【第107号】◆~カラス 会話してるんだ ~~ カラスの生存の智恵はすばらしい! ~

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 今月のメルマガ     2024年10月号
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◆~カラス 会話してるんだ ~
~ カラスの生存の智恵はすばらしい! ~
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皆様

10月に入り、日が短くなりました。
秋だなぁと思っても、妙に暑い日が続いたりして、
どうしても地球温暖化や気候変動を意識してしまいます。

ところで、パソコンのデータ整理をしておりましたら、
2020年3月17日の読売新聞朝刊で
「カラス 会話してるんだ」という見出しの記事を発掘しました。

以下は記事中で私が面白いと思った部分です。
・カラスの鳴き方には十数種類あり、様々な意味がある。
・「カア」「カア」と鳴きあうことで
同じ群れの仲間かを確かめたり、
相手との距離や飛んでいる方向を把握したりしている。
・「カアカアカア」と連続した鳴き声で
えさの場所を仲間に知らせている。
・新しいえさを見つけると、「カアカアカア」
と鳴いて仲間を呼び集め、一緒にえさを食べる。

・カラスが人間の生活圏に姿を現すのは、
効率よくえさにありつくためだ。
・高カロリーのフライドチキンやマヨネーズなどが好み

カラスは人間のような思考や思索を重ねることはなく、
複雑な感情もなく、
本能的に生きて暮らしているのだろうと思います。
しかし、えさを独り占めしないで、
群れの仲間を集めて一緒に食べる、
というのですから、
なんと立派な本能でしょうか。

以下は私の推測ですが、
みんなでえさを探し会う方が、
自分だけでえさを探すよりも多くのえさにありつける、
えさをめぐって他の群れと争いになりそうなときも、
自分の群れで力を合わせて闘った方が勝てる、
という「生きるために大事なこと」に本能的に気づいて、
このような行動をとるようになったのではないか?と思います。

そういえば、ライオンも群れで狩りをして獲物を食べるそうです。
ただ、ライオンの場合はボスライオン
(雄ライオン)が最初に腹一杯食べ、
その後で第二順位、第三順位のライオンが食べるそうです。
最後のグループはあまり食べられない、
ということもあるそうです。

どちらも自然の中で種族として
生き抜くための方法(種族最適方法)ですから、
どちらが良くて、どちらが悪い、
ということはいえません。

それでも、カラスの生存のための智恵はすばらしい、
カラスさん、あなたは偉い!
となんだか「うれしい気持ち」になりました。

そういえば、カラスをテーマにした童謡の
「七つの子」は素晴らしい名曲ですね。
~からす なぜなくの からすはやまに〜♪

カラスと近い距離で接すると、迫力がありますが、
群れ同士でお互いに助け合い生存していこうという本能は、
いいなぁ、
と思いました。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

吉田良夫

【第106号】◆~夏の心身のコンディション作りの大事さ ~~ 自分の心と体を自分で守る ~

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 今月のメルマガ     2024年9月号
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◆~夏の心身のコンディション作りの大事さ ~
~ 自分の心と体を自分で守る ~
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皆様

お元気でお過ごしのことと思います。
長かった猛暑も、ようやく秋の移ろいとなり、
食欲の秋、スポーツの秋、
芸術の秋といった様々な秋を楽しめそうです。

ところで猛暑続きで、食欲を落としたり、
睡眠不足になったりという方が
たくさんいらっしゃったのではないかと思います。
私も猛暑で食欲を落とした時期があり、
すこし苦労しました。
私にとっても夏に体調を崩さないように、
心身のコンディションを整えることはとても大事になっております。

私が、夏の体調管理で意識している3箇条は、
1 アルコールを飲みすぎないこと、
2 睡眠の時にエアコン温度をやや高めにして一晩中切らないこと、
3 水分不足防止のためにペットボトル2本分の水は必ず飲むこと
などです。

特に睡眠時のエアコンの使い方は
数年前と比べて大きく変わりました。
以前は一晩中つける事はしませんでしたが、
ここ数年は体調管理のためにこの方法をとっています。

人間の体はだんだんと変化します。
老化と言えばそれまでですが、
変化は誰でも何にも必ず起きます。
大事なのは、
その変化に対応できる方法を見つけ、
自分なりの生活スタイルを探して、
その時点で少しでも快適な生活ができるように努力することではないかと思っています。

これは、自分の心と体が
「安心して喜ぶような生活環境」を自分で見いだし、
「自分を守る」ということかもしれません。

また、私の場合は、大変幸せなことに、
60代後半に入っても仕事があり、
大変素晴らしいチームメンバーがいます。
そしてチームメンバーは若く、
生命力に溢れ、活気に満ち満ちています。

この「身近な周囲」と言う外部環境は、
私の無意識の領域で、私を盛り立て、
私の内部にある力を引き出してくれています。

何と言う幸せでしょうか!

今月は2回ある三連休でも全くメルマガに着手できず、
配信日を後ろにずらしても書くことが思い浮かばず、と言う状態でした。

そこで、自分自身に問うて、
今 何か感じていること、
今 何か思っていることを教えてください、
と頼んだら、このような文章が出てきました。

今年もあと3ヶ月です。
3ヶ月過ぎたら来年になり、
2025年です。
1日1日を大切に大事に、
楽しく愉快に過ごして参りたいと思います。
これからもどうかよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

吉田良夫

 【第105号】◆猛暑続きでも、秋の虫が鳴き始めています。~日ざしはだんだんと短くなり、秋の足音が聞こえています~

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 今月のメルマガ     2024年8月号
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◆猛暑続きでも、秋の虫が鳴き始めています。
~日ざしはだんだんと短くなり、秋の足音が聞こえています~
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皆様

皆様もお元気でお過ごしのことと思います。
私も元気です。
ただ、すこし夏バテになっています。
でも、だんだんと秋になっていることを感じていますから、
今の蒸し暑さと少しの夏バテも、季節感があっていいなと思っています。
秋風と食欲の秋が今から楽しみです。

ところで今年は9月27日に自民党の総裁選挙
(日本の新しい内閣総理大臣が決まる)、
11月5日にアメリカ大統領選があります。

自民党総裁選では候補者11人という報道もあり、
このメルマガ原稿執筆時では誰が勝つか
全く予想できない状態のようです。

アメリカ大統領選も、「もしトラ」
(もしもドナルド・トランプ氏が大統領になったら?)から、
トランプ氏有利という下馬評になって、特にトランプ氏襲撃発砲事件以降は
「トランプ氏当選確実」の状況になりました。
それにあわせて、日米の政界財界はトランプ大統領体制を
前提に将来予想を考え始めたようでした。

それが、カマラ・ハリス副大統領が大統領選候補になってから
風向きが変わり、現在では、全くの互角、
またはハリス氏有利の評価も出始めたようです。
しかし、選挙線は終盤にむけて、巻き返しや急変もあるでしょうから、
本当に各州の最後の投票結果が判明するまで
「誰が大統領か、はわからない」かもしれません。

誰がアメリカ新大統領になっても、
日本にダイレクトで大きな影響を及ぼします。
その影響を受ける日本も、誰が内閣総理大臣になるかで、
影響の受け方、対応の仕方が大きく異なることでしょう。

選挙は巨大なエンターテインメントの面もありますが(だから選挙は面白い)、
今年の日米両国の大統領選と自民党総裁選は、
日本で暮らす我々にとって、現在の日常生活、
来年以降の見通しや計画等を左右する大きな政治イヴェントになります。

日本は30年の長期デフレで体力を大きく落としました。
その影響は大変大きなもののようです。
ですから、企業も個人も、稼ぐ力を高めて、
賃金と所得を高めて、社会インフラを整備して、
国防力を高める必要があると思っています。

少し前までは、国防というと、「戦争反対! 平和を!」
と言われましたが、ウクライナはロシアから一方的侵略を受け、
現時点でロシアの侵略戦争は継続中です。

遠くない将来で、中国が台湾占領(台湾戦争)
をする可能性がある(高い)という話も聞きます。
私は岸田首相の政治功績には批判的ですが、
国防費を大幅に増やして日本の現実的平和維持力を高める努力をしたことは、
他の首相ができなかった「大きな功績」ではないかと考えています。

どうか10年先、20年先、30年先、いやいや100年より先まで、
日本が他国から侵略されずに平和で、
各人が大なり小なりの自分の悩みをかかえながらも、
国家的大不幸にならずに、「各々の人生」を全うできる国であってほしい、
と思っております。

まさに、誠と愛と調和、そして平和、の世の中であってほしい、
そのように念じております。

吉田良夫

【第104号】◆夏期休暇のお知らせ~吉田総合法律事務所は8月10日から18日までお休みです~

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 メルマガ特別号     2024年8月特別号
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◆夏期休暇のお知らせ。
~吉田総合法律事務所は8月10日から18日までお休みです~
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皆様

ついにオリンピックが開幕しました。

セーヌ川の開会式は雨になってしまいましたが、
それでも素晴らしい開会式でしたね。
さすが芸術の都パリだと感動感服しました。

思い返せば、東京2020のときはコロナ禍のため
開催反対派が厳しい意見を発信する、
国論二分という様相でした。
それでも、私は東京オリンピックを実行して
良かったと思っております。

そして現在はコロナと共存の時代になりましたから、
多くの方がご自分の興味のある種目を
楽しんで観戦しているだろうと思います。
私も時間の中でオリンピック観戦を楽しんでおります。

ところで、タイトルで書かせていただきましたとおり、
夏期休暇シーズンになりました。

吉田総合法律事務所も、
「8月10日(土曜日)から18日(日曜日)まで」
お休みとさせていただきまして、
19日(月曜日)から業務再開といたします。

この期間中も通常通り業務をされているお客様もいらっしゃいますので、
ご迷惑をおかけすることになって恐縮しておりますが、
どうか夏期休暇ということで、よろしくお願いいたします。

吉田良夫

 【第103号】◆猛暑です。よけいに元気が出ます!~訪日客3500万人 旅行消費額8兆円報道を読んで考えたこと~

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 今月のメルマガ     2024年7月号
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◆猛暑です。よけいに元気が出ます!
~訪日客3500万人 旅行消費額8兆円報道を読んで考えたこと~
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皆様

ついに梅雨明けです。
そして、やっぱり猛暑です。
最近の猛暑は、体のケアをしないと
熱中症になりそうなほどの危険な高温です。
私も猛暑というと、
どうしてもマイナスのイメージが浮かんでしまいますが、
そういうときには、
中村天風先生の次の言葉を思い出すことにしています。

「暑いなあ~、やりきれないな」でなく
「暑いなあ~よけいに元気がでるなあ」と言いなさい。

この言葉は、「中村天風成功手帳」の付録部分に
掲載されている言葉ですが、
素直に口に出してみると、
暑さでしおれそうな状態でも
不思議と元気が出てきます。
みなさまも、いかがでしょうか。

ところで、7月20日(土曜日)の日本経済新聞朝刊1面に
訪日客に関する記事が掲載されています。
この記事では、
「観光立国推進閣僚会議で岸田文雄首相は
『24年は過去最高を大きく更新して3500万人、
旅行消費額8兆円が視野に入る勢いだ』と述べた。」
「政府は30年に訪日客数6000万人、
消費額15兆円との目標を掲げる。
訪日客は自動車に次ぐ輸出産業となり2本経済を支える柱だ。」
という驚異的な経済数値を報道しています。

しかし、その負の側面として「一部の地域では混雑による
オーバーツーリズム(観光公害)やマナー違反が増えている。」
という報道記載もあります。

ここからは私の実体験と私なりの
情報に基づく記載になります。

箱根では受け入れ可能人数を上回る観光客
(訪日客と国内観光客)が押し寄せていて、
登山鉄道・ロープウエイの箱根ゴールデンコースは大混雑、
路線バスも訪日客が大きなスーツケース帯同で乗り込むため、
車内がギューギューで、乗り降りや支払いに時間がかかる、
という状態になってしまい、各停留所の予定時間を
大幅に遅れることがあたりまえ、のようです。

それなら「タクシーを使う」と言いたいところですが、
今の箱根では空車タクシーはなかなか(ほとんど)見つかりません。
箱根で空車タクシーをみつけて乗車できるのは
極めてラッキーという状態のようです。

マイカーを使っても、宿泊先のホテルや旅館では宿泊客として
駐車場を利用できますが、観光場所で駐車場の空きは非常に少なく、
駐車場空きをまって延々と待機する、という状態のようです。

以上は私の実体験と箱根で働いている現地の方から聞いた内容です。

どうして政府は観光地のタクシー不足状態の軽減のために、
観光地特例のタクシー増車措置を実行しないのでしょうか。
観光地が適切な移動手段を提供できなくなると、
訪日客も楽しめませんから不満ばかり残り、
口コミ評価などが悪化して、
観光地の価値が大きく毀損することになりかねません。

箱根だけではありません。
都内銀座線が一番典型ですが、大きなスーツケースをもった
観光客が多数いると、狭い車内はより混雑します。
以前は料金数千円だったビジネスホテルが、
今では訪日客がたくさん利用するからということで
(需要と供給の経済原理という意味ですね)、
2万円でも宿泊できないくらい高額になった、
という話しも聞きました(従来からのユーザーにとって大迷惑な話です)。

秋葉原は訪日客の人混みでとても歩きにくくなりました。
私は以前の秋葉原の方が好きです。

WEBニュースでも、今年の7月10日配信記事で、
「スペイン 観光客に『帰れ』と水鉄砲攻撃
オーバーツーリズムに住民3千人が怒りのデモ」という記事が
掲載されています(まだ検索できます)。
水鉄砲攻撃の地元住民の気持ちは推察できます。

そして、暑い地域でしょうから、
ぬれても直ぐ乾く水鉄砲というのがユーモラスで面白かったです。

日本政府も税収のことばかり考えず、
インバウンド訪日客のプラス面だけでなく、
マイナス面も真摯に受け止め、市民が満足感のある生活を
営めるようにすべきだと思うのですが、皆様はいかが思われますか。

ところで、先月号でご紹介した吉田総合法律事務所)のX(旧Twitter)ですが、
不慣れながらも、少しずつ投稿しております。


フォロワーの方もできてきました(ありがとうございます!)
このメルマガを見てX(旧Twitter)に気づかれた方がいらしたら、フォローをしていただけると大変うれしいです。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

【第102号】◆吉田総合法律事務所がX(旧Twitter)を始めました!~私もメルマガとX(旧Twitter)の両方で情報発信します!~

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 今月のメルマガ     2024年6月号
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◆吉田総合法律事務所がX(旧Twitter)を始めました!
~私もメルマガとX(旧Twitter)の両方で情報発信します!~
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皆様

いかがお過ごしでしょうか。
ようやく6月21日(金)に関東甲信、東海、
近畿地方の梅雨入りです。
日本経済新聞2024年6月22日(土曜日)
朝刊38面に遅い梅雨入りの記事がありました。

記事によると、各地方の梅雨入りは
平年よりかなり遅かったのですが、
梅雨明けは平年並みかもしれず、
短い梅雨の間に激しい雨が続く可能性もあるそうです。
記事中では日本気象協会の、
「短期間で大量の雨が降ると、災害の危険が急激に高まる恐れがある」
というコメントもありました。

最近は線状降水帯による
大雨災害の報道をよく見かけます。
今年の梅雨時期は大雨災害に
巻き込まれない注意も必要になりそうですね。

さらに梅雨明けは「ラニーニャ現象」
が発生して猛暑の予想です。
「ラニーニャ現象」はネコの鳴き声を
連想させるかわいい語感ですが、
2023年の猛暑はこれが原因でした。
今年も2023年に続いてかなり
厳しい猛暑になるということですね。
みなさま、今年の夏も猛暑対策、
熱中諸対策をしながらご自愛ください。

ところで、X(旧Twitter)ですが、
前々からやってみようかと思っていながら踏み切れずにいました。
しかしメルマガも前回で101回目配信ができましたし、
そこで、100回配信記念のような気持ちで、
なにか新しいことをしてみよう、と決心した次第です。

能書きはこのくらいにして、まずはXを見てください。
そして、フォローをしていただけると大変うれしいです。

Xですからメルマガより配信頻度を
多くしたいと思っています。
今は最初ですからすこし頑張っていますが、
実際に投稿配信しながら、Xの配信頻度が
定まるような気もしています。
どうかXもよろしくお願いいたします。

吉田良夫

【第101号】◆東京は世界主要都市40のなかで4番目に安い都市(大ショック!)~安いことはいいことだ……ではない!……なんとかしないと!~

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 今月のメルマガ     2024年5月号
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◆東京は世界主要都市40のなかで4番目に安い都市(大ショック!)
~安いことはいいことだ……ではない!……なんとかしないと!~
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皆様

いかがお過ごしでしょうか。
私は1月の始めに、少しきつめのギックリ腰になってしまい、
それから回復したつもりでしたが、先日、
ふたたび腰を痛めてしまいました。

ギックリ腰は、なにかの弾みに「ギグッ」
とくるものだと思うのですが、
今回は仕事で座っていて、
モノを取りにたちあがって歩いたら、
「あれ? おかしい……」という違和感が出て、
仕事を終えて帰る頃には、「痛くて歩けない……」という状態になってしまいました。

今回のぎっくり腰のきっかけは、おそらく前日に
少し重い重量のリュックサックを背負って、
新幹線と在来線の片道2時間弱の場所に出向いたことです。
しかし、真の理由は、
1月ギックリ腰(理由は筋トレの負荷荷重)
が治った後で、夕食後運動が、
夕食ビールになってしまい「筋トレサボり」
になったこと(第一の理由)、
1月ギックリ腰からタクシー生活になってしまい、
歩くという人間の基本活動が大幅に疎かになったこと(第二の理由)、
だと考えました。

能弁な解説者であるより、
愚直な実践者の方がはるかに良い人生になります。
しばらくは、消炎鎮痛剤(飲み薬 湿布薬)とクンバハカ
(中村天風財団直伝の心身鍛練法)で回復に努め、
体が普通に動くようになったらタクシーは最小限にとどめ、
「歩行と運動の生活」をするつもりでおります。

以上は私の近況ですが、次はもっと大きな
「近況」を確認したいと思います。
私は、最近テレビで、日本の現状についての
ショッキングなニュースを見ました。
まずはニュースの内容のご報告です。
英国にホリデー・マネー・レポートという
ニュース媒体があるそうです。
そこが世界40都市の滞在費用比較として、
「安い都市ランキング」を出したそうです。

世界で一番安い主要都市は、
ベトナムのホイアンです。
有名なリゾート地だそうです。
世界で2番目に安い主要都市は南アフリカのケープタウンです。
世界で3番目に安い主要都市はケニアのモンバサです。
そして、涙がでるニュースですが、
世界で4番目に安い主要都市は「東京」です。
テレビニュースではここまでだったので、
その後に、ネットでこの情報を調べました。
1~10位は以下の通りでした。

1位 ホイアン(ベトナム)
2位 ケープタウン(南アフリカ)
3位 モンバサ(ケニア)
4位 東京(日本)
5位 アルガルヴェ(ポルトガル)
6位 シャルム・エル・シェイク(エジプト)
7位 サニービーチ(ブルガリア)
8位 クタ(インドネシア・バリ島)
9位 マルマリス(トルコ)
10位 パフォス(キプロス)

40都市すべてを確認したわけではありませんので、
東京が、上海、北京、台北、ソウル、マニラ、バンコク、
ヤンゴンなどより「安い都市」なのかどうか、
わかりませんが(認めたくありませんが)、
バリ島(8位)より東京(4位)が「安い街」という認定らしいです。

これが東京と日本の「リアルな現実」なのでしょうか。
どうりで、インバウンド300万人(直近調査)が日本に殺到するわけです。
日本の中では東京が一番お金のかかる場所です。
つまり、日本全体が、「チープランド」、「安い場所」という意味です。
みすぼらしくて、涙がでてきます。

誰が、東京を、日本をここまでひどい
「チープ都市、チープカントリー」にしたのだ?……
日本のこれまでのデフレと低成長、
安いことはいいことだ、値段を上げてはいかん、
値段をあげると買ってもらえない、
年功序列と事実上の年代にあわせた賃金保証、
等々が日本の経済弱化を加速させ、日本経済は、
あたかも「フォーリング・ナイフ」
のように劣化し続けているのかもしれません。

そういえば、2~3ヶ月前の日本経済新聞か読売新聞で、
取材記者が日銀関係者から聞いた話として、
「日本経済は病人に例えれば、長い間、集中治療室にいた状態で、
ようやく退院できる状態になったばかりだから、
直ぐに筋トレとか激しい活動ができる状態ではない」

という意味の記事を読んだ記憶があります。
このメルマガでは正確な資料に基づいて記載し
発信してきたつもりでして、
このようなあいまいな記載は本意ではありませんが、
この記憶内容の記事が「チープランド世界No.4」
とあまりに整合するので、
根拠曖昧という前提で記載いたします。

最近よく、円安悪玉論、円安貿易利益論(円安善玉論)
の両論を耳にしますが、
すくなくとも日本最大企業トヨタは、
現在のすごい円安でも株価は下落下降状態です。
もちろん一定の前提付きで円安は輸出企業の
輸出利益向上に貢献することは、
知識不足の私も理解しております。
しかし私は、全ての円安=輸出企業繁栄=国内利益還元
(円安は一部特定者限定利益ではなく、
日本全体利益になっている)は幻想のような
気がしております(私の主観的判断ですが)。

今必要なことは、日本の経済力と
国際社会からの評価という重たい問題についても、
できるだけ客観的事実を知り、
すくなくとも「チープランド世界No.4」
から脱出することではないかと考えています。
そして、具体的で有効な改善策が
見つかっている訳ではなさそうですから、
何が改善策かを多くの方が考えることが
大事なのではないかと思っております。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

吉田良夫

 【第100号】◆大谷翔平さん 疑いはれる 良かった!~さすがです。すごい精神力!~

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 今月のメルマガ     2024年4月号
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◆大谷翔平さん 疑いはれる 良かった!
~さすがです。すごい精神力!~
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皆様

桜の季節も終わり、GW前だというのに
初夏を思わせる気温の日もあります。
まだ三寒四温は続くとは思いますが、
確実に猛暑シーズンが近づいています。

街並みではたくさんの海外観光客が溢れていて、
各地で「オーバーツーリズム」になっているのでは?
と思ったりします。

もっとも「オーバーツーリズム」は、
地域住民が受忍限度を超えるほどの負担を感じているか、
観光客の満足度が著しく低下しているか、
といった視点で総合的に考慮される概念のようです。

私の予想ですが、このような状況に陥ったのは「1ドル154円」
という円安ドル高が米ドル等の外貨価値を高めていて、
米ドルユーザーにとって、日本では「なにもかもが、
びっくりするほど安い国」になっているためだと思います。

1ドル100円の時代と比べれば、
円換算で以前は3万円払っていた品物やサービスが、
今では2万円で良いわけですから、
日本中が3~4割のディスカウント・ショップと同様の状況となっています。

私はバブル期の日本が当時、東南アジアの国々などに感じていた割安感
(安い支払でたっぷりいい思いができる)を、
今の米ドルユーザーが日本で感じているのではないか?
と思ったりします。(情けない……)。

このように日本は課題が多いのですが、
先月号のメルマガで取り上げた大谷翔平さんは、
見事に危機を乗り越えました。
疑惑を吹き飛ばすことができて本当によかったです!

私が特にすごいと思ったのは、元通訳が大谷選手に対し、
「借金の肩代わりをして送金したことにしてほしい」
と頼んだこと(これは大谷さんにとって「悪魔の誘惑」
「地獄への直行エレベーターへのお誘い」です)、

それに対し大谷さんが拒絶し、
すぐに代理人のネズ・バレロ氏(弁護士)に連絡をいれたことです。

それまでの大谷さんと元通訳の親密な友好関係を考えれば、
大谷さんが判断を誤り元通訳の「悪魔の誘惑」に引き込まれたかもしれない
「危険な状態」だったと思います。
しかも、瞬間の判断を迫られるできごとです。

大きな勇気と強い信念がなければできることではありません。
本当に良かったです(何度もこのフレーズが出てしまいます)。

また、疑いがはれるまでの期間は長い期間ではありませんでしたが、
その間も出場していました。事件後はバッティングが不調でしたが、
最初のホームランが出た試合での、

「メンタルを言い訳にしたくはない。そこを含めて技術」

という言葉が印象的です。

身体(肉体)と心(メンタル、精神力)は別々のものではなく、
密接不可分の関係にあります。大谷さんは「心の修養(精神力の鍛錬)」
も「技術」の中に含めて、日々のトレーニングをしているのでしょう。

大谷翔平さんは大リーグ行きの荷物の中に、
中村天風先生講演録の「運命を拓く」を入れたと聞いています。
大谷さんが中村天風財団の講義や研修を受けに来たという話は聞いていませんが、
日々の人生において天風哲学(教え)を
高いレベルで実践的に身につけたのだろうと思いました。
今後の大谷さんの活躍が大いに楽しみであります。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

吉田良夫

【第99号】◆大谷翔平さん大災難!~なにかあるのが人生だ。試練を乗り越えてください。~

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 今月のメルマガ     2024年3月号
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◆大谷翔平さん大災難!
~なにかあるのが人生だ。試練を乗り越えてください。~
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皆様

最初はお天気の話題から入ることが多いのですが、
今月は早速本題に入らせてください。

皆様ご承知と思いますが、
大谷翔平さんのご結婚のニュースがあり、
お相手は誰か?が話題になり、この人か? あの人か?
というお祭りのような状態がありました。
そして、良いタイミングを見計らってパートナーを事実上紹介し、
やっぱりこの方だったんだ、という幸せムードで一杯になりました。

ところが突然、長年公私にわたり親密にしていた(と言われてきた)
通訳が違法賭博で解雇されたという驚きのニュースが飛び込んできました。
私は「長年親しんできた通訳がいなくなると不便だろうな。」ぐらいな感覚でした。
ところが、話は予想外の展開で大谷さん自身の違法賭博疑惑に発展し、
大リーグ機構(MLB)が正式調査を開始するに至りました。

もし本人が関与していた場合は関与の程度によっては
「永久追放」の可能性があるとも聞きました
日本でも昭和の時代のかなり昔に「八百長賭博事件」で
スタープレイヤーが永久追放になったことはご承知のとおりです。

大谷さんは絶対にそのようなことに関わっていないと確信していますが、
内国歳入庁(IRS:日本の国税庁のようなところらしいです)
が元通訳を捜査中という報道もあります。
MLBはIRSの捜査結果が出てからMLB自身の判断を下すような気がします。
そうなると、大谷さんが身の潔白を証明できるまで
相当の時間がかかってしまうのではないかと心配になります。

元通訳は大谷さんの口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)を
不正送金したとの報道もありますが、送金には複数のパスワードが必要なはずで、
元通訳がどのようにして超秘密情報であるパスワードを入手したのか?
大谷さんが関与していたのではないかという疑惑になっているかもしれません。
しかも、この大金はもどってくるのか?という心配もあります。

人生には、登り坂、下り坂、まさかの坂、があるといいます。
私の敬愛する中村天風先生は、「何かあるのが人生だ」と言われております。
この言葉の私なりの理解は次のようなものです。
問題が起きないように注意して生活していても、
問題が起きてしまったり、問題が外からやってきたり、
急に問題に巻き込まれることがある。だから問題が起きたことは仕方ない。
どのように解決するかが大事だ。

何か問題が起きたときでも、動揺したり、狼狽(ろうばい)したり、
不安や心配の渦に入り込むことは、問題解決の力を弱める。
自分を信じ、力を貸してくれる人を探して、
力を合わせて問題解決にむけて活動する。
もちろん、明るく、前向きな気持ちがとても大事だ。

大谷さんのパートナーの方も、オリンピアンで(バスケット、元ナショナルチーム)、
強い精神力と胆力をお持ちと思います。
ご夫婦で力を合わせて、この試練を乗り切ってください。
心から応援しております。

 【第98号】◆「日経平均 最高値」を別の視点で見てみると~最高値までの振り返りと日本の課題~

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 今月のメルマガ     2024年2月号
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◆「日経平均 最高値」を別の視点で見てみると
~最高値までの振り返りと日本の課題~
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皆様

まだ2月だというのに5月陽気の日があったり、
3連休初日の2月23日(金曜祝日)は特に寒かったりで、
三寒四温の季節柄とはいいながら、やけに温度差がありました。
特に東京では2月が一番寒い月で、雪も降りやすい時期です。
このメルマガの配信先の皆様は体力や気力、
それに抵抗力が充満した世代の方が多いので、
特に心配はしておりませんが、
小さなお子様、お年寄りが近くにおられる方は、
こまやかな気配りが必要な季節でもありますね。

ところで今回のメルマガでは、先週2月22日(木)の
「日経平均 最高値」(日経新聞2023年2月23日朝刊)
を考えてみたいと思います。
既にたくさんの記事情報が出ておりますが、
日経平均株価は、バブル経済期1989年12月29日の終値「3万8915円」を
34年ぶりに上回り、
2024年2月22日終値が「3万9098円68銭」になりました。

すこしだけバブル経済崩壊後の経済の流れを確認させてください。
2000年にITバブルですこし景気回復
2008年9月にリーマンショック(資産暴落の「フォーリングナイフ」も知りました)
2009年3月10日 日経平均終値がバブル後最安値「7054円98銭」になりました
日経平均がたったの7054円です。
その後は、アベノミクスで景気がすこし回復し、
新型コロナウイルスで景気が大打撃を受けました。

そして、先週22日が終値の最高値突破です。
この日は、日本時間22日午前6時少しすぎに、
アメリカNVIDIA(エヌビディア)社の決算発表があり、日本でも速報配信されました。
私が確認したのは、6時32分配信の日経新聞ウェブニュースですが、
タイトルは「NVIDIA純利益8.7倍 AI需要が急拡大、市場予想上回る」
でした。

NVIDIA決算については、「決算内容が良いことはわかっているが、
どれだけ良いかだけが問題だ。」という状況だったようで、
各国の市場関係者や投資家、各国の景気動向に関わる方々が、
たった1社の半導体企業の決算発表を固唾をのんで見守るということだったようです。
そして結果は「市場予想上回る」という内容で、
それまで市場を牽引してきた半導体企業の株価が強烈に上昇し、
ついに「日経平均 最高値」となりました。

しかし、日経平均は日本経済新聞社が
日本経済を代表するという前提で選んだ225社の株価統計です。
そして当日の東証プライム(1658社)では、株価上昇企業が1082社、
株価下落企業が519社です。
31・3%の東証プライム企業が「負けの日」になっています。

新興市場の東証グロースに至っては、株価上昇企業が191社、
株価下落企業が341社、60・46%の企業が「負けの日」になっています。
今回の「終値3万9098円」は経済回復が急務の日本にとって朗報であり、
新聞でも企業の稼ぐ実力が海外投資家から評価された、
という報道が多数あります。

しかし、この要因は
・半導体企業の業績と期待値、日本政府が国策化しつつある半導体事業への強い期待、
・1ドル150円の強烈な円安利益、輸出企業の円安による輸出利益拡大、
がありそうですが、
私はそれ以外にも、
・中国経済の先行き不透明感から海外投資マネーが中国市場にリスクを感じ、
復活しつつある日本市場を新たな投資対象として
好意的に評価できるようになったという幸運
・(戦争リスクを指摘する方は少ないかもしれませんが)将来、
中国台湾戦争が勃発した際のリスクヘッジとして、分散投資の観点から
日本市場も投資対象にできるという地政学的要因、
なども影響しているのではないか?と勝手に想像しております
(あくまで私の個人的見解です)。

つまり今回の歴史的最高値は、日本経済の大多数を占める中小企業、
非上場企業の回復とは直接の関係をもたない
可能性があるということです(これもあくまで私の個人的見解です)。
特に自国通貨の弱体化(1ドル150円)は日本のすべての自国民と企業にとって、
また我々の子供、孫という未来の世代のために、
「極めて危険で、巨大な不幸の要因事由」です。
私は自国通貨の高安ではなく強弱について、
このように思っております。

今回の日経平均終値3万9098円は良いことです。
市場関係者や、日経平均を押し上げてきた半導体企業や
輸出企業の方々にとっては歓喜のできごとです。
企業法務に関わる私も、「やっと超えた」
というほっとした気持ちはあります。
しかし、世の中は日経225社だけで回っているわけではありません。
むしろ非上場企業で仕事をして、
非上場企業からの給与賞与で
生活をしている方が大部分です。

それら多くの方々にとっては、円安ドル高がもたらす負の部分、
消費者物価と企業物価の値上がりは大問題です。
企業経営者にとっては仕入物品値上がりや賃上げへの対応は
非常に厳しい問題で苦しい課題です。
従業員にとっては消費者物価値上がりで実質賃金目減りとなり、
その目減り分解消の見通しが見えていませんので、
より一層の生活防衛努力が必要であり、
賃上げ期待が強いのも当然です。

なお、非上場企業の賃上げが経営者にとって大問題な要因の一つとして、
日本のいびつな労働法規制があると思っています。
賃上げをしたいが将来、もし業績不振になってもアップした賃金の減額はできない、
賃上げをしたいが賃上げにより増加する退職金が、
将来の企業にとってどれだけの負担になるかわからない
(今は業績が上向いているが退職時の業績やキャッシュフローはわからない)、
といった心配です。

このように非上場企業には多くの課題はありますが、
半導体企業や輸出企業の業績向上がそれ以外の企業にも
プラスの波及効を及ぼすと信じて、
目の前の課題にひとつひとつ取り組んで解決していきたいと思っております。

なんだか景気の良さそうな話でスタートしながら、
最後は課題山積みですが頑張りましょう、
という内容になってしまいましたが、
私の日経平均最高値についての気持ちを語らせていただきました。

最後までお読みいただいた方には心から感謝申し上げます。

吉田良夫