[第30号] 吉田総合法律事務所の創設のお知らせ

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2018年4月
────────────────────────────

◆吉田総合法律事務所の創設のお知らせ
~人生の新しいスタート~

□────────────────────────────□

皆様  もうすぐゴールデン・ウィークですね。
旅行に行かれる方も、ご自宅でゆっくりとした時間を過ごされる方も、仕事の予定のある方もいらっしゃると思います。季節の変わり目のため寒暖の差のある日が多くなっていますから、どうかご自愛され、よい時を過ごされてください。

ところで、私は鳥飼総合法律事務所から独立し、新たに「吉田総合法律事務所」を創設し、人生の新たなスタートといたします。

(円満退所の新事務所創設ですからご安心ください。)

弁護士は私を含めて3名で、私は所長として活動します。私とともに活動する弁護士は以下の両名です。両名とも非常に優秀であり、十分に実務経験を身につけた弁護士です。

渡邉康寛 64期 弁護士7年目
星野光子 64期 弁護士7年目(なお星野弁護士は7月1日からとなります)

私は、吉田総合法律事務所において、従来よりも深いレベルでお客様の「幸せの創造」と「不幸の縮減」に貢献することができると確信しております。

また、私を信じ吉田総合法律事務所のメンバーになった者の幸せと自己実現にも貢献できると確信しております。

今後もより一層の研鑽と努力を重ねるつもりですので、これからもご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

なお、事務所開きとして、ささやかではございますが、5月9日 水曜日 午後2時から午後6時まで軽食 飲み物 記念品などご用意してお待ちしております。

お時間のある方は、短時間でもお立ち寄りいただき、新事務所を見ていただけますとうれしく思います。

ところで、ながらく所属していた鳥飼総合法律事務所からの独立ですので、現実的問題として種々の移行期間が必要になっております。

そこで、4月第4週につきましては、鳥飼総合法律事務所でも吉田総合法律事務所でも、どちらでもご連絡をいただけますと幸いです。

ゴールデン・ウィーク中の5月1日及び5月2日はお休みとさせてください。
そして、5月7日 (月曜日)より、
すべてのご連絡は吉田総合法律事務所にお願いいたします。

[場所は以下のとおりです。]

■新住所■
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-3-1 須田町ビル3階

淡路町交差点のりそな銀行近くの靖国通りに面したブラウン色10階建のビルです。
(鳥飼総合法律事務所から徒歩5分の距離です。)

最寄り駅は以下のとおりです。

丸ノ内線 淡路町駅 A3出口 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 A3出口 徒歩2分
千代田線 新御茶ノ水駅 A5出口 徒歩3分
JR線 秋葉原駅 電気街口 徒歩5分
JR線 神田駅  北口   徒歩5分

[電話・FAX番号は以下のとおりです。]

■新連絡先■
電 話:  03-3525-8820
FAX:  03-3525-8843

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第29号] 「すぐに行ける」ことのありがたさ

皆様 あっというまに公園では早桜がさきはじめ、そしてこのメルマガがお手元に届く頃は「お花見」のよい時期になりそうです。
前回のメルマガでは大雪とインフルエンザを取り上げました。
冬から春という自然の大きな営みを感じることができ、なんとなくうれしくなります。

春というとなんとなく体を動かしたくなります。
そこで、すぐに思いつくのが、フィットネスクラブでありますが、
私はこれまで事務所から地下鉄1駅はなれたプール付のフィットネスクラブに
「入退会」の繰り返しをしておりました。

恥ずかしながら「幽霊会員」だったわけです。

ところが、最近読んだ「一流の頭脳」
(アンダース・ハンセン著 御舩 由美子訳 サンマーク出版
2018年3月5日初版)の中で、

「移動する生物だけに脳がある。」(同書287頁)
「地球上に初めて現れた脳細胞の最も大切な仕事はその生物を
移動させることだった。」(同書288頁)
「身体を動かさなければ、そのためにできている脳も機能できない。」(同上)
「「移動距離」と脳の大きさは比例する。」(同上)

このフレーズは私にとってインパクトがありました。
私が思ったのは

地球誕生のときに生物は存在していなかった。
その後、生物が出現した。
最初、生物には「脳」がなかった。
生物が生きる(栄養素をとる、生存率を高める)ために
「移動」する必要が出てきた。
「移動」は複雑な行動だから、移動をするために「脳」がうまれた。

「移動」は「運動」を意味します。
「運動」は、健康のため、体のためだけではなかった。
なによりも、「脳」のために、「生きる」ために必要で大事なことなのだ。

そして、運動は、筋トレなどの無酸素運動とランニングなどの有酸素運動に大別できますが、「一流の頭脳」では、脳のためには有酸素運動が望ましいと書いてあります。

ここまででしたら、「なんだぁ。有酸素運動がいいということか。それなら知っている。」となりますよね。

私の目にとまったのは、「まず何よりも重要な点。それは、たとえわずかな1歩でも脳のためになる、ということだ。もちろん、5分よりは30分のほうがいいが、5分でもまったく価値がないわけではない。」(同書302頁)

「(10代の子どもたちが)12分ジョギングをしただけで「読解力」と「視覚的注意力」がどちらも向上した。……たった4分の運動を一度するだけでも集中力と注意力が改善された。」(同書243頁)

というフレーズです。

有酸素運動の効用なら知っています。
1.身体の健康によい(健康は、食事、睡眠、運動からと言われていますよね)
2.セロトニンがでて気分が明るくなる(向精神薬よりうつ改善効果があると
言われています)
3.気分転換でき集中力が高まる

しかし、さきほどの本のフレーズはあまりにも刺激的ですね。

「5分でもまったく価値がないわけではない。」

「(たとえ10代の子どもたちの実験であったとしても)たった4分の運動で
集中力と注意力が改善された」

5分間を全力疾走はできませんが、ジョギングやランニングであれば、
「(私でも)5分くらいなら、できます!」。

さて、次は、どこで運動するかです。

これまで幽霊会員ばっかりだったのは、いくまでに時間がかかるからでした。

私にとって、設備の良い「遠い」ところより、設備は劣っても「近い」方が、
「価値がある・役に立つ・使える」、ということに気がつきました。

その条件を満たすフィットネスクラブはありますので、先ほどの本を読んだ翌日に入会申し込みをして、通い始めています。

このことから気がついたことがあります。

アクセスが短時間ということは、自分が思っていたより「大事な要素」でありました。

そこで、私は「クライアントと私との関係」が頭に浮かびました。

私はクライアントの皆様にとって、「近場の人間」だろうか。

「敷居が高い」、「電話をかけにくい」、「メールを出しにくい」、
「頼みごとや注文ごとを言いにくい」ということはないだろうか。

私はお客様にとって、歩いてすぐにいける「近場」の「相談役」になっているだろうか。

そんなことを思っていましたら、私の好きな「お得意様の仕入係」という一文を
思い出しました。
松下幸之助氏の「商売心得帖」の一節ですが、私は「松下幸之助成功の金言365」(PHP研究所刊  2011年1月5日初版)の163頁から学びました。

私の思考整理をかねてポイントを引用させてください。

……「お得意様の仕入係」……

商売をするには、自分の扱う商品を十分吟味し、自信を持って販売することが大事であることはいうまでもないでしょう。
ただ、その際の心がけとして、単に商品を吟味するというのではなくて、買う人の身になってというか、いわばお得意様の仕入係になったつもりでこれを吟味することが大事だと思います。

……中略……

だから、自分はお得意様の仕入係だと考えれば、お得意様は今何を必要とされているか、どういう程度のものをどれほど欲しておられるかということを察知しつつ、そういう目で商品を吟味して、お得意様の意にかなうようにお勧めしなければなりません。

ちょうど奥さんが、晩のオカズを買いに来て、魚屋さんの店先であれこれ物色しているうちに、魚屋の主人が、その奥さんの要望を察しつつ、

「奥さん、これはどうです。この魚は今が食べごろ、値段も手ごろ、ご主人にもきっとよろこばれますよ。」

という具合に相手の好みにピタッと相応ずる品を選んで勧めれば、いっぺんに決まってしまいます。

奥さんも気持ちよく買い物ができるし、店も繁盛するというわけです。

魚屋さんに限らず、ほかのお店も、これは同じことではないでしょうか。

……

私も、肝に銘じて、よりいっそう「近場の相談役」になろうと思っております。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第28号] オリンピックの素晴らしさ

皆様 今年は寒い冬になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、東京が大雪に見舞われた1月22日にインフルエンザに
かかってしまいました。
そこで、予定キャンセルのために関係者に事情を伝えましたら、
「私もインフルエンザにかかりました。」というお返事をされた方が
何人もいらっしゃいました。

裁判期日も欠席となりましたが、裁判官もインフルエンザにかかって
期日が延期になったという一幕もありました。

私もインフルエンザにかかったのは本当に久しぶりでしたから、
今年はインフルエンザ大流行というのは間違いないようです。

対策は、食事 睡眠 運動 で免疫を維持して(免疫アップして)、
うがい 手洗いの励行のようです。

ちなみに、手洗いについてですが、親指の下部分の膨らみのある
丘のような部分がもっとも洗い残しになりやすいそうです。

教えていただいた後で手洗いをしてみましたら、確かに
今までは「親指の下の丘のような膨らみ部分」をほとんど
洗っていないことに気がつきました。
興味をお持ちの方はご自分でもご確認していただけますと幸いです。

インフルエンザについてもうひとつだけ気がついたことがあります。

インフルエンザ大流行といってもかかる方とかからない方がいます。
今回私がかかったのは、理由がある、と思いました。

まず、インフルエンザにかかった1週間前ほどに、知人との
何気ない会話で、知人が親切心かなにかで、
「今年は風邪が例年より流行っている。
今年の風邪はかかると治りにくいから気をつけた方がいいですよ。」
と言いました。

私は、「へぇ~。そうか、気をつけないとな。」と思ったのですが、
どうも、その言葉がマイナス暗示になって、そのまま自分の
深層心理に招き入れてしまったようなのです
(後から振り返ってのことですが……)。

そのとき、私が、「あ、そうか。でも俺は風邪を引かないから。」と思えば、
そのマイナス暗示(言葉)を跳ね返していたと思います。

そうすると私の免疫は普段通りに働いて、風邪ウイルスだろうが、
インフルエンザウイルスだろうが、跳ね返していたような気がします。

自分で普段から言葉とか暗示には気をつけているつもりなのですが、
つい「うっかり」してしまいました。

マイナス言葉はマイナス暗示そのものですから、断固進入禁止です。
思うだけで進入阻止できますが、意識しないで無意識(無防備)状態の
ままですとマイナス暗示が不法侵入しかねません。

インフルエンザのおかげで、マイナス言葉(暗示)は断固拒否、
という大事なことを再認識できました。

そんなことより、「ピョンチャン・オリンピック」です。

オリンピックについてはメルマガ12号(2016年8月号)でも取り上げました。
12号では、「出場選手について、初出場の選手より2回目、3回目の
選手の方が本来の自力を発揮しやすいという話しを聞いたことがあります。
『場慣れ』ですね。」と書きました。
今回はそれに加えて、「正しい努力の継続」という真理を教えてくれて
いるように思いました。

勝負事ですから確実ということはありません。

しかし、「正しい努力」を「継続」することで、誰でも大きな成長をなし遂げる
ことができるはずです。
努力により必ず成長する(実力がつく)。
そして成長した(実力がついた)ことによりオリンピックという大舞台で
素晴らしい結果を得る可能性が高まる。

オリンピックはその真理を全世界に対し、はっきりと示してくれる
場のような気がします。

例えば、女子ジャンプの高梨沙羅さんは前回オリンピックのときは
圧倒的世界ランキング1位でしたが結果は4位でした。
その後の4年間で女子ジャンプ界の情勢が変わり、高梨さんはランキング3位
としてオリンピックに挑み、見事に銅メダルを獲得しました。
4年間の「正しい(厳しい)努力」を「継続」したことの証ですね。

女子スピードスケートの小平奈緒さん(金・銀)、高木美帆さん(銀・銅)にも
感動しました。

小平さんの500メートル金メダルはオリンピック新記録でした。
短距離競技では年齢が上がると成長が歩留まりするようなイメージがあります。
ですが、これは単なる思い込みだと思います。

現在の最新知識を前提に、「正しい努力」(厳しく激しい努力)を、
長い時間をかけて「継続」することで、もう成長できないという
「思い込み」を乗り越えることができる。

そして、「大きな成長」を成し遂げることができる。

私はそのように思います。

このメルマガの最後にこれを書かせてください。

羽生結弦さんの直前時期の大けがを乗り越えての「金メダル」。
感動しました。

オリンピックは素晴らしいですね。

私も皆様とともに、「正しい努力」を「継続」することにします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

 

吉田 良夫

[第27号] ある「出来事」から再確認したこと ~四方八方手を尽くすことの重要性~

皆様 あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は、年末年始に十分にお休みをいただくことができました。
ありがたいことです。

今回は私が年賀状をお出しする際に、「出来事」がありましたので、
そのことをテーマにいたします。

年賀状はお出しすると受け取られた方も「お返事」ということになりかねず、
相手の方にご迷惑になる可能性もあります。
そのため、「虚礼廃止」という考え方はもっともなことです。

他方で、年賀状をお出しすることは「尊い」という面もあります。
私は年賀状作成ソフトである「筆まめ」を使っています。
また、年始にいただいた年賀状を何度か読み直すこともあります。
そうしますと、「この方とお会いしていないけれどもお元気にしているかな」、
「この方にはお世話になったな」などと思い出すことがたくさん出てきます。

また、年賀状をお出しするときにはその年にいただいたお名刺も見直します。
そうしますと、1年の間に実に多数の方とお名刺交換をさせていただいた
ということもわかります。

そんなわけで年賀状をお出しするのですが、今年は「一騒動」ありました。
さきほども申しましたように「筆まめ」を使っております。
ですから、年賀状を用意しておき、今年新たにお出しする方の新規作成さえすれば、
後は「印刷」だけですむはずです。
そして、年賀状の文面もできました。
日時は12月28日午後4時ころです。
そしてポストは事務所1階から徒歩10秒の位置にあります。
プリンターは高速です。
「さぁ、印刷を終えて早く家に帰ろう。」

ところが、宛名面の印刷は例年どおり実行可能なことを確認できましたが、
文面の方はなぜか印刷できません。
どうやっても印刷できないのです。

私よりデジタルもしくはプリンターに詳しい方の手も借りながら、
あれこれと試行錯誤でトライしてみましたが、文面はどうしても印刷できません。

すでに28日午後8時ころです。
すでに事務所には私以外誰も残っていません(28日は仕事納めの日です)。

私は思案しました。

人生は選択の連続です。
大きな岐路選択も実は細かい選択の積み重ねの結果ということは少なくありません。

今年は年賀状を出すのをやめようか。虚礼廃止ということもあるしな。

年賀状を出すとしても、「筆まめ」のバージョンが古いのかもしれない。
パソコンがWindows10で、ビットは何だっけな?

これから筆まめ最新版を買ってきてインストールして作業をすすめようか。
まてよ、どうせ買うならダウンドーロですむな。

しかし、なんだか疲れたな。
今日はここまでにして、家に帰るか。
(家に帰って、くつろぐと、もはや年賀状作業はしないかもしれません。
そうしますと、最初から出さないという決断の下でお出ししないならともかく、
私の深層心理の中で、出すつもりだったのに出せなくなったという「敗北感」が
出てしまいます。)

さて、どうするか、です。

ちなみに私は12月31日ですら仕事をしたこともあります。
「やらなくてはならない」と思うときは力がでるのですが、そのときは28日で
仕上げるつもりでしたから、少し迷いました。

ただ、神様が、ひとつだけヒントを与えてくれました。
なぜか、A4の紙には文面印刷ができたのです。

さきほど手助けをしてくれた一人が「カラーコピー」という単語を言ってくれました。
ですがA4しか印刷できていません。
私は年賀状はがきに文面印刷したいのです。

思いつきました。
A4で文面印刷されている部分を切り抜きました。

ちょうど「年賀状はがき」のサイズに切り取りすることができました。
それをスキャナーで保存しました。
そのスキャナーで保存したものを年賀状に印刷しましたら、「見事な文面印刷」
で仕上がりました。

よく見ると、スキャナー利用の限界で、「ちょっとおかしい」ところはあります。
しかし立派な「文面印刷」になっていました。

「今年はこの方法で行く!」

おかげで、今年も「尊い」年賀状をお出しすることができました。
どのような思考経路で「A4の該当箇所を切り抜いてスキャナー保存して
葉書に印刷」ということを思いついたのかはわかりません。

あきらめずに、前向きにいろいろやってみる、ということは大事ですね。

ダメ元でも四方八方考え、トライ&エラーで、何度もトライすれば、
問題解決の糸口を見つけることができる。

これは「世の中の真理」です。
そのことを、年賀状をお出しするという「尊い」作業の中で再確認できました。
ありがたいことです。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

本年も、「四方八方トライしてでも問題解決する」という方針で、
明るく・朗らかに・生き生きと・勇ましく
の気持ちでやってまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫

[第26号] 今年もありがとうございました

皆様お元気ですか?
いつの間にか町並みの木々の葉が緑色から黄色になりました。
黄金色の落ち葉が風に舞う風景を目にしますと、
あぁ年末だなという実感がわいてきます。
肌寒くなっただけでなく、日の暮れるのがとても早くなりました。

皆様にとっての今年一年はどのような年でしたでしょうか。
あっという間の一年という感じですが、しんどいことで苦労されたり、
お疲れのこともあったことでしょう。

でも、こうして一年の終わりを迎えることができるのは、とても幸せなことですね。

このメルマガも、最初のうちは1日で書き上げることができず、
なんと数日かかってしまうということもありました。

ところが皆様にメルマガをお出しできることが嬉しくて、
いつの間にか、普段の生活の何気ないときに、
「次のメルマガはこんなことを書こう」とか、
「こんなことを書きたいな」と思うようになりました。

そのおかげで、メルマガを以前より早く書き上げることができるようになりました。
喜びとか楽しみというのは大きな力ですね。

来年も、感謝の心と喜びの気持ちで一日一日を過ごして、
皆様に毎月のメルマガをお届けしたいと思っております。

ところで、AIなどのことを考えると、世の中の変化はますます早くなることでしょう。
あっという間に生活の仕方が変わってしまうかもしれません。
そうすると、常に最新の流れを理解して使わないと「落ちこぼれ」の
ような錯覚に陥るかもしれません。

でも、私は違うと思います。
本当に大事なものは変わりません。
どういう生き方を選択し、どういう生き方をするかの問題だと思います。

時代の変化を感じるときこそ、あわてないで、自分にとって
大事なものとそんなに大事ではないものを見極めることが大事に
なるのではないでしょうか。

そして、自分にとって大事なものを意識しながら1日1日を積み重ねていくと、
必ず良いことが起きるはずです。
年末年始は普段より運とかツキを意識するときですから
(そういうグッズもたくさん出回りますし)、私なりの
「運気向上法」「ツキのアップの仕方」をこのように考えてみました。

来年も皆様にとって素晴らしい年でありますことを確信して、
今月のメールマガジンを送らせていただきます。

なお、私の年末年始の予定もこのメールでご連絡させてください。

本年の業務は12月28日夕方までです。
新年度の業務は1月9日からとなります。
長い年末年始となりますが、どうかよろしくお願いいたします。

また少し早い言葉になりますが、良いクリスマスとお正月をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第25号] 目の前で見た不運と幸運の分かれ目

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年11月
────────────────────────────

◆目の前で見た不運と幸運の分かれ目
~ボクシング村田選手の再戦勝利から学ぶこと~

□────────────────────────────□

皆様

もう11月も半ばを過ぎ、クリスマスや忘年会のシーズンに入ろうとしています。
風邪を引かれている方も多いようですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

また、前号でエッセイをまとめた私のホームページ開設をお知らせ
いたしましたところ、多くの方にお読みいただくことができ、
ありがたい言葉もいただくことができました。
感謝申し上げます。

ところで、私はメルマガ第21号で
「~敗戦後の大騒動が意味すること~」
という書き方で、村田諒太さんの「おかしな判定負け」をとりあげました。

物事は受け止め方であり、考え方です。

不幸になりそうな出来事でも不幸にしないことです。

不幸になりそうな出来事をきっかけにして(つまりチャンスにして)、
全世界の注目を集める世界チャンピオンになるのです。

今回の記録上の1敗はそのための「プロローグ」なのです。

私にはそのように思えてなりません。

その後は皆様ご承知のとおり、10月22日(日)に両国国技館で
「アッサン・エンダム」とダイレクトリマッチを行い、第7ラウンドまで両者が戦い、
相手のエンダムが第7ラウンドから第8ラウンドの1分間の休憩中に
試合放棄の意思をレフュリーに伝えて、テクニカルノックアウトと
いうことで決着しました。

私は幸いにもチケットを入手できましたので、当日は台風でしたが
会場に行って、直接に試合を見ることができました。

私がビックリしたのは、日本の試合ではなく、アメリカのラスベガスの
ビックマッチの扱いだったことです。
気分はちょっぴり 「ラスベガス」 でした。
(ラスベガスは世界のボクシングで最高の場所です)

まず、日本の試合では選手紹介のリングアナウンサーは日本人で、
言葉は日本語ですね(当たり前ですよね)。

しかし、今回のリングアナウンサーは、世界で一番有名(だと私が
思っている)なジミー・レノン・ジュニア氏(Jimmy Lennon, Jr)でした。

WOWOWのエキサイトボクシングなどでジミーさんのリングアナウンス
映像をよく見ているのですが、実物ご本人のアナウンスは初めてでした。
両国国技館のリングで金髪の方がすきとおる美声で、しかも英語で
アナウンスをするのが、臨場感を引き立てます。

リングレフュリーも超一流世界最高の方でした。
マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー戦を担当したケニー・ベイレス氏です。

ちなみに、ケニー・ベイレス氏はパッキャオ、メイウェザーの両方から
現役最高のレフュリーであると信頼されてレフュリーになったと
聞いています。
(ちなみにパッキャオvsメイウェザー戦の報酬は3億ドルとも300億円
ともいわれ、そのファイトマネーのすごさでも注目を集めたことは
ご記憶にあると思います)。

なお、ケニー・ベイレス氏はさすがでした。
エンダムが第8ラウンドの前に試合放棄をしたので、観客は試合終了直後
(第7ラウンド終了後)には、どうなったのか事情がわかりませんでした。

そこで、ケニー氏は、(エンダム側からタオルを受け取ったのだろうと
思うのですが)、タオルをリングの四方に向けて示したのです。
私はケニー氏のその動きを見て、「エンダムがタオルを投げた
(試合放棄)」とわかりました。
そして、その直後に会場は大歓声に包まれ、村田さんが両手を挙げ、
歓喜の雄叫びと興奮した表情で、とびはねたのです。

ビデオでフジテレビの放映を見直したのですが、ケニー氏の前述の
動きはオンエアーされていませんでした。
そのため、私からの「ケニー・ベイレス」ジャッジのご報告とさせていただきます。

そして、この村田エンダム再戦は、アメリカで、有料放送(番組ごとに
視聴金額を払うPPV方式)でライブ放送されました。
放送したのは、米スポーツ専門局ESPNで、米東部時間10月22日
午前7時(日本時間同日午後8時)からの放送でした。

もちろん、この時間帯は米国では通常のボクシング中継の時間帯ではありません。
これまでは日本人が日本で朝8時ころから、アメリカのライブ放送を
見てきたわけです。
それが、今回が初めてのことではないかと思うのですが、日本での
試合をアメリカが朝から見るということになったのです(快挙です)。

そのため、ラスベガスでのビックマッチのように、ジミーさんがアナウンスをして、
ケニー・ベイレス氏がレフュリーとなったわけです。

試合内容についてもうすこしお付き合いください。
結果はご承知のとおり、7回終了時点でTKO(テクニカルノックアウト)。
3人のジャッジの判定は、70-63、69-64、68-65でした。

私は完全素人なので当てになりませんが、試合を見ながら、

第1ラウンドはエンダムが手数でとったかな
第2ラウンドはどちらが優勢かわからず(ジャッジの好みで判定が分かれる)
第3ラウンド以降は、村田さんがエンダムのパンチの軌道と射程距離の
測定を完了。
それ以降は、間合いを完全につかんだ村田さんがラウンドポイントを
取り続けたと思っていました。

それが試合後の歓喜と涙になりました。

私は、村田さんが今年5月のエンダム第1戦で勝利するよりも、
今回の方が大きなものを得たように思えてなりません。

エンダム第1戦はアメリカで有料ライブ放送などされませんでした。
しかし、今回はラスベガスのビッグマッチ扱いで、全米ライブ放送です。
そして、完全勝利です。

世界のボクシングファンは、近い将来、世界的ビックマッチのマッチメイクを
期待できるようになりました。
(私の希望は…もちろん、GGGのゲンナディ・ゴロフキンですが、
それは次の機会に書かせてください。)

私が思っていること、心がけたいことは、

生きていれば、いいこともそうでないことも、いっぱいあるさ。
でも、それを自分の不幸にしないことが大事。
何が起きても、努力を怠らず、自分を信じ、おきたことを幸福と成功にすることが大事。
そして、それは必ずできる。
それが人生だ、きっとそうに違いない。

村田さん、うれしいものを見せてくれて、ありがとう。
感動しました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

 

[24号] ホームページ開設

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年10月
────────────────────────────

◆ホームページ開設
~これまでのエッセイをまとめました~

□────────────────────────────□

皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ここ数日は9月初旬の暑さが数日続き、その後は一転して
11月中下旬の冷えとなっております。
気温の上がり下がりが大きいときは鼻風邪、
のどの痛みといった風邪症状になりやすいのですが、
そういうときは「笑い」の力で免疫を高めて乗り切りましょう。

「笑い」でもやもやを吹き飛ばせ! です。

ところで、皆様にご報告があります。

このメルマガは2015年7月号を第1号として、もう3年目に入っております。
そして、毎回、私の思いを込めて書かせていただき、
皆様にお届けしてきました。

ただ、メルマガは直ぐに消えてしまうものですから、
保存してライブラリにしたいと思うようになり、
ホームページを開設することにいたしました。
キーワードは「皆様に元気をお届けするために」です。
(本当は自分の元気のために書いています…)

URLは

http://www.yoshidayoshio.com/ (当時)

です。(2018-08-09追加:現在は本HPが運営主体となっています)

お使いの検索サイトで、
「よしだよしお ドット コム」の意味で、ローマ字で
yoshidayoshio
と入れていただき、次にドット(.)を入れて、
最後に
com
を入れていただきますと、直ぐに出てきます。

このホームページでは、メルマガ(エッセイ)をまとめただけでなく、
私のご挨拶とともに、活動理念などの仕事についての考え方も
ご用意しました。

どうかホームページを一読いただき、私にアドバイスなどを
していただけたら幸いです。

また、皆様から他の方にこのホームページをご紹介いただけましたら、
とてもうれしく思います。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第23号] ついに10秒の壁をこじ開けた!!

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第23号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年9月
────────────────────────────

◆ついに10秒の壁をこじ開けた!!!
~やればできる 必ずできる 信念は実現する~
□────────────────────────────□

皆様

前回の8月のメルマガの時は気温が高かったのですが、その後、
予想に反して日照時間が少ない冷夏となってしまいました。

農業の方、観光業の方、気温が高くないと売れない業種の方にとっては
厳しい夏になったのではないかと心配しております。

もしも江戸時代でしたら、お米や野菜が育たず、年貢の取り立てと
日々の食事に困窮し、飢饉になったかもしれません。
今後の天候と景気の回復を心に念じております。

さて、今回は9月9日(土曜日)に飛び込んできたスプリンターの
桐生祥秀選手の「9秒98」の快挙を皆様と一緒に喜びたいと思います。

私ですら本当にうれしいのですから、陸上をされている方や陸上に
関わっている方にとっては、本当に興奮し、喜ばれていることと思います。

そして、1回でも日本人選手が公式記録で10秒の扉を
こじ開けたのですから、今後は桐生選手だけでなく、他の有力選手も
10秒の壁を突破する予感がします。
日本人同士が9秒台で争う時代の到来です。

私は、日本人の有力選手がこれまで10秒の壁を突破できなかったのは、
深層心理が「10秒の壁を突破するのはとても難しい」と
思い込んでいたからだ、と考えておりました。

桐生選手は
「1回9秒台を出したのだから次も9秒台を出せる」
と思うでしょう。
つまり、9秒台は本人にとって「できて当たり前」のことになりました。

ライバルの有力選手たちも、
「桐生選手ができて自分にできないはずがない。
9秒台はできて当たり前のことだ。」
と思い込めるはずです。

これからは、桐生選手もライバルのスプリンターたちも、
9秒台を身近な世界として競っていくものと思います。

このことは、野茂英雄投手のメジャーリーグでの大活躍とその後の
日本人選手の活躍からもいえると思うのです。

私の勝手な考え方をお聞きください。

皆様ご承知のとおり、野茂英雄選手は大リーグに渡り、2度の
ノーヒットノーランを含む大活躍をして、「メジャーリーグでの大活躍」
という扉をこじ開けました。
それにより、多数の日本人選手が「俺にもできる」「彼にできて俺に
できないはずがない」という気持ちになって、
潜在意識のレベルで「できる」という気持ちになりました。
その結果として、日本人の有力選手にとってはメジャーリーグでの
大活躍は「できて当たり前」の時代になったと思っております。

したがって、100メートル走も、メジャーリーグと同じ現象になる
のだろうというのが私の見方です。

これまで「できなかったこと」であっても、心が深く信念して
正しい努力をすれば、そのうちに潜在意識が「できて当たり前」と
思い込みます。

そうしますと、日頃意識している顕在意識(実在意識)が
「だめだ、できない」などという余計なことを考えなくなりますから
(邪魔をしなくなりますから)、潜在意識が知らず知らずのうちに
最高の結果を出すためのすばらしい調整をしてくれます。

その潜在意識の力により、その人が本来持っている大いなる力が
自然と発現し、一見不可能と思えることもできてしまう。

私はそのように考えております。

そして、この状態こそが、スポーツの世界で言われる
「Zone(ゾーン)」の状態の真相だと(私は勝手に)考えています。

一見できないと思えることでも、できるはずだと信じて、
正しい努力を続けていけば、心の奥深いところで深層心理が変わって、

「もうできる」
「できて当たり前」

と思うようになる。

そうなればしめたもので、できないと思い込んでいた重い扉を
こじ開ける「強い力」が自然と出てくるようになる。

そして、念願を達成することができる。

しかも、その念願を達成する力は特別な人だけに備わっているものではなくて、
誰にでも生まれながらに備わっている。

特別の人だけに備わった特別の力ではない。
誰でも自分の壁を突破する力を持っている。

私はそのように思っております。

今回は桐生選手の快挙に感動しましたので、私なりのお祝いの気持ちを込めて、
今月のメールマガジンを書かせていただきました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第22号] 夏の夜の「睡眠」考   

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第22号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年7月
────────────────────────────

◆夏の夜の「睡眠」考
□────────────────────────────□

皆様

全国的に気温が高くなりました。
また不安定な天候でもあり、特に九州の豪雨災害では大変な被害と
なりました。
被災に遭われた方が少しでも早く復興され、立ち直りができることを
心より念じております。

ところで、高い気温と湿度でエアコンを使う季節になりました。
そのため、冷房がききすぎて夏風邪になる方も増えています。
風邪を治癒するのは免疫で、風邪薬が風邪を治癒してくれる
わけではありません。

そして免疫は体温が上がると高まり、体温が下がると免疫も下がる
そうですから、体を冷やさないことが大事になります。
夏風邪の方は体温調節を含めてどうかご自愛ください。

ちなみに、夏はどうしても睡眠不足になりがちです。
暑いために他の季節の時よりも入眠しにくくなります。
私もその1人です。

ところで人間は体の深部体温が低下することで入眠状態に入り
やすくなるそうです。
つまり蒸し暑いと寝付けないというのは無理もないことです。
そこで、入眠前にエアコンで室温を下げるとか、タイマーで
睡眠時の室温を調節することは、やっぱり効果的だったのです。

ご承知の通り、睡眠には
「ノンレム睡眠(脳が深く休んでいる状態)」
と、
「レム睡眠(睡眠中だが脳が活発に活動して覚醒に近い状態)」
があり、それを一晩に交互に数回繰り返します。
そして、入眠して最初のノンレム睡眠が最も睡眠状態が深い
(脳が深く休む)と言われています。
入眠に入るときの環境は大事ですね。

それ以外で最近、よく指摘されているのが、就寝前のブルーライト
の影響です。
視覚がブルーライトを浴びると、視覚を通じて大脳が覚醒状態になり
入眠状態に入りにくくなります。
ところが、私を含めて結構多くの方が、遅くまで仕事でパソコンを
使うとか、つい何気なくスマートフォンを見続けてしまうとか、
帰宅後の楽しみでテレビを見る(録画した番組を見る)といったことで、
就寝前でもブルーライトを浴びていることが多いと思います。
このブルーライトを意識するだけで睡眠(特に入眠)が相当改善される
ようです。

つまり、デジタルとのつきあい方をすこし注意するだけで、
快適な睡眠を得やすくなります。
これはデジタル時代の「ご自愛」の一つだと思います。

それ以外で私が思うのが、アルコールの影響ですね。
アルコールは楽しい食事と会話を彩り、コミュニケーションを
活発にしてくれます。
いわば「人間関係の潤滑油」です。
ですが、アルコールは「睡眠薬代わり」にはなりません。
ご存じの方が多いと思いますが、アルコールには強い興奮作用があります。
そのため、アルコールで眠くなっても、よい睡眠を妨げることが多く
なります。

つまり、睡眠には「副交感神経」が作用することが必要ですが、
アルコールを飲むと、量にもよりますが、体が活発な活動をするときに
働く「交感神経」が作用します。
その交感神経が良質な睡眠を妨げてしまうのです。

ちなみに、たくさん飲んで寝ているときは、熟睡しているように
見えるわけですが、そのようなときでも「交感神経」が活発に作用して
いるそうです。

ですから、たくさん飲んだときの翌日は「疲れ」を感じることが
多いのですが、神経の観点からすれば当然のことです。

なぜなら、たくさん飲んで寝ているときは、一晩中「交感神経」が
活発に活動するので、いわば一晩中「運動」したと同じだからです。

そして、アルコールによって体温も上がりますから、当然に深部体温も
下がりません。
そのことからも入眠しにくくなります。

そうすると、アルコールは肝臓のためだけではなく、睡眠のためにも、
適度なつきあい方が望まれるといえそうです。

そのうえで、心と体を大事にしながら、いろいろなものを味わい、
楽しむ生活をしたいものです。

知識はよい人生のための道具にすぎません。
道具に縛られるのは本末転倒です。

デジタルを夜遅くまで「楽しむ」ことも素晴らしいことです。
アルコールも「楽しむ」ものであれば素晴らしいことです。
そして、夏の夜に心地よい睡眠をとることも素晴らしいことです。

睡眠について私が最も大事だと思うことは、就寝時の「気持ち」です。

就寝する時に、自分自身に対し、
「今日もありがとう。よく頑張ったね。無理しないで明日も楽しく頑張ろう。」
という気持ちになることが大事だと思います。
まさしく、これが「ご自愛」だと思うのです。

その日に面白くないことがあったとしても、とても厳しいことが
おきたとしても、就寝するときは、自分自身に対し
「今日もありがとう。」
という気持ちで自分をいたわり、「ご自愛」することが大事だと思います。

今月は、夏の始まりということで、快適な睡眠と自分を大事にする気持ちについて、
現在の私の考えを書かせていただきました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

 

[第21号] 村田諒太敗戦について

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第21号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年6月
────────────────────────────

◆村田諒太敗戦について
~敗戦後の大騒動が意味すること~
□────────────────────────────□

皆様

東京も梅雨入りになりました。
季節の変わり目でむしむしするなかで、肌寒い日もあれば
真夏日もあります。
このような時期は体が外的環境の変化に即応できずに体調を
崩しやすくなります。
皆様もどうかご自愛をされてください。

ところで、今日はボクシングのお話をさせてください。

私もWOWWOWのエキサイトマッチ(毎週月曜夜2時間枠番組)を
録画で見ているボクシングの1ファンです。
年間110時間ほど世界戦を中心にボクシング観戦をしています。

さて、私の今日のテーマは、5月20日に行われた村田諒太氏(以下、
村田氏と記載いたします)とアッサン・エンダムとの
世界ミドル級タイトルマッチについてです。

結果はご存じのように3人のジャッジのうち1人だけが村田勝利、
他の2人のジャッジはエンダムの勝ちと判定し、1対2のスプリット
デシジョンで負けました。
3人のジャッジの判定は、117-110、111-116、112-115 でした。

しかし、試合内容は文句なく村田優勢であったため、
観客・テレビ視聴者・日本ボクシング関係者は非常に残念に思い、
かつ、大批判となりました。

ですが、過去においても、明らかな不当判定は何回か存在した、
と思います。
その一例が、2012年6月9日のラスベガスで行われた、
マニー・パッキャオとティモシー・ブラッドリーの第1戦です
(この両者は3回対戦しています)。

試合は判定になりパッキャオ勝利と思われたのですが、
結果は3人の審判が1対2に分かれパッキャオが負けました。

ちなみに、このパッキャオとブラッドリーの第1戦の判定は
両陣営から中立な立場が、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」と
ひどく批判を行いました。
それだけでなく、WBOは試合後直後の2012年6月13日、判定について
精査を行うと宣言し、別ジャッジ5人がビデオ検証を行い、
5人全員がパッキャオの勝ちだったと意見を述べました。
しかし、それでも勝ち負けの結果を変えることはできませんでした。

その後どうなったというと、両者は2014年4月12日に再戦し、
パッキャオ判定勝ち。さらに2016年4月9日にも3度目の対戦をして
パッキャオの判定勝ち、となっています。

ちなみに、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」といわれた
第1戦でもジャッジは何も処分を受けていません
(というのが私の理解ですが、もし間違えていたらご指摘ください)。

また、パッキャオは第1戦敗戦でも全く評価に傷がつきませんでした。

そこで、村田氏の今回の試合後の動きを確認しましょう。
私からすると、「非常に興味深い現象」がおきました。
ここから数行はWikipediaの村田諒太氏の欄からの引用です。

**********************************************

試合後、WBA会長はエンダムと村田を再戦させる意向を
示すと共に「私のスコアは117-110で村田の勝利。

まずは村田諒太、帝拳プロモーション、そしてすべての
日本のファンに謝らなければならない。
このひどい判定によるダメージを修復する言葉はない」と
自身のソーシャルメディアにコメントを載せ、
この試合の判定に言及した異例の声明を発表した。

中略

2017年5月25日、WBAはエンダム支持の採点をした
グスタボ・バティージャ氏とヒューバート・アール氏を
6ヵ月間の資格停止処分とし、上述のエンダムと
村田の間で行われたWBA世界ミドル級王座決定戦の採点に
問題があったとしてエンダムと村田に対し再戦するよう
指令を出した。

**********************************************

世界に4つあるボクシング団体の会長が謝罪する、
ジャッジを6ヵ月間とはいえ資格停止処分にする、
といった事態はまさに前代未聞の出来事です。
パッキャオのときですら、このようなことは
おきませんでした。

そこで、なぜここまでの動きになったのでしょうか。
証拠のない私の仮説を申し上げます。


村田氏は日本の帝拳ボクシングジム所属だが、マッチメイクに
ついてはボブ・アラムの率いるトップランク社とも契約している。
ボブ・アラムはマッチメイクの世界で非常な実力者と言われている。
ボブ・アラムが村田亮太の判定に激怒し動いた。

ちなみに、ボブ・アラムはパッキャオのプロモーターでも
ありました。
パッキャオの時には激怒しただけで動かず、村田氏の時に
動いたのは、
「自分が契約したボクサーに対し2度も『これ』をやるのは許せん」
ということをわからせる戦略的意味もあったのではないかと
考えている次第です。
(以上は証拠とか根拠は全くない、私の空想的仮説に
すぎないことを再度申し上げます)

長くなりました。

記録上の1敗は残念ではあります。
しかし、敗戦後にこのような前代未聞の騒動がおきるということは、
まさに、

「世界のプロボクシング界が村田諒太の価値を認めた」

ということです。

試合前は
「オリンピックで金メダルを取った、数ある世界ランカーのうちの1人」
でした。
現在は、
「世界の注目を集める『事実上の』世界ミドル級チャンピオン」
です。

物事は受け止め方であり、考え方です。

不幸になりそうな出来事でも不幸にしないことです。
不幸になりそうな出来事をきっかけにして(つまりチャンスにして)、
全世界の注目を集める世界チャンピオンになるのです。

今回の記録上の1敗はそのための「プロローグ」なのです。

私にはそのように思えてなりません。
ボクシングがますます面白くなりました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫