【第62号】緊急事態宣言の解除と継続的な感染予防の必要性

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今月のメルマガ              2021年3月号
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◆緊急事態宣言の解除と継続的な感染予防の必要性

~ウェブ会議の効果的活用~

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皆様

いかがお過ごしでしょうか。
土日は桜を愛でようと多くの人が桜の名所に出かけ、
まさに桜のシーズンとなりました。
そして、緊急事態宣言も解除されました。

しかし、感染抑止については、ご承知のとおり、
安心できる状態ではなさそうです。
緊急事態宣言が解除されても、
各自の心がけと実践による感染防止対策の継続は不可欠だと思います。

私の事務所では、所内の感染防止策をかなり徹底的に実行し、
出社率も常時6割以下の状態(テレワーク勤務の併用)
にしながら、業務効率の向上を考え、実行してきました。
この方針は、必然的に、IT化の促進強化を意味します。

そのため、昨年3月ころから始まったIT化は、
自分でいうとおこがましいのですが、
「IT革命」とも言うべき所内改革になりました。
まさに去年の3月ころから、わずか1年間で、
事務所の業務のデジタル化がかなり促進しました。

役に立つなら勇気を出して現状を変え、
変えてはいけない部分だと判断したら従来からの方式を厳守する、
という柔軟な思考が大事だと思っています。

例えば、ウェブ会議です。
今までは、大事な話は、お互いに時間を消耗しながら
場所移動して、相手を招き、相手のエリアに出向き、
顔を合わせてリアル会議をすることが当然でした。

しかし、現在では、ウェブ会議により、
地理的要素(場所が遠い)は会議の制約になりません。
場所が離れていても支障なく会議ができる、と実感できるようになったからです。

また、大事な会議は顔を合わせて、
という「会議鉄則」も、
かなり変化したように思います。

なぜなら、日本でも、この1年間の経験で、
「非常に重要な会議であってもウェブ会議で行うことができる」
とわかったからです。

そのため、会議は、
日時の調整(準備時間の調整も含みますが)がつけば
実行できるものになりました。

(ヘッドセット、イヤホンマイク、マイクをミュートにすること、
相手の画面上で自分の顔が暗く陰気に映ることの防止策としての
照明ライティング、といった多少の技術的要素はありますが、
これらは直ぐに導入し、覚えることができます。)

対立的要素、多人数要素を伴いがちな
ユニオンとの団体交渉ですら、
コロナ禍以降は、
すべてウェブ会議で行っております(当事務所の場合ですが)。

ユニオンもウェブ利用により日程調整がしやすくなり、
特に全国エリアのユニオンにとっては、
全国どこでも団体交渉が実行可能になるという意味で、
ウェブ利用はメリットがあるのだろうと推察しています。

まだ、ウェブ会議はどうも…という方もいらっしゃいます。
しかし、緊急事態宣言が解除となっても、コロナ対策の必要性・
重要性は変わりませんので、遠隔地でも、都内でも、
ますます便利なウェブ会議を活用したいと思っております。

ところで、メルマガ2月号に続いてのことですが、
今月3月18日(木曜日)朝刊に、
「事業承継M&A弁護士50選」として
吉田総合法律事務所のご紹介記事を掲載いたしました。


常にクライアントの立場になり親身になって
「幸福の創造と不幸の縮減」を実現いたします。

これが私と所員の気持ち、考え方です。

また、もしリーガルフォースのインタビュー記事を
お読みになっていない方がいらしたら、
以下のリンクをクリックしてお読み頂けますとうれしいです。
https://yoshida-law.us11.list-manage.com/track/click?u=9b78c20553f238da5c697d1d4&id=8a7ef3893a&e=195a2b61c0

これからも、皆様のお役に立てるよう、
より一層心を込めて努めさせていただきます。

私どもで何かお役に立てることがございましたら、
遠慮なくお申し付けください。
どうかよろしくお願い申し上げます。

吉田良夫