[24号] ホームページ開設

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年10月
────────────────────────────

◆ホームページ開設
~これまでのエッセイをまとめました~

□────────────────────────────□

皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ここ数日は9月初旬の暑さが数日続き、その後は一転して
11月中下旬の冷えとなっております。
気温の上がり下がりが大きいときは鼻風邪、
のどの痛みといった風邪症状になりやすいのですが、
そういうときは「笑い」の力で免疫を高めて乗り切りましょう。

「笑い」でもやもやを吹き飛ばせ! です。

ところで、皆様にご報告があります。

このメルマガは2015年7月号を第1号として、もう3年目に入っております。
そして、毎回、私の思いを込めて書かせていただき、
皆様にお届けしてきました。

ただ、メルマガは直ぐに消えてしまうものですから、
保存してライブラリにしたいと思うようになり、
ホームページを開設することにいたしました。
キーワードは「皆様に元気をお届けするために」です。
(本当は自分の元気のために書いています…)

URLは

http://www.yoshidayoshio.com/ (当時)

です。(2018-08-09追加:現在は本HPが運営主体となっています)

お使いの検索サイトで、
「よしだよしお ドット コム」の意味で、ローマ字で
yoshidayoshio
と入れていただき、次にドット(.)を入れて、
最後に
com
を入れていただきますと、直ぐに出てきます。

このホームページでは、メルマガ(エッセイ)をまとめただけでなく、
私のご挨拶とともに、活動理念などの仕事についての考え方も
ご用意しました。

どうかホームページを一読いただき、私にアドバイスなどを
していただけたら幸いです。

また、皆様から他の方にこのホームページをご紹介いただけましたら、
とてもうれしく思います。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第23号] ついに10秒の壁をこじ開けた!!

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第23号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年9月
────────────────────────────

◆ついに10秒の壁をこじ開けた!!!
~やればできる 必ずできる 信念は実現する~
□────────────────────────────□

皆様

前回の8月のメルマガの時は気温が高かったのですが、その後、
予想に反して日照時間が少ない冷夏となってしまいました。

農業の方、観光業の方、気温が高くないと売れない業種の方にとっては
厳しい夏になったのではないかと心配しております。

もしも江戸時代でしたら、お米や野菜が育たず、年貢の取り立てと
日々の食事に困窮し、飢饉になったかもしれません。
今後の天候と景気の回復を心に念じております。

さて、今回は9月9日(土曜日)に飛び込んできたスプリンターの
桐生祥秀選手の「9秒98」の快挙を皆様と一緒に喜びたいと思います。

私ですら本当にうれしいのですから、陸上をされている方や陸上に
関わっている方にとっては、本当に興奮し、喜ばれていることと思います。

そして、1回でも日本人選手が公式記録で10秒の扉を
こじ開けたのですから、今後は桐生選手だけでなく、他の有力選手も
10秒の壁を突破する予感がします。
日本人同士が9秒台で争う時代の到来です。

私は、日本人の有力選手がこれまで10秒の壁を突破できなかったのは、
深層心理が「10秒の壁を突破するのはとても難しい」と
思い込んでいたからだ、と考えておりました。

桐生選手は
「1回9秒台を出したのだから次も9秒台を出せる」
と思うでしょう。
つまり、9秒台は本人にとって「できて当たり前」のことになりました。

ライバルの有力選手たちも、
「桐生選手ができて自分にできないはずがない。
9秒台はできて当たり前のことだ。」
と思い込めるはずです。

これからは、桐生選手もライバルのスプリンターたちも、
9秒台を身近な世界として競っていくものと思います。

このことは、野茂英雄投手のメジャーリーグでの大活躍とその後の
日本人選手の活躍からもいえると思うのです。

私の勝手な考え方をお聞きください。

皆様ご承知のとおり、野茂英雄選手は大リーグに渡り、2度の
ノーヒットノーランを含む大活躍をして、「メジャーリーグでの大活躍」
という扉をこじ開けました。
それにより、多数の日本人選手が「俺にもできる」「彼にできて俺に
できないはずがない」という気持ちになって、
潜在意識のレベルで「できる」という気持ちになりました。
その結果として、日本人の有力選手にとってはメジャーリーグでの
大活躍は「できて当たり前」の時代になったと思っております。

したがって、100メートル走も、メジャーリーグと同じ現象になる
のだろうというのが私の見方です。

これまで「できなかったこと」であっても、心が深く信念して
正しい努力をすれば、そのうちに潜在意識が「できて当たり前」と
思い込みます。

そうしますと、日頃意識している顕在意識(実在意識)が
「だめだ、できない」などという余計なことを考えなくなりますから
(邪魔をしなくなりますから)、潜在意識が知らず知らずのうちに
最高の結果を出すためのすばらしい調整をしてくれます。

その潜在意識の力により、その人が本来持っている大いなる力が
自然と発現し、一見不可能と思えることもできてしまう。

私はそのように考えております。

そして、この状態こそが、スポーツの世界で言われる
「Zone(ゾーン)」の状態の真相だと(私は勝手に)考えています。

一見できないと思えることでも、できるはずだと信じて、
正しい努力を続けていけば、心の奥深いところで深層心理が変わって、

「もうできる」
「できて当たり前」

と思うようになる。

そうなればしめたもので、できないと思い込んでいた重い扉を
こじ開ける「強い力」が自然と出てくるようになる。

そして、念願を達成することができる。

しかも、その念願を達成する力は特別な人だけに備わっているものではなくて、
誰にでも生まれながらに備わっている。

特別の人だけに備わった特別の力ではない。
誰でも自分の壁を突破する力を持っている。

私はそのように思っております。

今回は桐生選手の快挙に感動しましたので、私なりのお祝いの気持ちを込めて、
今月のメールマガジンを書かせていただきました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第22号] 夏の夜の「睡眠」考   

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第22号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年7月
────────────────────────────

◆夏の夜の「睡眠」考
□────────────────────────────□

皆様

全国的に気温が高くなりました。
また不安定な天候でもあり、特に九州の豪雨災害では大変な被害と
なりました。
被災に遭われた方が少しでも早く復興され、立ち直りができることを
心より念じております。

ところで、高い気温と湿度でエアコンを使う季節になりました。
そのため、冷房がききすぎて夏風邪になる方も増えています。
風邪を治癒するのは免疫で、風邪薬が風邪を治癒してくれる
わけではありません。

そして免疫は体温が上がると高まり、体温が下がると免疫も下がる
そうですから、体を冷やさないことが大事になります。
夏風邪の方は体温調節を含めてどうかご自愛ください。

ちなみに、夏はどうしても睡眠不足になりがちです。
暑いために他の季節の時よりも入眠しにくくなります。
私もその1人です。

ところで人間は体の深部体温が低下することで入眠状態に入り
やすくなるそうです。
つまり蒸し暑いと寝付けないというのは無理もないことです。
そこで、入眠前にエアコンで室温を下げるとか、タイマーで
睡眠時の室温を調節することは、やっぱり効果的だったのです。

ご承知の通り、睡眠には
「ノンレム睡眠(脳が深く休んでいる状態)」
と、
「レム睡眠(睡眠中だが脳が活発に活動して覚醒に近い状態)」
があり、それを一晩に交互に数回繰り返します。
そして、入眠して最初のノンレム睡眠が最も睡眠状態が深い
(脳が深く休む)と言われています。
入眠に入るときの環境は大事ですね。

それ以外で最近、よく指摘されているのが、就寝前のブルーライト
の影響です。
視覚がブルーライトを浴びると、視覚を通じて大脳が覚醒状態になり
入眠状態に入りにくくなります。
ところが、私を含めて結構多くの方が、遅くまで仕事でパソコンを
使うとか、つい何気なくスマートフォンを見続けてしまうとか、
帰宅後の楽しみでテレビを見る(録画した番組を見る)といったことで、
就寝前でもブルーライトを浴びていることが多いと思います。
このブルーライトを意識するだけで睡眠(特に入眠)が相当改善される
ようです。

つまり、デジタルとのつきあい方をすこし注意するだけで、
快適な睡眠を得やすくなります。
これはデジタル時代の「ご自愛」の一つだと思います。

それ以外で私が思うのが、アルコールの影響ですね。
アルコールは楽しい食事と会話を彩り、コミュニケーションを
活発にしてくれます。
いわば「人間関係の潤滑油」です。
ですが、アルコールは「睡眠薬代わり」にはなりません。
ご存じの方が多いと思いますが、アルコールには強い興奮作用があります。
そのため、アルコールで眠くなっても、よい睡眠を妨げることが多く
なります。

つまり、睡眠には「副交感神経」が作用することが必要ですが、
アルコールを飲むと、量にもよりますが、体が活発な活動をするときに
働く「交感神経」が作用します。
その交感神経が良質な睡眠を妨げてしまうのです。

ちなみに、たくさん飲んで寝ているときは、熟睡しているように
見えるわけですが、そのようなときでも「交感神経」が活発に作用して
いるそうです。

ですから、たくさん飲んだときの翌日は「疲れ」を感じることが
多いのですが、神経の観点からすれば当然のことです。

なぜなら、たくさん飲んで寝ているときは、一晩中「交感神経」が
活発に活動するので、いわば一晩中「運動」したと同じだからです。

そして、アルコールによって体温も上がりますから、当然に深部体温も
下がりません。
そのことからも入眠しにくくなります。

そうすると、アルコールは肝臓のためだけではなく、睡眠のためにも、
適度なつきあい方が望まれるといえそうです。

そのうえで、心と体を大事にしながら、いろいろなものを味わい、
楽しむ生活をしたいものです。

知識はよい人生のための道具にすぎません。
道具に縛られるのは本末転倒です。

デジタルを夜遅くまで「楽しむ」ことも素晴らしいことです。
アルコールも「楽しむ」ものであれば素晴らしいことです。
そして、夏の夜に心地よい睡眠をとることも素晴らしいことです。

睡眠について私が最も大事だと思うことは、就寝時の「気持ち」です。

就寝する時に、自分自身に対し、
「今日もありがとう。よく頑張ったね。無理しないで明日も楽しく頑張ろう。」
という気持ちになることが大事だと思います。
まさしく、これが「ご自愛」だと思うのです。

その日に面白くないことがあったとしても、とても厳しいことが
おきたとしても、就寝するときは、自分自身に対し
「今日もありがとう。」
という気持ちで自分をいたわり、「ご自愛」することが大事だと思います。

今月は、夏の始まりということで、快適な睡眠と自分を大事にする気持ちについて、
現在の私の考えを書かせていただきました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

 

[第21号] 村田諒太敗戦について

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第21号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年6月
────────────────────────────

◆村田諒太敗戦について
~敗戦後の大騒動が意味すること~
□────────────────────────────□

皆様

東京も梅雨入りになりました。
季節の変わり目でむしむしするなかで、肌寒い日もあれば
真夏日もあります。
このような時期は体が外的環境の変化に即応できずに体調を
崩しやすくなります。
皆様もどうかご自愛をされてください。

ところで、今日はボクシングのお話をさせてください。

私もWOWWOWのエキサイトマッチ(毎週月曜夜2時間枠番組)を
録画で見ているボクシングの1ファンです。
年間110時間ほど世界戦を中心にボクシング観戦をしています。

さて、私の今日のテーマは、5月20日に行われた村田諒太氏(以下、
村田氏と記載いたします)とアッサン・エンダムとの
世界ミドル級タイトルマッチについてです。

結果はご存じのように3人のジャッジのうち1人だけが村田勝利、
他の2人のジャッジはエンダムの勝ちと判定し、1対2のスプリット
デシジョンで負けました。
3人のジャッジの判定は、117-110、111-116、112-115 でした。

しかし、試合内容は文句なく村田優勢であったため、
観客・テレビ視聴者・日本ボクシング関係者は非常に残念に思い、
かつ、大批判となりました。

ですが、過去においても、明らかな不当判定は何回か存在した、
と思います。
その一例が、2012年6月9日のラスベガスで行われた、
マニー・パッキャオとティモシー・ブラッドリーの第1戦です
(この両者は3回対戦しています)。

試合は判定になりパッキャオ勝利と思われたのですが、
結果は3人の審判が1対2に分かれパッキャオが負けました。

ちなみに、このパッキャオとブラッドリーの第1戦の判定は
両陣営から中立な立場が、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」と
ひどく批判を行いました。
それだけでなく、WBOは試合後直後の2012年6月13日、判定について
精査を行うと宣言し、別ジャッジ5人がビデオ検証を行い、
5人全員がパッキャオの勝ちだったと意見を述べました。
しかし、それでも勝ち負けの結果を変えることはできませんでした。

その後どうなったというと、両者は2014年4月12日に再戦し、
パッキャオ判定勝ち。さらに2016年4月9日にも3度目の対戦をして
パッキャオの判定勝ち、となっています。

ちなみに、「ボクシング史上最悪な判定の一つ」といわれた
第1戦でもジャッジは何も処分を受けていません
(というのが私の理解ですが、もし間違えていたらご指摘ください)。

また、パッキャオは第1戦敗戦でも全く評価に傷がつきませんでした。

そこで、村田氏の今回の試合後の動きを確認しましょう。
私からすると、「非常に興味深い現象」がおきました。
ここから数行はWikipediaの村田諒太氏の欄からの引用です。

**********************************************

試合後、WBA会長はエンダムと村田を再戦させる意向を
示すと共に「私のスコアは117-110で村田の勝利。

まずは村田諒太、帝拳プロモーション、そしてすべての
日本のファンに謝らなければならない。
このひどい判定によるダメージを修復する言葉はない」と
自身のソーシャルメディアにコメントを載せ、
この試合の判定に言及した異例の声明を発表した。

中略

2017年5月25日、WBAはエンダム支持の採点をした
グスタボ・バティージャ氏とヒューバート・アール氏を
6ヵ月間の資格停止処分とし、上述のエンダムと
村田の間で行われたWBA世界ミドル級王座決定戦の採点に
問題があったとしてエンダムと村田に対し再戦するよう
指令を出した。

**********************************************

世界に4つあるボクシング団体の会長が謝罪する、
ジャッジを6ヵ月間とはいえ資格停止処分にする、
といった事態はまさに前代未聞の出来事です。
パッキャオのときですら、このようなことは
おきませんでした。

そこで、なぜここまでの動きになったのでしょうか。
証拠のない私の仮説を申し上げます。


村田氏は日本の帝拳ボクシングジム所属だが、マッチメイクに
ついてはボブ・アラムの率いるトップランク社とも契約している。
ボブ・アラムはマッチメイクの世界で非常な実力者と言われている。
ボブ・アラムが村田亮太の判定に激怒し動いた。

ちなみに、ボブ・アラムはパッキャオのプロモーターでも
ありました。
パッキャオの時には激怒しただけで動かず、村田氏の時に
動いたのは、
「自分が契約したボクサーに対し2度も『これ』をやるのは許せん」
ということをわからせる戦略的意味もあったのではないかと
考えている次第です。
(以上は証拠とか根拠は全くない、私の空想的仮説に
すぎないことを再度申し上げます)

長くなりました。

記録上の1敗は残念ではあります。
しかし、敗戦後にこのような前代未聞の騒動がおきるということは、
まさに、

「世界のプロボクシング界が村田諒太の価値を認めた」

ということです。

試合前は
「オリンピックで金メダルを取った、数ある世界ランカーのうちの1人」
でした。
現在は、
「世界の注目を集める『事実上の』世界ミドル級チャンピオン」
です。

物事は受け止め方であり、考え方です。

不幸になりそうな出来事でも不幸にしないことです。
不幸になりそうな出来事をきっかけにして(つまりチャンスにして)、
全世界の注目を集める世界チャンピオンになるのです。

今回の記録上の1敗はそのための「プロローグ」なのです。

私にはそのように思えてなりません。
ボクシングがますます面白くなりました。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第20号] デジタル機器3台続けての交換作業で思ったこと

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第20号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年5月
────────────────────────────

◆「デジタル機器3台続けての交換作業で思ったこと」
□────────────────────────────□

皆様

ゴールデンウィークはいかがでしたか。
私も心身のメンテナンスをいたしました。

また、Apple Watch、iPhone、ガラケーという身の回りの電子機器
3個の交換が重なり、電脳時代で普段何気なくつかっているものを
交換することの複雑さを再認識することができました。

最初に気がついたことと言えば、保険の重要性です。
Apple Watchはある日の朝、急に作動しなくなり、アップルサポートに
電話して、いろいろ試して、交換という判断になりました。
これはAppleCareに入っていたので無償でした。
やはり保険は役に立ちますね。

ところが、おかしくなったのはApple Watchだけではありません。
それと前後して、愛用の大型iPhoneも破損しました。
大型iPhoneは、桜を撮影するために取り出したところ落としてしまい、
下が石畳だったのでディスプレイが破損して使えなくなったというわけです。
これはAppleCareの2年間が過ぎていたので、7Plusに買い換えました。

そこで、この大型iPhoneのデータの入れ替え作業をしたわけですが、
私にはなかなか複雑な作業で、アップルサポートに相当手伝って
もらいながらの入れ替え作業でした。

ここでの教訓は、
「自分の知識経験で解決できずに困ったら一人で悩まず、
早めに専門家に相談して、専門家と一緒になって解決することがよい。」
ということでした。

ちなみに、私のデータ入れ替え作業はアップルサポートに協力してもらい
ながらも相当時間と手間がかかってしまい、やや重症患者だったようです。
もし自分一人でトライし続けていたら、今も問題解決ができず、時間と
体力を消耗し、それだけでなく大きなストレス要因になっていたと思います。

相場の「見切り千両」ではありませんが、早めに「見切って」、
専門家に相談することが大事ですね。

アップルサポート担当者も内部のシニア担当者に確認しながら、一所懸命に
努力していただきました。
とても感じがよかったです。
私もお客様への対応のしかたの実例として「見習おう」と思いました
(さすがアップル)。

そんなことがあり、ようやく私の電脳ライフが元に戻ったと思ったら、
今度は電話で10年余に渡り使用してきたクラシックの携帯(ガラケー)に
重大な出来事が起きました。
さすがに老朽化で使用継続に支障が生じる状況になってしまったのです。

ちなみに、私はiPhoneとガラケーの2台使いでした。

よく「2台持ちは不便では?」と聞かれますが、メールが1日100通ほど
ですから、大型iPhoneでメールを見ながら、ガラケーでテレフォン
ミーティングということがけっこうあり、私には便利です。

そのガラケーですが、さすがに10年余の激務によってところどころ破損し、
私は応急処置のつもりで絆創膏をつけたりしたのですが(人間みたいですね)、
その絆創膏をそのままにしておいたら、時の経過で微妙にこすれて変色し、
なにやらきれいなシールのようになっておりました。

そのガラケーもついに退役を余儀なくされるという事態になり(下取りには
出しません)、大型iPhoneと同じ通信会社の通常サイズのiPhoneに切り替え、
iPhone2台持ちとなった次第です。

ここで「めったにないこと」がおきました。

ガラケーからチェンジしたiPhoneで「発信者番号通知」の切り替えの
ボタンが「見当たらない」のです。
ちなみに、大型iPhoneにはそのボタンがあります。
他の人のiPhoneにもそのボタンがあります。
ですが私のガラケーチェンジiPhoneには「見当たりません」。
当然iOSも最新バージョンにしています。

それなら、いろいろお世話になったアップルサポートセンターに聞けば
いいと思って電話したら、電話にでたサポート係の人もわからず、
「上級者に確認に行ってきます」とのこと。

そしてついに出た回答は
「アップルの作業ではなく通信会社の作業になります。通信会社に
お問い合わせ下さい。」。

そこで、通信会社に電話すると、状況を理解してもらうのに時間がかかり
ましたが(発信者番号を知らせたくないときは「184をつけてください」
との回答までもらったのですが)、他のiPhoneにあって自分のiPhoneに
ないのは公平ではないので調べてほしいとお願いしたら、その言い方に
説得力があったようで、本格的に調べてもらうことができました。

それから1~2時間ほどして判明したのですが、極めてまれなことらしい
のですが、原因は通信会社で設定しておくべき設定作業をしていなかった、
ということでした。

通信会社の電話口の人は私に怒られると思ったのか慎重な口ぶりでしたが、
私も彼が一所懸命になんとかしようという気持ちで動いたことがわかり
ましたし(気持ちは電話からも伝わる)、それよりも、我ながらよく動いて
「まれな事態」に対応できたな、と少しうれしくなりました。

やはり、おかしいと思ったら、面倒でも四方八方手を尽くして、
自分の知らないことは知っている人に教えてもらい、直すべきところは
直した方がよいということですね。

それと、Apple Watch、大型iPhone、ガラケーからのiPhone交換、と
立て続けにデジタル機器の交換作業になって、それも結構複雑で時間と
労力をつかったので、すこし気が滅入るところがあったことは確かです。

でも、ここは考えようです。

「ここまで続くと言うことはあまりないことだから、
これからしばらくは悪いことはおきないぞ。
今後のことを考えるとツキとか運にめぐまれるかもしれないぞ。
かえって良かったな。」

と思うことができました。

何があっても気の持ちようです。

「面倒が続いた。めったにないことが自分におきたようだ。
自分はなんて不運なんだろう。」

という気持ちになれば、その思いが、よりいっそうの不運、不幸を
呼び寄せるに違いありません。

他方で、

「よかった。これからツキがよくなるぞ。これは良い兆しだ。」

と思い込めば、思い込んだように良いことがおきるような気がします。

ただ今回の私の件で問題がまったくないわけではありません。

ガラケーをiPhoneに交換したのですが、ガラケーの電話番号とお名前の
データをiPhoneに移行することができませんでした。
そこで、しばらくの間は私の携帯電話にお電話をいただいても、
「もしもし、どなたですか?」という間の抜けたことをお聞きするかも
しれません。どうかご容赦ください。

それとこのメルマガを書いている時点では、iPhoneでの通話に
なれておりません。もしかしたら、通話途中で切ってしまうとか、
すこしドタバタがあるかもしれません。
直ぐになれると思いますので、あわせてご容赦をお願いいたします。

今回は前々回のリンカーン、前回のチャップリンとはトーンが大きく変わり、
一市民である私のデジタルライフでおきた出来事を題材にして考えて
みましたが、いかがでしたでしょうか。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第19号] 勇気、想像力、そしてSome money

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第19号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年3月
────────────────────────────

◆勇気、想像力、そしてSome money
□────────────────────────────□

皆様

桜が咲き始める季節です。
皆様の周りでも桜が咲き、春の到来を感じておられることと思います。
3月は異動の季節であり、4月からの新年度に備える時期でもあります。
そこで、今回は、私の好きな元気の出る言葉をご紹介したいと思います。

それは、世界の喜劇王チャールズ・チャップリンの次の言葉です。

**********************************************
人生は恐れさえしなければ、とても素晴らしいものだ。
そのために必要なものは、勇気、想像力、そして少しのお金だ。

Yes, life is wonderful, if you’re not afraid of it.
All it needs is courage, imagination, and some money.

**********************************************

出典は映画の「ライムライト」です。
映画では、some money の俗語の a little dough が使われた
らしいのですが、日本では、 some money がなじみやすいということで、
some money を使う人が多いとのことです。

私もテレビでこの言葉を知ったのですが、some money で
紹介していました。
ですから、ここではあえて、some money を使わせてください。

なぜ私がこの言葉を好きかといえば、幸せのためには no money では
困るけれでも、 much money でなくてもいいんだよ、と
教えてくれたからです。
some money でも幸せな人生になるんだよ、と言っているからです。

でも幸せになるために絶対に必要なものがあります。
そのうちの1つが、勇気(courage)です。
勇気を失えば、常にびくびくして、何かにおびえ、恐れおののくばかりの
人生になります。そのような人生では幸せになるはずがありません。

そしてもう1つが、夢と希望と愛をもって将来を想像する力
(imagination)です。
実は、「勇気、想像力、そして少しのお金だ。」という言葉は、
ライムライトの原文とは少し異なり、次のような言い方をされる
こともあります。

勇気、希望、そして少しのお金だ。
夢、希望、そして少しのお金だ。
夢、勇気、そして少しのお金だ。
愛、希望、そして少しのお金だ。

言い方に共通しているのは、some money です。
そして、あとの2つは、勇気、夢、希望、愛 が使われています。

ですから私は、some money と 勇気を選択し、あとは
「夢と希望と愛で自分の輝かしい未来を想像する気持ち」
が大事だと考えて、「想像力」という言葉を使っています。

私はこの言葉を次ぎのように理解しています

恐れてはいけません。
人生に必要なのは、勇気です。
そして、夢と希望と愛で自分の人生を想像してください。
お金はもちきれないほどたくさんはいりません。
some money でいいのです。

ちなみに、チャップリンの人生を見てみますと

1歳のときに両親が離婚し母に育てられ、7歳の時に母が精神障害で
施設に収容される。
その後、貧民院や孤児学校など複数の施設に入り、幼少時から床屋、
印刷工、ガラス職人、新聞売り子をする。
その傍らで俳優の勉強を続け、19歳で名門劇団に入り、24歳の
アメリカ巡業で映画プロデューサーに評価され、25歳で映画デビュー。

その後、トントン拍子に出世。

しかし、1940年の「独裁者」で欧州(ナチス)・日本(ナチス同盟国)から
強く非難され、第二次大戦後の1945年には居住地アメリカが赤狩りの時代で、
チャップリンの作品が共産主義寄りだということで強く非難される。

そうした中の1952年、ロンドンに向かう船内でアメリカから
国外追放命令をうけ、以後、アメリカに戻らず。

その後の1972年、アカデミー賞名誉賞を受賞。
受賞のために20年ぶりにアメリカの地を踏む。
そのときの年齢は83歳。

そして88歳で永眠。

これをみると、チャップリンの人生も山あり谷ありですね。
そして、誰の人生も同じです。
多少の程度の違いはあっても、誰の人生も、山あり谷ありです。

だからこそ、

恐れるなかれ
勇気を失うなかれ
夢と希望と愛をしっかり持って手放すなかれ
自分の素晴らしい未来を信じて想像力をかきたてろ

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第18号] 我々は感情の動物(生き物)

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第18号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年2月
────────────────────────────

◆「我々は感情の動物(生き物)」
□────────────────────────────□

皆様

皆様の2月はいかがでしたか。
そろそろ啓蟄(けいちつ)の時期です。啓蟄とは冬ごもりしていた
虫が春の暖かさを感じて、地中から外に這い出てくるころという意味で、
現在の我々の暦(太陽暦)では3月5日または3月6日がこの日に
当たるそうです。私は父からこの言葉を教わりました。
そのためか啓蟄という言葉は私を懐かしさとか暖かさといった気持ち
(感情)にさせてくれます。

この感情についてのことですが、昨年末に書店でたまたま目にした
本の一節をご紹介させてください。

司馬遼太郎氏の「ビジネスエリートの新論語」(文春新書 2016年
12月10日第一刷)で昔の書籍の復刻版です。
その99頁から数頁なのですが、私の目線で引用させてください。

▼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

われらは、論理の動物を扱っているのではなく感情の動物を
あつかっているのである。しかもその動物は偏見に満ち、
誇りと虚栄心に燃えている動物である。〈D・カーネギー〉

…中略…

要するに、批評、非難、叱責という行為は上下のいかんに
かかわらず、すべての職業人に対して避けたほうがいいと
いうことだ。

1863年7月南北戦争の当時、北軍の将ミード将軍は、敵将リー
の退路を断って全南軍を殲滅しうるチャンスをにぎって
いながらむなしく時を失した。南北戦争中、北軍の犯した
最大の失策であると、こんにち、先史家も認めている。
当時、大統領リンカーンはきわめて穏やかな問責の手紙を
書き上げたが、再考のうえ、ついに送らなかった。
リンカーン死後、彼の書類箱の底から出てきて、初めて世間は
その事実を知ったという。

リンカーンというのは、じつに人心の機微を知りぬいた偉大な
人間通だったといわれている。おそらく手紙を送れば
ミード将軍は弁解これ務めるだろう。たとえ弁解しなくても、
その感情をそこない、自尊心を傷つけ、士気を喪失するに
きまっている。
この一時を読みとっただけでも、彼はただの政治家では
なかったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・▲

「リンカーンが何も言わなかった」から、将軍は自尊心、権威を
守ることができ、重大な失策の後でも戦闘を冷静に戦うことができ、
勝利することができたような気がします。

南北戦争の勝敗という極めて重要な局面での将軍の失策です。
リンカーンはどれほど「物を言いたかったか」と思います。
特に人間は「言いたがる動物」で、他人のことなどお構いなしに、
自分の気分だけで「しゃべる、言う」というのが普通ですから。

しかし、リンカーンは先の先まで見通して、「黙る」ことを選択した
のでしょうね。
そして、「黙る」と決めた以上、南北戦争が終わっても終生
「何も言わなかった」。

推測ですが、リンカーンは、どんなにミード将軍に気をつかっても
手紙を出せば、将軍が
「その感情をそこない、自尊心を傷つけ、士気を喪失する」
ことは間違いなく、それにより戦局を悪くするだけで
良いことは何もないと判断したのでしょうね。

私の頭の中の国語辞典には「人心の機微」というフレーズはあるのですが、
その中身は漠然としたものでした。
ですが、司馬遼太郎氏が教えてくれたリンカーンの話により、
「人心の機微」という複雑微妙なこの言葉がすこしだけわかったような
気がしました。

もちろん、言うべき時は言う、動くときは動く、そのことは忘れては
いけないと思います。リンカーンは言うべきことはいい、やるべきことは
やりましたからね。

そのうえで、今日のリンカーンのお話は私にとってとても勉強になりましたので、
皆様にもご紹介したいと思ったしだいです。
いかがでしたでしょうか。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第17号] 重度のねんざで思ったこと

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第17号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2017年1月
────────────────────────────

◆「重度のねんざで思ったこと」

□────────────────────────────□

皆様

2016年が無事に過ぎて、新年の2017年になりました。
お年賀の気持ちも添えてメルマガをお出ししようと思っていたら
あっという間に2017年の1月が下旬になってしまいました。

その間、メールマガジン事務局の方から、「そろそろですよ」
というお知らせもいただき、「早く書こう」と思いながら
お正月休みでゆっくりしたせいか、なかなか身体が動きませんでした。

遅れた理由ではありませんが、なんと、お正月休みに石畳の少しだけ
段差のある通り道を歩行中に大きく転んでしまい、足首が「ねんざ」
となりました。

なんで転んだの?という疑問はさておいて、レントゲンで骨折では
ないとわかって、お医者様から「吉田さんの骨は丈夫なんですね」と
言われました。

どうも見た目は骨折かもという状態だったらしく、骨折ではなくて
ラッキーでした。ただ、靱帯(じんたい)損傷で、靱帯が少しだけ伸びました。

これがスポーツ選手ですと、私程度のねんざでも運動機能に影響が
あるので、手術をして伸びてしまった靱帯を元の長さに戻すそうです。
たぶん、伸びた部分を切除して、それから断絶部分を縫合する
のでしょうね。
…手術は麻酔で痛くないとしても、術後とかリハビリがとても痛く
大変だそうです。

ちなみに、足首の靱帯が伸びるというのは、その関節部分が、常時
伸びた分だけ緩んでいる、ということを意味します。関節が硬いのは
よくないと聞きますから、緩いのは良いではないか、と思いたいのですが
きちんとはまっていない瓶の栓のようなもので(私のイメージです)、
関節が万全の状態ではないため、チカラがはいりにくい、転びやすい
ということだと理解しました。

よく、「ねんざは癖になるときがあるから」というお話も伺います。
これも関節が緩んでしまうからだったのですね。

でも、幸いにして私はスポーツ選手ではありませんし、手術ほどの
けがでなくて「よかった」と思いました。
また、お医者様からは、全治4週間と言われましたが、その後の
回復は非常に順調で、4週間かからないで「治った」と言ってもらえる
ような気がします。

私が心がけていることは、故障部位を動かさない、ということです。

もちろん足首ですから使わないわけにはいきません。
でも、「動かさない」ことを心がけています。
私が思ったことは次のようなことです。

靱帯損傷ですから、靱帯それ自体が部分的に切れて、伸びて、出血して
(実際、内出血がひどい状態でした)、炎症になっているはずです。
ということは、私が意識していないだけで、私の身体の中で
治癒を担当しているいろいろなメンバーが総出動して、損傷部位の
修復活動をしているはずです。
そういうときは、「意識のある自分」が、「意識していない体内の
修復活動」の邪魔をしてはいけないからです。

そのことと関係しているかどうかはわかりませんが、ねんざを
してから数日間はとてもよく寝ました。
睡眠時間が普段よりとても多かったです。
疲れたから転倒して、ねんざでさらに疲れたせいかもしれません。

でも私はそれだけではなく、身体が「治癒作業をするから寝ろ」と
心身に伝えて、心身がそのメッセージを受け入れて、睡眠が
増えたのだろうと思います。

それと、前回のメールマガジンでお伝えした「笑いの効用」も
思い出しました。
自分が書いたことですから、こういうときに自分が活用しようと
思ったわけです。

ちなみに、ねんざをしてから数日間は、歩くときに杖をついていました。
診療機関で杖の使い方を教わり、右足首でしたから、杖は左手で持って
右足と左手杖を一緒に前に出す、といったことです。

そんな状態でも、小声で、
「わっはっは !」
「ハ ハ ハ !」
「ふっふっふ !」
とやっていました(あくまで小声で…)。

数日で杖を使わなくなりましたが、この笑いは今でもやっています。

足首はねんざでも、気分まで「ねんざ」にしてはいけない。
気分は楽しく
「わっはっは !」
「ハ ハ ハ !」
「ふっふっふ !」。

ものごとに動揺しないで、状況とか真の理由を客観的に分析し
大きく・広く・深く考え、気分はいつも明るく・楽しく
「わっはっは !」でいきたいと思っています。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

そして、昨年に引き続き本年もどうかよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第16号] 笑いと免疫

—————————————
吉田良夫メールマガジン [16号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2016年12月
────────────────────────────

◆「笑いと免疫」
◆年末年始の休業日(12月29日~1月9日)について
※事務所は1月4日まで

□────────────────────────────□

皆様

◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇
*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*

Merry Christmas!

*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*◆*
-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-◇-

今年も残りわずかになりました。
肌寒さと街並みの綺麗なイルミネーションは年の瀬と
クリスマスの賑やかさを感じさせてくれます。
ありがたく嬉しい限りです。
そこで、今年も皆様への感謝の気持ちを込めて
クリスマスメールをお送りいたします。

┏◆ 笑いと免疫
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

感謝と喜び、笑顔と笑い。
これらはそれをする人を健康と幸福に導いてくれるありがたい
道案内ですね。

笑うことで心身を健康にする笑いヨガというのがあるのですが、
その書籍とDVDを見ますと、
「笑いは心身の健康に大いに役立つ。笑いはエクササイズです。
楽しくなくても笑ってください。」
とあります。
つまり、心身の不調の時は不機嫌になりがちで、楽しくないかも
しれないけれど、そういう時でもエクササイズだと割り切って
「笑え」と言っています。

それと同じことを私が敬愛する中村天風先生も仰っています。
「とにかく笑え。うそ笑いでもいいから笑え。」

そしてここからは免疫の話で、直接には
「中村天風を学ぶ」
(遠藤靖子 稲松信雄 松本正光著 2015年10月初版 河出書房新社)
の185頁以下 (松本正光氏担当部分)をお読みいただきたいのですが、
笑いが薬よりもはるかに免疫に役立つことがわかりやすく書いてあります。

どんな内容かと言いますと、
ガンのときにガン細胞を直接攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー
細胞)というのがあります。このNK細胞が活動するためには
「活性化」する必要があって、注射でNK細胞を活性化させようと
すると3日かかるけれども、たった5分間の笑いだけでNK細胞が
「活性化する」というものです。
笑いはものすごく貴重なものなのですね。

なお、先ほどの著者である松本正光氏は、天風会の講師をされている
現役の医師で、医学と健康に関する多数の著作をお書きになっています。

また今回のメルマガについては、
「免疫の新常識」(安保徹 著 永岡書店)
126頁以降も参考にしました。安保徹氏は免疫に関する著名な研究者
(医学博士)のようです。安保氏の著作該当箇所にはNK細胞のことを
別名「ニコニコ細胞」と書いてありました。

ともかく、面白くなくても、楽しくなくても、そんなことを
ふきとばすために、笑え、うそ笑い大いに結構だから笑え、
ということのようです。

そして、不思議なことに、うそ笑いをしているうちに、
だんだんと気分が良くなってきて、明るい気分になってきます。
それって、うそ笑いでNK細胞が「活性化」したせいかもしれませんね。
今年最後のメルマガを「笑い」でしめようと思います。

最後になりますが、皆様の健康と幸せが雪のようにますますと
降りそそぐことを深く心に念じ、今年のクリスマスメールといたします。

┏◆ 年末年始の休業日について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

私の仕事納めは、12月28日 夕方の予定ですが、
それ以降も多少の仕事はしますので、ご用のある方はお早めに
お願いできれば幸いです。

仕事始めですが、当事務所は1月5日午前10時から本年の業務を開始します。

ただ私は申し訳ないのですが、1月5日、6日とお休みとさせて
いただきます(すみません)。
そして、今年は1月9日(月)が祝日ですから、実際は1月10日(火曜日)
が仕事始めになりそうです。
お休みをたくさんいただいて恐縮ですが、どうかよろしくお願いいたします。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

来年も引き続きよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第15号] 世の中何があるかわからない~トランプ大統領誕生~

—————————————
吉田良夫メールマガジン [第15号]
========================================

□────────────────────────────□
今月のメルマガ              2016年11月
────────────────────────────

世の中何があるかわからない
~トランプ大統領誕生~

□────────────────────────────□

皆様

先月メルマガ14号で、残暑があっという間に秋模様と書きましたが、
今年は秋が短くすぐに晩秋・初冬の装いになってしまいました。
東京の公園でも木々にほんのりと紅葉が見え始め、日が暮れると
クリスマスのイルミネーションの飾りが綺麗に輝いております。
毎日なにかと忙しいと感じることの多い日々ではありますが、
自然が醸し出す「変化」は我々の日常の疲れを癒し、そして力を
与えてくれるすばらしいものだと感じます。
ありがたいことです。

ところで、自然の変化とは異なる人間社会の変化は妙薬になるときもあれば
毒薬になるときもあるかもしれませんね。

アメリカではトランプ氏が下馬評を覆して次期大統領となりました。
このメルマガでは、トランプ勝因とか、日米関係への悪影響とかの
コメントはいたしません。
私はこの問題について研究してきたわけではありませんから。

ただ、私が選挙後にネイティヴの方から英語で聞いたことなのですが、
前回大統領選挙の時とは異なり、今回の選挙では、投票資格のために
顔写真付身分証明書として運転免許証が必要だった、とのことです。
つまり運転免許証をもっていない貧困層は米国民であっても
投票できなかったというわけです。
ちなみにパスポートは非常な低額で取得できるはずで、顔写真付ですから、
そのことも聞いたのですが、パスポートでは投票できなかったとのお話を
伺いました。
ちなみに、ヒスパニック系低所得者層や黒人系低所得者層の中には
実際に運転免許証を持っていない方もいるそうです。

私個人の感覚ですが、投票者制限のようなものを感じてしまい、
アレアレと思った次第です。

ただ私の英語力はお恥ずかしい限りでして、正確に聞き取りができたかは
自信がなく、日本語による選挙解説にも上記のことは書かれていないようです。

もしメルマガ読者の方で実際のことをご存知の方がいらしたら、
事実を教えていただけますと幸いです。

またトランプ大統領の政策による悪影響についても、いろいろ有識者の方々が
見解を述べられています。
少なくとも、第二次世界大戦の戦勝国のなかで最大功績をあげたアメリカによる
パックスアメリカーナが戦後約70年を経てようやく終了し、本当の意味で
第二次世界大戦後の世界システムが「再構築」される時代に入るのかもしれませんね。

そして、あらたな世界システムの再構築が完成するまでは、
「試行錯誤と混乱の時代」になってしまうのはやむを得ないことかもしれません。

でも実際に不幸になってはいけません。
不幸になりそうでも不幸にしてはいけないと思うのです。

そのような観点から、参考になる言葉を思い出しましたのでご紹介します。
文献は、合田周平氏がかかれた 「中村天風と『六然訓』」
(PHP新書 2012年2月29日第一版第一刷)の151頁です。

**********************************************
江戸後期の曹洞宗の禅僧で、すぐれた歌や詞を残した良寛の言葉に、
災難から逃れる妙案として興味ある言葉がある。
現代の「危機管理」の基本な考え方を暗示しているので紹介する。

災難に遇ふ時節には、災難に逢ふがよく候。
死ぬる時節には、しぬるがよく候。
これ災難を、のがるる妙法にて候。

(良寛和尚)
**********************************************

この部分の私なりの解釈は、以下の通りです。

本来はかすり傷とか全治1ヶ月とかの怪我を、自分でジタバタして
致命傷にしないことだ。
本当に死んでしまう事態はめったにあるものではない。
そして本当に死んでしまうときには、それは寿命だから、うけいれるしかない。

慌てないで落ち着いて事に当たれば、怪我はしてもなんとかなることが多いはずだ。
虚心平気、虚心坦懐の気持ちをわすれてはいけない。

私がこの心境まで成長しているというわけではありません。
ただ、お先真っ暗、嫌なことばかりおきるだろうな、という気持ちになるよりは、
良寛和尚の言葉を思い出した方がなにか良いことが起こりそうな気持ちになります。

そんなわけで皆様にご紹介させていただきました。

今回もお読みいただきありがとうございました。
今後、皆様が私に書いてほしいと思うことがあれば是非返信戴ければ幸いです。
今後とも努力いたしますので、次回もどうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫