【第105号】◆猛暑続きでも、秋の虫が鳴き始めています。~日ざしはだんだんと短くなり、秋の足音が聞こえています~

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 今月のメルマガ     2024年8月号
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◆猛暑続きでも、秋の虫が鳴き始めています。
~日ざしはだんだんと短くなり、秋の足音が聞こえています~
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皆様

皆様もお元気でお過ごしのことと思います。
私も元気です。
ただ、すこし夏バテになっています。
でも、だんだんと秋になっていることを感じていますから、
今の蒸し暑さと少しの夏バテも、季節感があっていいなと思っています。
秋風と食欲の秋が今から楽しみです。

ところで今年は9月27日に自民党の総裁選挙
(日本の新しい内閣総理大臣が決まる)、
11月5日にアメリカ大統領選があります。

自民党総裁選では候補者11人という報道もあり、
このメルマガ原稿執筆時では誰が勝つか
全く予想できない状態のようです。

アメリカ大統領選も、「もしトラ」
(もしもドナルド・トランプ氏が大統領になったら?)から、
トランプ氏有利という下馬評になって、特にトランプ氏襲撃発砲事件以降は
「トランプ氏当選確実」の状況になりました。
それにあわせて、日米の政界財界はトランプ大統領体制を
前提に将来予想を考え始めたようでした。

それが、カマラ・ハリス副大統領が大統領選候補になってから
風向きが変わり、現在では、全くの互角、
またはハリス氏有利の評価も出始めたようです。
しかし、選挙線は終盤にむけて、巻き返しや急変もあるでしょうから、
本当に各州の最後の投票結果が判明するまで
「誰が大統領か、はわからない」かもしれません。

誰がアメリカ新大統領になっても、
日本にダイレクトで大きな影響を及ぼします。
その影響を受ける日本も、誰が内閣総理大臣になるかで、
影響の受け方、対応の仕方が大きく異なることでしょう。

選挙は巨大なエンターテインメントの面もありますが(だから選挙は面白い)、
今年の日米両国の大統領選と自民党総裁選は、
日本で暮らす我々にとって、現在の日常生活、
来年以降の見通しや計画等を左右する大きな政治イヴェントになります。

日本は30年の長期デフレで体力を大きく落としました。
その影響は大変大きなもののようです。
ですから、企業も個人も、稼ぐ力を高めて、
賃金と所得を高めて、社会インフラを整備して、
国防力を高める必要があると思っています。

少し前までは、国防というと、「戦争反対! 平和を!」
と言われましたが、ウクライナはロシアから一方的侵略を受け、
現時点でロシアの侵略戦争は継続中です。

遠くない将来で、中国が台湾占領(台湾戦争)
をする可能性がある(高い)という話も聞きます。
私は岸田首相の政治功績には批判的ですが、
国防費を大幅に増やして日本の現実的平和維持力を高める努力をしたことは、
他の首相ができなかった「大きな功績」ではないかと考えています。

どうか10年先、20年先、30年先、いやいや100年より先まで、
日本が他国から侵略されずに平和で、
各人が大なり小なりの自分の悩みをかかえながらも、
国家的大不幸にならずに、「各々の人生」を全うできる国であってほしい、
と思っております。

まさに、誠と愛と調和、そして平和、の世の中であってほしい、
そのように念じております。

吉田良夫