[第20号] デジタル機器3台続けての交換作業で思ったこと

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吉田良夫メールマガジン [第20号]
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今月のメルマガ              2017年5月
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◆「デジタル機器3台続けての交換作業で思ったこと」
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皆様

ゴールデンウィークはいかがでしたか。
私も心身のメンテナンスをいたしました。

また、Apple Watch、iPhone、ガラケーという身の回りの電子機器
3個の交換が重なり、電脳時代で普段何気なくつかっているものを
交換することの複雑さを再認識することができました。

最初に気がついたことと言えば、保険の重要性です。
Apple Watchはある日の朝、急に作動しなくなり、アップルサポートに
電話して、いろいろ試して、交換という判断になりました。
これはAppleCareに入っていたので無償でした。
やはり保険は役に立ちますね。

ところが、おかしくなったのはApple Watchだけではありません。
それと前後して、愛用の大型iPhoneも破損しました。
大型iPhoneは、桜を撮影するために取り出したところ落としてしまい、
下が石畳だったのでディスプレイが破損して使えなくなったというわけです。
これはAppleCareの2年間が過ぎていたので、7Plusに買い換えました。

そこで、この大型iPhoneのデータの入れ替え作業をしたわけですが、
私にはなかなか複雑な作業で、アップルサポートに相当手伝って
もらいながらの入れ替え作業でした。

ここでの教訓は、
「自分の知識経験で解決できずに困ったら一人で悩まず、
早めに専門家に相談して、専門家と一緒になって解決することがよい。」
ということでした。

ちなみに、私のデータ入れ替え作業はアップルサポートに協力してもらい
ながらも相当時間と手間がかかってしまい、やや重症患者だったようです。
もし自分一人でトライし続けていたら、今も問題解決ができず、時間と
体力を消耗し、それだけでなく大きなストレス要因になっていたと思います。

相場の「見切り千両」ではありませんが、早めに「見切って」、
専門家に相談することが大事ですね。

アップルサポート担当者も内部のシニア担当者に確認しながら、一所懸命に
努力していただきました。
とても感じがよかったです。
私もお客様への対応のしかたの実例として「見習おう」と思いました
(さすがアップル)。

そんなことがあり、ようやく私の電脳ライフが元に戻ったと思ったら、
今度は電話で10年余に渡り使用してきたクラシックの携帯(ガラケー)に
重大な出来事が起きました。
さすがに老朽化で使用継続に支障が生じる状況になってしまったのです。

ちなみに、私はiPhoneとガラケーの2台使いでした。

よく「2台持ちは不便では?」と聞かれますが、メールが1日100通ほど
ですから、大型iPhoneでメールを見ながら、ガラケーでテレフォン
ミーティングということがけっこうあり、私には便利です。

そのガラケーですが、さすがに10年余の激務によってところどころ破損し、
私は応急処置のつもりで絆創膏をつけたりしたのですが(人間みたいですね)、
その絆創膏をそのままにしておいたら、時の経過で微妙にこすれて変色し、
なにやらきれいなシールのようになっておりました。

そのガラケーもついに退役を余儀なくされるという事態になり(下取りには
出しません)、大型iPhoneと同じ通信会社の通常サイズのiPhoneに切り替え、
iPhone2台持ちとなった次第です。

ここで「めったにないこと」がおきました。

ガラケーからチェンジしたiPhoneで「発信者番号通知」の切り替えの
ボタンが「見当たらない」のです。
ちなみに、大型iPhoneにはそのボタンがあります。
他の人のiPhoneにもそのボタンがあります。
ですが私のガラケーチェンジiPhoneには「見当たりません」。
当然iOSも最新バージョンにしています。

それなら、いろいろお世話になったアップルサポートセンターに聞けば
いいと思って電話したら、電話にでたサポート係の人もわからず、
「上級者に確認に行ってきます」とのこと。

そしてついに出た回答は
「アップルの作業ではなく通信会社の作業になります。通信会社に
お問い合わせ下さい。」。

そこで、通信会社に電話すると、状況を理解してもらうのに時間がかかり
ましたが(発信者番号を知らせたくないときは「184をつけてください」
との回答までもらったのですが)、他のiPhoneにあって自分のiPhoneに
ないのは公平ではないので調べてほしいとお願いしたら、その言い方に
説得力があったようで、本格的に調べてもらうことができました。

それから1~2時間ほどして判明したのですが、極めてまれなことらしい
のですが、原因は通信会社で設定しておくべき設定作業をしていなかった、
ということでした。

通信会社の電話口の人は私に怒られると思ったのか慎重な口ぶりでしたが、
私も彼が一所懸命になんとかしようという気持ちで動いたことがわかり
ましたし(気持ちは電話からも伝わる)、それよりも、我ながらよく動いて
「まれな事態」に対応できたな、と少しうれしくなりました。

やはり、おかしいと思ったら、面倒でも四方八方手を尽くして、
自分の知らないことは知っている人に教えてもらい、直すべきところは
直した方がよいということですね。

それと、Apple Watch、大型iPhone、ガラケーからのiPhone交換、と
立て続けにデジタル機器の交換作業になって、それも結構複雑で時間と
労力をつかったので、すこし気が滅入るところがあったことは確かです。

でも、ここは考えようです。

「ここまで続くと言うことはあまりないことだから、
これからしばらくは悪いことはおきないぞ。
今後のことを考えるとツキとか運にめぐまれるかもしれないぞ。
かえって良かったな。」

と思うことができました。

何があっても気の持ちようです。

「面倒が続いた。めったにないことが自分におきたようだ。
自分はなんて不運なんだろう。」

という気持ちになれば、その思いが、よりいっそうの不運、不幸を
呼び寄せるに違いありません。

他方で、

「よかった。これからツキがよくなるぞ。これは良い兆しだ。」

と思い込めば、思い込んだように良いことがおきるような気がします。

ただ今回の私の件で問題がまったくないわけではありません。

ガラケーをiPhoneに交換したのですが、ガラケーの電話番号とお名前の
データをiPhoneに移行することができませんでした。
そこで、しばらくの間は私の携帯電話にお電話をいただいても、
「もしもし、どなたですか?」という間の抜けたことをお聞きするかも
しれません。どうかご容赦ください。

それとこのメルマガを書いている時点では、iPhoneでの通話に
なれておりません。もしかしたら、通話途中で切ってしまうとか、
すこしドタバタがあるかもしれません。
直ぐになれると思いますので、あわせてご容赦をお願いいたします。

今回は前々回のリンカーン、前回のチャップリンとはトーンが大きく変わり、
一市民である私のデジタルライフでおきた出来事を題材にして考えて
みましたが、いかがでしたでしょうか。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫