
【第111号】◆~AI社会に突入し、後戻りはしない ~~教えてもらうには、どうしたらよい? ~
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今月のメルマガ 2025年2月号
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◆~AI社会に突入し、後戻りはしない ~
~教えてもらうには、どうしたらよい? ~
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皆様
2月は寒い月でしたね。
私は北国の出身ですが、東京暮らしがはるかに長くなりましたので、
すこし気温が下がるだけで「さむいなぁ」と感じてしまいます。
しかしながら、寒い時期がないと猛暑高温ばかりになりそうで、
寒い時期があるから季節の変化を感じることができます。
寒いというのもありがたいことです。
体調を崩しやすい時期ですので、
体のケアも忘れずにお過ごしください。
ところで、世の中の変化のスピードが速くなり、
この先はどうなるんだろう?と思うことがよくあります。
特にAIに関してそのように思います。
AIは人工知能と言われていますが、グーグルで「AIとは何か?」
を検索しますと、グーグルのAIが以下のように回答してくれました。
…
AI による概要
AI(エーアイ)とは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略で、人間の知能をコンピューターに再現した技術やソフトウェアの総称です。
【AIの特徴】
• 自ら学習・理解し、状況に合わせた選択ができる
• 人間には扱いきれない大量のデータを処理しながら、常に一定の作業を続けられる
• 自己学習能力を備えているため、人間が経験を積んで知識を蓄積するように、AIも自ら学習することで知識をさらに広げていくことが可能
…
現時点でAIは我々の生活の中にさまざまに組み込まれていて、
AIから離れて社会生活を営むことはできない状態のようです。
そうすると、
自分にとって使いやすいAIを、
使いこなすことができる範囲で使ってみる、
使い方については、適切なプロンプトを
いれることが最初の関門のようです。
プロンプトとは、AIを使う(対話する)際の
利用者が入力する指示や質問のことです。
AIから適切な回答やヒントを得ようと思ったら、
明確で具体的なプロンプトを入力する必要があり、
そこが使いこなしの「腕の見せ所」のようです。
また、仕事でAIを使用する場合は職場(会社等)が
利用ルールを定めるところもあるでしょうし、
これから利用ルールを定めるところが増加するはずです。
利用ルールの厳守は大事なことです。
そして、AIを使って仕事の書面や情報整理をする場合は
ご自分の職場の情報漏洩などに細心の注意が必要です。
それだけではありません。AIを利用して作成したものが
他の方の著作権を侵害しないかという問題も
十分意識する必要があります。
著作権侵害については例えば文化庁著作権課の令和5年6月の
セミナーテキスト「AIと著作権」が参考になりそうです。
大事な点なのでこのテキストの43ページを抜粋してご紹介します。
・《生成・利用段階》AIを利用して生成した場合でも、
その利用が著作権侵害となるかは、
人がAIを利用せず絵を描いた等の場合と同様に判断されます。
※令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」(令和5年6月 文化庁著作権課)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/pdf/93903601_01.pdf
ところで、AIにデータ入力してプロンプトで回答を得る場合は、
入力したデータが無制限に共有される設定なのか、
共有されない設定になっているかを十分確認して、
入力データの情報管理を適切に行う必要があります。
この辺になると、設定を確認して安全に利用できる方ばかりではなく、
どういう状態になっているかわからない、
という方が多いのではないかと思います。
そこは知っている人、対応できる人に、
見てもらう、教えてもらうことが大事です。
これはパソコンやパソコンソフトの使い方を覚えるとき、
トラブルを解決する時と同じではないかと思っております。
私は、質問して、教えてもらって、使えるようになる
(使うレベルは不十分かもしれませんが)側の人間ですから、
「素直に、謙虚に、丁寧に」学ぶ心構えが必須です。
近くに教えてくれる人はいない、という方も、
あせらずに周囲を見渡してみれば、
教えてくれる人は見つかると思います。
教えてもらう際のポイントは、
さきほどの「素直に、謙虚に、丁寧に」ではないかと思っていますので、
この3つを意識すれば、私と同様の方も
AI時代についていくことができるはずです。
そして、スマートフォンが日常生活や仕事の必需品になったように、
いつの間にかAIがないとやっていけないという状態になることでしょう。
社会はAIを使う時代になりました。
生まれた技術は後戻りはしない(できない)のが歴史の常です。
私も「素直に、謙虚に、丁寧に」をしっかりと意識して、
教えてもらいながら少しずつ進化していこうと思っております。
吉田良夫