[第23号] ついに10秒の壁をこじ開けた!!
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吉田良夫メールマガジン [第23号]
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今月のメルマガ 2017年9月
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◆ついに10秒の壁をこじ開けた!!!
~やればできる 必ずできる 信念は実現する~
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皆様
前回の8月のメルマガの時は気温が高かったのですが、その後、
予想に反して日照時間が少ない冷夏となってしまいました。
農業の方、観光業の方、気温が高くないと売れない業種の方にとっては
厳しい夏になったのではないかと心配しております。
もしも江戸時代でしたら、お米や野菜が育たず、年貢の取り立てと
日々の食事に困窮し、飢饉になったかもしれません。
今後の天候と景気の回復を心に念じております。
さて、今回は9月9日(土曜日)に飛び込んできたスプリンターの
桐生祥秀選手の「9秒98」の快挙を皆様と一緒に喜びたいと思います。
私ですら本当にうれしいのですから、陸上をされている方や陸上に
関わっている方にとっては、本当に興奮し、喜ばれていることと思います。
そして、1回でも日本人選手が公式記録で10秒の扉を
こじ開けたのですから、今後は桐生選手だけでなく、他の有力選手も
10秒の壁を突破する予感がします。
日本人同士が9秒台で争う時代の到来です。
私は、日本人の有力選手がこれまで10秒の壁を突破できなかったのは、
深層心理が「10秒の壁を突破するのはとても難しい」と
思い込んでいたからだ、と考えておりました。
桐生選手は
「1回9秒台を出したのだから次も9秒台を出せる」
と思うでしょう。
つまり、9秒台は本人にとって「できて当たり前」のことになりました。
ライバルの有力選手たちも、
「桐生選手ができて自分にできないはずがない。
9秒台はできて当たり前のことだ。」
と思い込めるはずです。
これからは、桐生選手もライバルのスプリンターたちも、
9秒台を身近な世界として競っていくものと思います。
このことは、野茂英雄投手のメジャーリーグでの大活躍とその後の
日本人選手の活躍からもいえると思うのです。
私の勝手な考え方をお聞きください。
皆様ご承知のとおり、野茂英雄選手は大リーグに渡り、2度の
ノーヒットノーランを含む大活躍をして、「メジャーリーグでの大活躍」
という扉をこじ開けました。
それにより、多数の日本人選手が「俺にもできる」「彼にできて俺に
できないはずがない」という気持ちになって、
潜在意識のレベルで「できる」という気持ちになりました。
その結果として、日本人の有力選手にとってはメジャーリーグでの
大活躍は「できて当たり前」の時代になったと思っております。
したがって、100メートル走も、メジャーリーグと同じ現象になる
のだろうというのが私の見方です。
これまで「できなかったこと」であっても、心が深く信念して
正しい努力をすれば、そのうちに潜在意識が「できて当たり前」と
思い込みます。
そうしますと、日頃意識している顕在意識(実在意識)が
「だめだ、できない」などという余計なことを考えなくなりますから
(邪魔をしなくなりますから)、潜在意識が知らず知らずのうちに
最高の結果を出すためのすばらしい調整をしてくれます。
その潜在意識の力により、その人が本来持っている大いなる力が
自然と発現し、一見不可能と思えることもできてしまう。
私はそのように考えております。
そして、この状態こそが、スポーツの世界で言われる
「Zone(ゾーン)」の状態の真相だと(私は勝手に)考えています。
一見できないと思えることでも、できるはずだと信じて、
正しい努力を続けていけば、心の奥深いところで深層心理が変わって、
「もうできる」
「できて当たり前」
と思うようになる。
そうなればしめたもので、できないと思い込んでいた重い扉を
こじ開ける「強い力」が自然と出てくるようになる。
そして、念願を達成することができる。
しかも、その念願を達成する力は特別な人だけに備わっているものではなくて、
誰にでも生まれながらに備わっている。
特別の人だけに備わった特別の力ではない。
誰でも自分の壁を突破する力を持っている。
私はそのように思っております。
今回は桐生選手の快挙に感動しましたので、私なりのお祝いの気持ちを込めて、
今月のメールマガジンを書かせていただきました。
これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
吉田 良夫