし、「正しい努力」を「継続」することで、誰でも大きな成長をなし遂げる
ことができるはずです。
努力により必ず成長する(実力がつく)。
そして成長した(実力がついた)ことによりオリンピックという大舞台で
素晴らしい結果を得る可能性が高まる。

オリンピックはその真理を全世界に対し、はっきりと示してくれる
場のような気がします。

例えば、女子ジャンプの高梨沙羅さんは前回オリンピックのときは
圧倒的世界ランキング1位でしたが結果は4位でした。
その後の4年間で女子ジャンプ界の情勢が変わり、高梨さんはランキング3位
としてオリンピックに挑み、見事に銅メダルを獲得しました。
4年間の「正しい(厳しい)努力」を「継続」したことの証ですね。

女子スピードスケートの小平奈緒さん(金・銀)、高木美帆さん(銀・銅)にも
感動しました。

小平さんの500メートル金メダルはオリンピック新記録でした。
短距離競技では年齢が上がると成長が歩留まりするようなイメージがあります。
ですが、これは単なる思い込みだと思います。

現在の最新知識を前提に、「正しい努力」(厳しく激しい努力)を、
長い時間をかけて「継続」することで、もう成長できないという
「思い込み」を乗り越えることができる。

そして、「大きな成長」を成し遂げることができる。

私はそのように思います。

このメルマガの最後にこれを書かせてください。

羽生結弦さんの直前時期の大けがを乗り越えての「金メダル」。
感動しました。

オリンピックは素晴らしいですね。

私も皆様とともに、「正しい努力」を「継続」することにします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

 

吉田 良夫

[第25号] 目の前で見た不運と幸運の分かれ目

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今月のメルマガ              2017年11月
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◆目の前で見た不運と幸運の分かれ目
~ボクシング村田選手の再戦勝利から学ぶこと~

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皆様

もう11月も半ばを過ぎ、クリスマスや忘年会のシーズンに入ろうとしています。
風邪を引かれている方も多いようですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

また、前号でエッセイをまとめた私のホームページ開設をお知らせ
いたしましたところ、多くの方にお読みいただくことができ、
ありがたい言葉もいただくことができました。
感謝申し上げます。

ところで、私はメルマガ第21号で
「~敗戦後の大騒動が意味すること~」
という書き方で、村田諒太さんの「おかしな判定負け」をとりあげました。

物事は受け止め方であり、考え方です。

不幸になりそうな出来事でも不幸にしないことです。

不幸になりそうな出来事をきっかけにして(つまりチャンスにして)、
全世界の注目を集める世界チャンピオンになるのです。

今回の記録上の1敗はそのための「プロローグ」なのです。

私にはそのように思えてなりません。

その後は皆様ご承知のとおり、10月22日(日)に両国国技館で
「アッサン・エンダム」とダイレクトリマッチを行い、第7ラウンドまで両者が戦い、
相手のエンダムが第7ラウンドから第8ラウンドの1分間の休憩中に
試合放棄の意思をレフュリーに伝えて、テクニカルノックアウトと
いうことで決着しました。

私は幸いにもチケットを入手できましたので、当日は台風でしたが
会場に行って、直接に試合を見ることができました。

私がビックリしたのは、日本の試合ではなく、アメリカのラスベガスの
ビックマッチの扱いだったことです。
気分はちょっぴり 「ラスベガス」 でした。
(ラスベガスは世界のボクシングで最高の場所です)

まず、日本の試合では選手紹介のリングアナウンサーは日本人で、
言葉は日本語ですね(当たり前ですよね)。

しかし、今回のリングアナウンサーは、世界で一番有名(だと私が
思っている)なジミー・レノン・ジュニア氏(Jimmy Lennon, Jr)でした。

WOWOWのエキサイトボクシングなどでジミーさんのリングアナウンス
映像をよく見ているのですが、実物ご本人のアナウンスは初めてでした。
両国国技館のリングで金髪の方がすきとおる美声で、しかも英語で
アナウンスをするのが、臨場感を引き立てます。

リングレフュリーも超一流世界最高の方でした。
マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー戦を担当したケニー・ベイレス氏です。

ちなみに、ケニー・ベイレス氏はパッキャオ、メイウェザーの両方から
現役最高のレフュリーであると信頼されてレフュリーになったと
聞いています。
(ちなみにパッキャオvsメイウェザー戦の報酬は3億ドルとも300億円
ともいわれ、そのファイトマネーのすごさでも注目を集めたことは
ご記憶にあると思います)。

なお、ケニー・ベイレス氏はさすがでした。
エンダムが第8ラウンドの前に試合放棄をしたので、観客は試合終了直後
(第7ラウンド終了後)には、どうなったのか事情がわかりませんでした。

そこで、ケニー氏は、(エンダム側からタオルを受け取ったのだろうと
思うのですが)、タオルをリングの四方に向けて示したのです。
私はケニー氏のその動きを見て、「エンダムがタオルを投げた
(試合放棄)」とわかりました。
そして、その直後に会場は大歓声に包まれ、村田さんが両手を挙げ、
歓喜の雄叫びと興奮した表情で、とびはねたのです。

ビデオでフジテレビの放映を見直したのですが、ケニー氏の前述の
動きはオンエアーされていませんでした。
そのため、私からの「ケニー・ベイレス」ジャッジのご報告とさせていただきます。

そして、この村田エンダム再戦は、アメリカで、有料放送(番組ごとに
視聴金額を払うPPV方式)でライブ放送されました。
放送したのは、米スポーツ専門局ESPNで、米東部時間10月22日
午前7時(日本時間同日午後8時)からの放送でした。

もちろん、この時間帯は米国では通常のボクシング中継の時間帯ではありません。
これまでは日本人が日本で朝8時ころから、アメリカのライブ放送を
見てきたわけです。
それが、今回が初めてのことではないかと思うのですが、日本での
試合をアメリカが朝から見るということになったのです(快挙です)。

そのため、ラスベガスでのビックマッチのように、ジミーさんがアナウンスをして、
ケニー・ベイレス氏がレフュリーとなったわけです。

試合内容についてもうすこしお付き合いください。
結果はご承知のとおり、7回終了時点でTKO(テクニカルノックアウト)。
3人のジャッジの判定は、70-63、69-64、68-65でした。

私は完全素人なので当てになりませんが、試合を見ながら、

第1ラウンドはエンダムが手数でとったかな
第2ラウンドはどちらが優勢かわからず(ジャッジの好みで判定が分かれる)
第3ラウンド以降は、村田さんがエンダムのパンチの軌道と射程距離の
測定を完了。
それ以降は、間合いを完全につかんだ村田さんがラウンドポイントを
取り続けたと思っていました。

それが試合後の歓喜と涙になりました。

私は、村田さんが今年5月のエンダム第1戦で勝利するよりも、
今回の方が大きなものを得たように思えてなりません。

エンダム第1戦はアメリカで有料ライブ放送などされませんでした。
しかし、今回はラスベガスのビッグマッチ扱いで、全米ライブ放送です。
そして、完全勝利です。

世界のボクシングファンは、近い将来、世界的ビックマッチのマッチメイクを
期待できるようになりました。
(私の希望は…もちろん、GGGのゲンナディ・ゴロフキンですが、
それは次の機会に書かせてください。)

私が思っていること、心がけたいことは、

生きていれば、いいこともそうでないことも、いっぱいあるさ。
でも、それを自分の不幸にしないことが大事。
何が起きても、努力を怠らず、自分を信じ、おきたことを幸福と成功にすることが大事。
そして、それは必ずできる。
それが人生だ、きっとそうに違いない。

村田さん、うれしいものを見せてくれて、ありがとう。
感動しました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

 

[第23号] ついに10秒の壁をこじ開けた!!

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吉田良夫メールマガジン [第23号]
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今月のメルマガ              2017年9月
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◆ついに10秒の壁をこじ開けた!!!
~やればできる 必ずできる 信念は実現する~
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皆様

前回の8月のメルマガの時は気温が高かったのですが、その後、
予想に反して日照時間が少ない冷夏となってしまいました。

農業の方、観光業の方、気温が高くないと売れない業種の方にとっては
厳しい夏になったのではないかと心配しております。

もしも江戸時代でしたら、お米や野菜が育たず、年貢の取り立てと
日々の食事に困窮し、飢饉になったかもしれません。
今後の天候と景気の回復を心に念じております。

さて、今回は9月9日(土曜日)に飛び込んできたスプリンターの
桐生祥秀選手の「9秒98」の快挙を皆様と一緒に喜びたいと思います。

私ですら本当にうれしいのですから、陸上をされている方や陸上に
関わっている方にとっては、本当に興奮し、喜ばれていることと思います。

そして、1回でも日本人選手が公式記録で10秒の扉を
こじ開けたのですから、今後は桐生選手だけでなく、他の有力選手も
10秒の壁を突破する予感がします。
日本人同士が9秒台で争う時代の到来です。

私は、日本人の有力選手がこれまで10秒の壁を突破できなかったのは、
深層心理が「10秒の壁を突破するのはとても難しい」と
思い込んでいたからだ、と考えておりました。

桐生選手は
「1回9秒台を出したのだから次も9秒台を出せる」
と思うでしょう。
つまり、9秒台は本人にとって「できて当たり前」のことになりました。

ライバルの有力選手たちも、
「桐生選手ができて自分にできないはずがない。
9秒台はできて当たり前のことだ。」
と思い込めるはずです。

これからは、桐生選手もライバルのスプリンターたちも、
9秒台を身近な世界として競っていくものと思います。

このことは、野茂英雄投手のメジャーリーグでの大活躍とその後の
日本人選手の活躍からもいえると思うのです。

私の勝手な考え方をお聞きください。

皆様ご承知のとおり、野茂英雄選手は大リーグに渡り、2度の
ノーヒットノーランを含む大活躍をして、「メジャーリーグでの大活躍」
という扉をこじ開けました。
それにより、多数の日本人選手が「俺にもできる」「彼にできて俺に
できないはずがない」という気持ちになって、
潜在意識のレベルで「できる」という気持ちになりました。
その結果として、日本人の有力選手にとってはメジャーリーグでの
大活躍は「できて当たり前」の時代になったと思っております。

したがって、100メートル走も、メジャーリーグと同じ現象になる
のだろうというのが私の見方です。

これまで「できなかったこと」であっても、心が深く信念して
正しい努力をすれば、そのうちに潜在意識が「できて当たり前」と
思い込みます。

そうしますと、日頃意識している顕在意識(実在意識)が
「だめだ、できない」などという余計なことを考えなくなりますから
(邪魔をしなくなりますから)、潜在意識が知らず知らずのうちに
最高の結果を出すためのすばらしい調整をしてくれます。

その潜在意識の力により、その人が本来持っている大いなる力が
自然と発現し、一見不可能と思えることもできてしまう。

私はそのように考えております。

そして、この状態こそが、スポーツの世界で言われる
「Zone(ゾーン)」の状態の真相だと(私は勝手に)考えています。

一見できないと思えることでも、できるはずだと信じて、
正しい努力を続けていけば、心の奥深いところで深層心理が変わって、

「もうできる」
「できて当たり前」

と思うようになる。

そうなればしめたもので、できないと思い込んでいた重い扉を
こじ開ける「強い力」が自然と出てくるようになる。

そして、念願を達成することができる。

しかも、その念願を達成する力は特別な人だけに備わっているものではなくて、
誰にでも生まれながらに備わっている。

特別の人だけに備わった特別の力ではない。
誰でも自分の壁を突破する力を持っている。

私はそのように思っております。

今回は桐生選手の快挙に感動しましたので、私なりのお祝いの気持ちを込めて、
今月のメールマガジンを書かせていただきました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第21号] 村田諒太敗戦について

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吉田良夫メールマガジン [第21号]
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今月のメルマガ              2017年6月
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◆村田諒太敗戦について
~敗戦後の大騒動が意味すること~
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皆様

東京も梅雨入りになりました。
季節の変わり目でむしむしするなかで、肌寒い日もあれば
真夏日もあります。
このような時期は体が外的環境の変化に即応できずに体調を
崩しやすくなります。
皆様もどうかご自愛をされてください。

ところで、今日はボクシングのお話をさせてください。

私もWOWWOWのエキサイトマッチ(毎週月曜夜2時間枠番組)を
録画で見ているボクシングの1ファンです。
年間110時間ほど世界戦を中心にボクシング観戦をしています。

さて、私の今日のテーマは、5月20日に行われた村田諒太氏(以下、
村田氏と記載いたします)とアッサン・エンダムとの
世界ミドル級タイトルマッチについてです。

結果はご存じのように3人のジャッジのうち1人だけが村田勝利、
他の2人のジャッジはエンダムの勝ちと判定し、1対2のスプリット
デシジョンで負けました。
3人のジャッジの判定は、117-110、111-116、112-115 でした。

しかし、試合内容は文句なく村田優勢であったため、
観客・テレビ視聴者・日本ボクシング関係者は非常に残念に思い、
かつ、大批判となりました。

ですが、過去においても、明らかな不当判定は何回か存在した、
と思います。
その一例が、2012年6月9日のラスベガスで行われた、
マニー・パッキャオとティモシー・ブラッドリーの第1戦です
(この両者は3回対戦しています)。

試合は判定になりパッキャオ勝利と思われたのですが、
結果は3人の審判が1対2に分かれパッキャオが負けました。

ちなみに、このパッキャオとブラッドリーの第1戦の判定は
両陣営から中立な立場が、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」と
ひどく批判を行いました。
それだけでなく、WBOは試合後直後の2012年6月13日、判定について
精査を行うと宣言し、別ジャッジ5人がビデオ検証を行い、
5人全員がパッキャオの勝ちだったと意見を述べました。
しかし、それでも勝ち負けの結果を変えることはできませんでした。

その後どうなったというと、両者は2014年4月12日に再戦し、
パッキャオ判定勝ち。さらに2016年4月9日にも3度目の対戦をして
パッキャオの判定勝ち、となっています。

ちなみに、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」といわれた
第1戦でもジャッジは何も処分を受けていません
(というのが私の理解ですが、もし間違えていたらご指摘ください)。

また、パッキャオは第1戦敗戦でも全く評価に傷がつきませんでした。

そこで、村田氏の今回の試合後の動きを確認しましょう。
私からすると、「非常に興味深い現象」がおきました。
ここから数行はWikipediaの村田諒太氏の欄からの引用です。

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試合後、WBA会長はエンダムと村田を再戦させる意向を
示すと共に「私のスコアは117-110で村田の勝利。

まずは村田諒太、帝拳プロモーション、そしてすべての
日本のファンに謝らなければならない。
このひどい判定によるダメージを修復する言葉はない」と
自身のソーシャルメディアにコメントを載せ、
この試合の判定に言及した異例の声明を発表した。

中略

2017年5月25日、WBAはエンダム支持の採点をした
グスタボ・バティージャ氏とヒューバート・アール氏を
6ヵ月間の資格停止処分とし、上述のエンダムと
村田の間で行われたWBA世界ミドル級王座決定戦の採点に
問題があったとしてエンダムと村田に対し再戦するよう
指令を出した。

**********************************************

世界に4つあるボクシング団体の会長が謝罪する、
ジャッジを6ヵ月間とはいえ資格停止処分にする、
といった事態はまさに前代未聞の出来事です。
パッキャオのときですら、このようなことは
おきませんでした。

そこで、なぜここまでの動きになったのでしょうか。
証拠のない私の仮説を申し上げます。


村田氏は日本の帝拳ボクシングジム所属だが、マッチメイクに
ついてはボブ・アラムの率いるトップランク社とも契約している。
ボブ・アラムはマッチメイクの世界で非常な実力者と言われている。
ボブ・アラムが村田亮太の判定に激怒し動いた。

ちなみに、ボブ・アラムはパッキャオのプロモーターでも
ありました。
パッキャオの時には激怒しただけで動かず、村田氏の時に
動いたのは、
「自分が契約したボクサーに対し2度も『これ』をやるのは許せん」
ということをわからせる戦略的意味もあったのではないかと
考えている次第です。
(以上は証拠とか根拠は全くない、私の空想的仮説に
すぎないことを再度申し上げます)

長くなりました。

記録上の1敗は残念ではあります。
しかし、敗戦後にこのような前代未聞の騒動がおきるということは、
まさに、

「世界のプロボクシング界が村田諒太の価値を認めた」

ということです。

試合前は
「オリンピックで金メダルを取った、数ある世界ランカーのうちの1人」
でした。
現在は、
「世界の注目を集める『事実上の』世界ミドル級チャンピオン」
です。

物事は受け止め方であり、考え方です。

不幸になりそうな出来事でも不幸にしないことです。
不幸になりそうな出来事をきっかけにして(つまりチャンスにして)、
全世界の注目を集める世界チャンピオンになるのです。

今回の記録上の1敗はそのための「プロローグ」なのです。

私にはそのように思えてなりません。
ボクシングがますます面白くなりました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第12号] オリンピックの感動

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吉田良夫メールマガジン [第12号]
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今月のメルマガ              2016年8月
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オリンピックの感動

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皆様

今年はオリンピック・パラリンピック・イヤーです。

リオは日本と時差12時間ですが、興味のある種目については夜遅く(朝方)
まで楽しんだ方も少なからずいらっしゃったのではないかと思います。

今回のオリンピックについては、低予算、強盗被害(治安問題)、ジオ熱
といった問題が指摘されておりましたが、それでも、アスリートは
全身全霊を込めて必死になって競技に集中し、全世界に感動のドラマを
見せてくれました。

ところで、この原稿はまだ開催中に作成しておりますので、
各国の最終的なメダル獲得数はわかりませんが、日本は順調にメダルを
獲得しているようです。

もしかしたら、ブラジルには日系人が多数暮らしていて、日本に対し
好意的な雰囲気があって、それで会場内で日本人選手が力を発揮しやすく
なったのかもしれません。

また、ブラジルでは柔道から推移した柔術が独自の発達を遂げて(例えば
グレイシー柔術)、武道精神に深い理解を示す人が多くいるようです。
そういう文化的土壌が無意識的に日本人に対し友好的な応接をして
くれたのではないかというのが私の見方です。

これが反日感情の強い開催地だと、会場で日本人選手に対しあからさまな
敵対心を示すでしょうし、出場選手はそのことをわかっていても(覚悟
していても)、やはり余分なプレッシャーがかかってしまいますから、
どうしても不利になります。
今回はそのようなネガティブ要因がなかったのではないかという気がしております。

また、出場選手について、初出場の選手より2回目、3回目の選手の方が
本来の自力を発揮しやすいという話しを聞いたことがあります。
「場慣れ」ですね。

もちろん、初出場で大活躍のアスリートも多く出ており、「場慣れ」だけでは
ないということはわかっております。

ですが、激しい国内予選をくぐり抜け、1度ならず2度、3度とオリンピックに
出てくるアスリートはやはり「すごい!」。

そして、1度目のオリンピックでわかった自分の改善点を克服し、2度目、3度目の
オリンピックでより成長した自分を見せる、そのことがより高い順位につながり、
メダルにつながるのではないかと思いました。

でも、そんなことはどうでもいい。
純粋に鍛えに鍛えたアスリートの本当に全身全霊を込めた競技に、
ただただ無心に感動し、「すばらしい」と思えるだけでも、幸せです。

そして、4年後は東京でオリンピックです。

今から、本当に楽しみです。

今回もお読みいただきありがとうございました。
今後、皆様が私に書いてほしいと思うことがあれば是非返信戴ければ幸いです。
今後とも努力いたしますので、次回もどうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫