[第38号] Greetings of the Season

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**    ☆**Greetings of the Season**              **
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**              **       for the New Year    **☆
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皆様

今年も残すところあと数日となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、エルニーニョ現象の影響で「暖冬」のはずでしたが、
急に本格的な寒さになってしまいました。
寒暖差で体調を崩してしまったとか、疲れがとれない
という話も耳にします。

でも、やはり冬には冬の風情が似合いますね。
冬の空気は冷たく澄んで、どこか凛とした雰囲気が漂います。
そして日中は窓から差し込む冬の陽だまりに温かさを
感じることができ、夜になると街を彩るイルミネーションが
とても綺麗でうれしくなります。

2018年は、皆様にとってどのような1年になりましたでしょうか。

私の場合は、「吉田総合法律事務所」を創設した
特別な1年となりました。
物件を探すところから始まり、内装を考え、
業務に必要なものを用意し、ホームページを作りと
様々なことがありました。そして、
本当に多くの方のご協力とアドバイスをいただくことができました

事務所開きに際しては、たくさんの方々にご来所いただき、
暖かい応援をいただきました。

これまでもこれからも、変わらずにお付き合いをして
くださる大切な方々に、また今年新しく出会ったすばらしい方々に
今年一年の感謝の気持ちを込めて心よりお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

来年もまた、少しでも皆様のお役に立てるよう、
より一層心を込めて努めさせていただきますので、
どうかよろしくお願い申し上げます。

なお、2019年1月から当事務所の 渡邊康寛弁護士 は
パートナーとなります。

渡邊康寛弁護士は十分な実力がありますので、
今後はより一層、クライアントに対するよい貢献が
できるものと確信しております。

皆様におかれましても今後の渡邊弁護士の活躍に
期待していただきたく、ここにお願い申し上げます。

来年も皆様とのご縁を大切にし、
読んでいただけるメルマガにしていきたいと思っておりますので、
どうかよろしくお願いいたします。

くれぐれも体調などお崩しになられぬようお気をつけください。

それでは皆様、よいお年をお過ごしください。

 

吉田 良夫

 

◆年末年始の休業日について
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当事務所は、12月28日で仕事納めとさせていただき、
新年は1月7日から通常通り業務を開始いたします。

 

[第37号]カルロス・ゴーン氏の逮捕で思ったこと~幸せってなんだろう~

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今月のメルマガ               2018年11月
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◆カルロス・ゴーン氏の逮捕で思ったこと
~ 幸せってなんだろう ~

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皆様

11月も下旬になりますと、あと1ヶ月ちょっとで来年ですね。
子供は1年を長く感じるけれども、大人は年を重ねるごとに
1年を早く感じるようになる、と聞いたことがありますが、
私にとってはまさにその通りです。

ところで、最近、びっくりしたニュースがありました。
皆様ご存じの、あの「カルロス・ゴーン」氏の逮捕です。

「まさか…こんなことが…」

という状態ですね。

今回のゴーンさんの逮捕容疑は、(今のところ)有価証券報告書に
報酬額の虚偽記載をしたという罪です。

有価証券報告書虚偽記載罪というのは、
たとえば、実情は大赤字で倒産寸前なのに、投資家が読む有価証券報告書に、
「うちは儲かってまっせ。期末の儲けはこんなに儲かる見込みでっせ」
という嘘記載をされると、投資家はだまされて投資をする
(株を購入する)かもしれません。

そして会社が倒産になれば、嘘記載を信じて株を買った人は損をします。
また、そういうことがまかり通ると誰も株を買うという投資を
しなくなります。

そこで、そのような投資家の投資判断を間違えさせないために、
有価証券報告書には嘘を書くな、という規制をしています。

つまり、有価証券報告書虚偽記載罪が予想しているのは粉飾決算の事例です。
ところが、今回は経営トップが受領した報酬額を過少記載した
という事例です。

ゴーンさんの行動は倫理的にはめちゃくちゃで、
開いた口がふさがらない(ただただ、唖然…)という状態ですが、
それでも投資家が自分の儲けのためにどこの会社に投資するか
という判断の局面では、赤字なのに儲かっているという虚偽記載を
する典型的事例とは違います。

それに私は、私がとっている新聞その他の報道から、
ゴーンさんとケリーさんの罪は、特別背任罪という会社役員の罪
の方がどんぴしゃりじゃないか…
という感覚をもっていました。
(もしかしたら、今後、特別背任罪に進むかもしれませんし、
そうではなく、特別背任罪にすると他のところで「問題」が
生じるという判断で特別背任罪を使わないで「けじめ」を
つける方針なのかもしれません。
これは時間が経過するとすべて分かりますね。)

また、報酬ごまかしの事例では納税関係で問題が生じることが
あり得るので、もし税務申告に「ごまかし」(故意)があると、
脱税ということになりかねず、脱税額が一定額を超えると
それだけで実刑になってしまいます。
そこのところ(納税)はどうなんだろう、と思っていました。

そんななかで、インターネットニュースを検索したわけですが、
インターネットではいろいろな情報が掲載されていました。

ゴーンさんもケリーさんも、逮捕・勾留の段階ですし、
判決で有罪が確定するまでは無罪という前提で扱われるべきです。

それに両名とも「否認(認めない)」という立場のようです
(もしかしたら事実関係から「まったく違う」と言って
いるのかもしれませんね)。

ただ、この両名を逮捕すると言うことは、
日本とフランスの国益問題に特捜が割り込むわけですから、
検察は確実な証拠を収集済みで、上層部を含めかなり慎重な
判断をしたものと推察します。

そこで、現時点で報道されている内容を前提にして
本件を少しだけ見てみようと思いました(推定無罪の
刑事原則と真逆の扱いをしてしまいそうで怖いのですが……)。

ゴーンさんがケリーさんに指示をして、ケリーさんが部下の
外国人執行役員1名と日本人幹部社員1名にメールで
不正行為の指示をしたらしいです
(もし本当ならメールで不正行為指示をするなんて信じられません
不正をする人は不正指示を口頭で行うことが多いのですが…。)。

そのメール指示をうけた外国人執行役員と日本人幹部社員の
2名(不正行為の実行者)が、東京地検特捜部と司法取引を
したそうです。

そして、ケリーさんが不正行為を指示したことの物証として、
メール等を東京地検特捜部に提供し、東京地検特捜部が
ゴーンさんが逃げられないタイミング(飛行機で日本に来るところ
を空港で逮捕令状をもってお出迎え)で逮捕となったようです。

司法取引者は上記2名だけで会社(日産)は司法取引対象者では
ない、とのことです。

インターネットニュースのおかげで、ちょっぴり雰囲気が
分かったような気がしました。

裁判による真実解明はまだまだ先のことと思いますが、
逮捕ニュースが衝撃的だったので、すこしでも逮捕側の
初動の事情が分かって、よかったです。

もうひとつ、私がどうしても「理解できない」ことがあります。
それは腹心のケリーさんの行動です(あくまで逮捕側の認識を
前提にしたもので、ケリーさんは否定しているかもしれませんが)

ケリーさんは弁護士出身らしいです。
弁護士出身なら、たとえ日本の法律に精通していなくても、
法律の中身(法規制)はどの国もかなり共通していますから、
ゴーンさんと自分(ケリーさん)がやっていることが、
どれだけの重罪か、どういう結末になるか、ということを
十分に分かっていたはずです。

それに、不正指示をメールで行ったとのことですが、
弁護士出身のケリーさんが自分で自分の首に縄をつける物証を
つくるとは。

……(もし事実なら)正気の沙汰とは思えません……

ゴーンさんもケリーさんも、まさか、「絶対にばれない」と
でも思い込んでいたのでしょうか。

ちなみに、単独犯で事情は自分しか知らない、というときは、
「ばれない」ということはありえるかもしれません。
単独犯と思われる殺人事件で迷宮入り事件があるのは、そのためです。

しかし、犯行者が複数の場合や犯人以外で事情を知っている者が
いる場合は、「ばれる」可能性は非常に高くなります。

それなのに……。

私は、ここで、敬愛する中村天風先生の人生観を思い出しました。

天風先生は、

「正直、親切、愉快に」

と断言しています。

その方が幸せになるからです。
そして、「幸せとは心が平安な状態なこと」と定義しています。

お金や地位がどれだけあっても、「心が平安でない」なら、
それは幸せではありません。

ゴーンさんは、いままでの暮らしと全く違う「東京拘置所」に
いるらしいです。

東京拘置所といえば田中角栄氏の言葉を思い出します。
自宅の中に文献があるはずですが、次のような言葉だったという
記憶です。

「俺はだれよりも小菅(東京拘置所のことです)のことを知っている。
あそこでは花なんか無駄だ。食い物を持って行け。」

東京拘置所は超高級ホテルとか超高級住宅とは全く違う
居住環境ですから大変だと思います。

これからのことを考えて不安と恐怖でいっぱいで、
「心は平安」どころではないと思います。
本当に大変な状態だと思います。

今回の事件で思いました。

私は Much Money でなくても Some Money があって
(No Money は困りますが……)、
「心は平安」であれば、
そちらの方がずっといいです。

今回のゴーンさんとケリーさんの逮捕は、
あまりにびっくりしたニュースでしたので、自分の気持ちの
整理をかねて、私が感じたことをまとめさせていただきました。

今回はかなりの長文になってしまいましたので、
最後までお読みいただいた方には本当に感謝申し上げます。
(次回は短いものにしますので、次回もよろしくお願いいたします。)

 

吉田 良夫

[第36号]あきらめないことの重要性

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今月のメルマガ               2018年10月
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◆あきらめないことの重要性

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皆様

あっという間に10月の終わりになりました。
年初は東京も大雪になり、夏は日本全国で記録的猛暑になりました

そして今は秋です。
最近の東京の秋は短いような感じがしておりますので、
すぐに冬になって町並みをイルミネーションがきれいに
彩るようになるのでしょう。

私は四季の変化がとても好きです。
自然は生きていて動いている、そして、
人間も大自然の恩恵で生きている。
そんなことを感じます。

ありがたいことです。

このメルマガを始めたきっかけとして、
最近ご挨拶をしていない方に、直接のご訪問はできなくても、
せめてメールだけでもご挨拶をしたいという気持ちで始めました。
年賀状の毎月版のようなものでしょうか。

今月は題材が思い浮かばず、さて、書けないものだな、と
想いながら、時間だけが経過しました。

10月号はなしにして11月号から再開するか、
という考えも頭をよぎりました。

ですが、
「まてよ。この書けないときでもご挨拶はできるな。」
という気持ちが出てきました。

完全でなくてもいいじゃないか(元々完全なものは
書けておりませんが、あくまで内心での気持ちの分析です。)

何もやらないよりも、ほんの少しでも「何かをする」ということは
長い目で見れば大事なことかもしれない。

そんな気持ちになりまして、書けないという気持ちから、
自分の気持ちを整理することで、10月号をお出しすることが
できました。

なるべくあきらめず、その時点でできることを実行してみる、
ということは重要なことです。
私は、今回、あきらめないこと、継続することの重要性を体験できました。
そうです。
ダメだと思い込まないで、あきらめないで、
その時にできることを、実行することで、10月号を配信できました。

これからも、いろいろなことを、あきらめないで、
その時にできることを実行することにします。

そして、皆様とのご縁を永く強くしていきたいと念じておりますので、
今後ともどうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫

 

[第35号]近況のお知らせ

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今月のメルマガ               2018年9月
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◆近況のお知らせ

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皆様

あっという間に9月下旬になりました。
記録的猛暑だった今年も確かに秋の気配が感じられます。
日本の四季はありがたいものだと実感します。

ところで、先月号の「カラスとの会話」(第34号)については
何人もの方から感想と貴重なお話を教えていただきました。

人間もカラスも生き物としてこの地球の中で生きていて、
お互いに心を通じ合わせるときもある、ということがわかりました。
ありがとうございます。

この35号からメルマガを受け取られる方で先月号を
お読みになりたいという方は以下をクリックしてください。

▼[第34号] 猛暑のなかでの「カラスとの会話」▼
https://yoshida-law.us11.list-manage.com/track/click?u=9b78c20553f238da5c697d1d4&id=4ff591344a&e=195a2b61c0

また、事務所に来ていただいて相談をされた方から、

「最初は緊張しておりましたが、物凄く話しやすく、
ざっくばらんに話す事ができました。
相談内容に対しても、的確なご意見をわかりやすく
説明頂き助かりました。」

というありがたいご感想のメールもいただくことができました。
これは私どもにとって勲章のようなありがたいお言葉です。

このメール感想をしてくださった方のご了承をえましたので、
皆様にご紹介させていただきました。

ところで、今月号では私の事務所のホームページのことを
少しだけご紹介させてください。
事務所ホームページは、立ち上げ当初の時より動作環境及び
レイアウト等を改良し、ブログもすべて読めるようにしました。

最初にホームページを立ち上げたときより読みやすく
なったと思いますので、どうかホームページをもう一度
訪問していただきたく、お願いいたします。

また、最初はグーグルやヤフーで「吉田総合法律事務所」と
打ち込んで検索しても表示されなかったのですが、
最近はすぐに表示されるようになりました。

ホームページの来訪者が多いとネット検索の際により上位に
表示されると思いますので、お時間がありましたら、
読みやすくなったホームページをご確認していただけますと幸いです。
(吉田総合法律事務所
https://yoshida-law.us11.list-manage.com/track/click?u=9b78c20553f238da5c697d1d4&id=c4b47eff63&e=195a2b61c0)

また、今月号はお知らせばかりで恐縮なのですが
9月26日(水曜日)の日本経済新聞 朝刊16面において、
弁護士50選として今年2回目の事務所紹介の記事掲載を
していただきました。

また第一法規の「会社法務AtoZ」という法律雑誌の
2018年10月号(9月25日発売)でも事務所紹介の
記事掲載をさせていただきました。

これからも、
困ったときに頼りになる、
緊張しないで相談できる、
思ったことを何でもいえて相談できる、
相談者との距離感が近い親しみやすい事務所
にしていくつもりです。

今月は紹介ばかりになってしまいました。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫

[第34号] 猛暑のなかでの「カラスとの会話」

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今月のメルマガ         2018年8月
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◆猛暑のなかでの「カラスとの会話」
~みえないけれども大事なものを感じる気持ち~

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皆様

8月も下旬になりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
最近は7月が猛暑で、8月に入ると少し暑さが和らぐような感じですね。
台風も7月から出始めますし、気候が変化しはじめているのかもしれません。

ところで、最近私が経験した「カラスとの会話」のことをお話しさせてください。

数日前のことでありますが、自宅マンションの開放廊下を歩いていると、
カラスが手すりに止まっておりました。
ふだんはカラスには近寄りたくないと思うのですが、
エレベーターに行くにはカラスの前を通る方が便利なので、
心の中で「さて、どうするか」と思いました。

そうしたら、不思議なことに、カラスが
「暑くて大変なんですよ。もうしばらくここにいさせてください。
と私にお願いをしたような気持ちになってしまいました。

さらに、カラスは、手すりのうえを、ピョン・ピョンと数回、横に移動したのです。
それにより、私はその開放廊下を歩きやすくなり、
カラスの横をおそるおそる通り抜けることができました。

その後も、エレベーターに乗るまでカラスを見ていましたが、
カラスは「ほっとしたような様子」で手すりにとまっていました。

熱くて大変なのは人間もカラスも同じですね。
そして、生き物はみんな地球の中で生きているのですから、
「お互い様」の気持ちが大事なような気がしました。

私は弁護士ですから、どうしても対立の関係になる仕事が多く、
そのため日常のなかで「攻撃と防御」を考えることが多くなります

ですが、「攻撃と防御」はあくまで手段です。
それだけでなく「法律」そのものが手段です。
なにかを達成するための道具として「法律」があり、
その「法律」を活用するために「攻撃と防御」があります。

では、それらの手段は何を「目的」にしているのでしょうか。

私は、「幸せの実現」こそが「法律」の目的だと思っています。
幸せは客観的なものではなくて、主観的なものです。

たとえ誰もがうらやむ財産と地位を持っていても、
当の本人が「苦痛・心配・不安・恐怖」といった感情か
ら抜け出すことができないとしたら、それは「幸せ」ではありえません。

反対に本人がどのような状況であろうと、
「喜び・満足」といった気持ちであれば、
それは「幸せ」に包まれていることにほかなりません。

このように考えると、幸福も不幸も、感情とか気持ちで決まってしまう、
ということになりそうです。

そこで私は思うのです。

相手の感情とか気持ちを「感じる」ことが大事なのだと。
そして、相手の感情・気持ちを感じ、自分の感情・気持ちを
相手の心に伝えることが大事なのだと。

話を弁護士の仕事に戻します。

あくまで私の感覚ではありますが、
法律上の技術的な攻撃防御だけを意識して仕事をし続けますと、
目の前の「直接的問題」は多少解決することができますが、
問題の本質的な解決にならないことが多いような気がします。

どういうことかと申しますと、
問題が形を変えて「別問題」として現れて、いつまでたっても
「すっきりとした状態」にならないことがある、からです。

それよりも、言葉には出てこない「問題の本質」を意識し、感じ、
その「本質」を少しでも解決することができたら、どれだけ良いことでしょうか。

私は「本質の問題」を感じ、それを解決することがとても大事だと思っています。

そして、さきほどのカラスとの会話で、相互に気持ちを通じ合わせ
気持ちを感じあうことの大事さを再認識した次第です。

カラスさん、大事なことを思い出せてくれて、ありがとう。
お互いに夏バテしないようにしましょう。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第33号] 事務所ホームページ公開と日経新聞弁護士50選掲載お知らせ

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今月のメルマガ              2018年7月
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◆事務所ホームページ公開と日経新聞弁護士50選掲載お知らせ
~私たちは「幸福の創造」と「不幸の縮減」のために活動します~

◆夏季休暇のお知らせ
休業期間:8月11日(土)~16日(木)

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皆様

お元気でお過ごしのことと思います。

西日本豪雨ではきわめて多くの方がお亡くなりになり、被害に遭われ、
今も非常に多くの方々が不自由な避難所暮らしをされています。
私も子供時代に自宅が水害の被害を受け、その後も大変でした。
被害に遭われた皆様が少しでも早く日常生活に戻られることを
心よりお祈りしております。

また、7月23日は東京で初めて40度を超えるという高温気象になりました。
気象庁が現在の高温状態は「災害」であると異例の発表もしております。
皆様、どうか体調にご留意され、水分補給と熱中症に十分に
ご注意されてください。

ところで、ようやく(…本当にようやく…)、
吉田総合法律事務所のホームページを公開することができました。
名刺にホームページのURLを書いておきながらホームページが
見当たらないという状況でしたが、ようやく皆さまにお読みいただける
ことができます。

URLは

https://yoshida-law.us11.list-manage.com/track/click?u=9b78c20553f238da5c697d1d4&id=e0549de7d0&e=cd2c23abbb です。

これまでのブログホームページは吉田総合法律事務所ホームページに
移行しますので、過去のブログは事務所HPでお読みください。

また、事務所HPは順次、改訂し整えるつもりですので、
アドバイスなどがありましたら、おしえていただけますと
大変にうれしく思います。

また、ありがたいことに、7月30日(月)朝刊の日本経済新聞第24面で、
「事業承継M&A 弁護士50選」として吉田総合法律事務所の
ご紹介をさせて頂くことができました。
もしご興味がありましたら、お読み頂けますと幸いです。

ここで事務所の夏期休暇もお知らせをさせてください。
今年は8月11日(土)から8月16日(木)まで夏期休暇
とさせていただきます。

申し訳ありませんが、この期間はお問い合わせをいただきましても、
ご対応は8月17日(金)以降になってしまうと思いますので、
どうかご容赦ください。

今月のメルマガも仕事がらみのお知らせになってしまいました。
どうかご容赦ください。
来月からは普段通りのメルマガに戻したいと思っております。

どうかこれからもよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第32号] 事務所開き御礼と新事務所の方針

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今月のメルマガ              2018年6月
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◆事務所開き御礼と新事務所の方針

~お客様の「幸せの創造」と「不幸の縮減」のために ~

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皆様

この度は、大阪北部地震において被災されました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

ところで、6月に入ったと思ったら、いつのまにか梅雨入りとなり、あっという間に7月になりそうです。
季節の変わり目のうえに、例年よりも寒暖の差がありましたので、風邪を引かれている方も多いようです。もし風邪を引いてしまったときは、あせらず、自然治癒力を信じて、心身を休めご自愛されてください。
そのうえで、お医者様と薬の力も使いながら、早い回復をされてください。

さて、前回のメルマガでは5月9日に事務所開きのご案内をさせていただきました。私を含め所員全員は、どうなることかと心配しておりましたが、当日は約100人の方にご来所いただき、応援のお言葉とありがたい笑顔を
いただくことができました。

また多くの方からお祝いの品々をたくさんいただきました。言葉では言い尽くせないのですが感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

当事務所は、前回のメルマガでもお伝えいたしましたように、
お客様の「幸せの創造」と「不幸の縮減」のために、より深いレベルで活動いたします。

そのため、当事務所では、お客様のお話を伺い事案の内容を理解いたしましたら、お客様が当初ご希望される方法(お客様が「このようにしてほしい」と
ご希望されること)がありましても、それとは異なるプランをご提案することもあります。
(ですが、絶対にお客様に無理強いはいたしませんし、お客様のご希望が
明確になりましたら、受任する場合には、ご希望のようにいたしますので、
どうかご安心ください。)

それは当事務所が真にお客様のことを思い、「お客様のためになる」ことを
目標としているからであります。

目の前の短期的利益だけにこだわることはせず、お客様にとって「幸せの創造」と「不幸の縮減」になるために、どのようなプランが最適かを真剣に考えます。

そして、お客様のよりよい未来のために、特にお客様の10年後・20年後の
よりよい未来のために、真に役立つプランを検討し、ご理解とご納得をいただいたら、それを実行します。

上記の方針のもとで、専門性の高いブティック型事務所として活動いたします。

なお、弁護士3名がそろいますのは正式には7月1日からとなります。
そのため、ホームページ開設と新事務所ご案内書は7月以降を予定しております。

私どもは、今後もより一層の研究と努力を継続いたします。
どうかこれからもよろしくお願いいたします。

■住所■
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-3-1 須田町ビル3階

淡路町交差点のりそな銀行近くの靖国通りに面したブラウン色10階建のビルです。
(鳥飼総合法律事務所から徒歩5分の距離です。)

最寄り駅は以下のとおりです。

丸ノ内線 淡路町駅 A3出口 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 A3出口 徒歩2分
千代田線 新御茶ノ水駅 A5出口 徒歩3分
JR線 秋葉原駅 電気街口 徒歩5分
JR線 神田駅  北口   徒歩5分

■電話・FAX番号■
電 話:  03-3525-8820
FAX:  03-3525-8843

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お時間がありましたら、メルマガエッセイのホームページ
https://yoshida-law.us11.list-manage.com/track/click?u=9b78c20553f238da5c697d1d4&id=82ad4102e7&e=cd2c23abbb
をお読みください。
(検索の際は、「yoshidayoshio」 の後に 「. 」を入れて、
「com」 でお願いいたします)

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

吉田 良夫

 

[第31号] 「事務所開き」へのお誘い

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今月のメルマガ              2018年5月
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◆吉田総合法律事務所の「事務所開き」へのお誘い
5月9日(水)午後2時~6時頃

~ 所員一同、ご来所を心よりお待ち申し上げております ~

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皆様  ゴールデン・ウィークはいかがでしたでしょうか。
私は新事務所(吉田総合法律事務所)で書籍の配置を整理したり、
案件の記録を整理したり、廃棄すべきものを選別したり、
という貴重な日々を過ごしました。

さて、5月9日は午後2時から午後6時ころまで、「事務所開き」をさせていただきます。

まだ行くかどうかを決めてはいないが、行く時間はある、という方は、
すこしのお時間でも、お越しください。

今回の事務所開きでは、本数に限りはありますが、
ワインと大吟醸と記念品をご用意しております。

ワインは、洞爺湖サミットワーキングディナーにおいて提供された
シャルドネのワイン(正確には年度が違いますので完全同一では
ありませんが、ほぼ同じとお考えください)をご用意しております。

大吟醸は「獺祭(だっさい)」の純米大吟醸・磨き二割三分をご用意しております。

また、ささやかではありますが記念品もご用意させていただきました。

いままでも、これからも、より深いレベルで
お客様の「幸せの創造」と「不幸の縮減」をいたします。

そして、今後もより一層の研究と努力を継続いたします。
どうかこれからもよろしくお願いいたします。

■住所■
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-3-1 須田町ビル3階

淡路町交差点のりそな銀行近くの靖国通りに面したブラウン色10階建のビルです。
(鳥飼総合法律事務所から徒歩5分の距離です。)

最寄り駅は以下のとおりです。

丸ノ内線 淡路町駅 A3出口 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 A3出口 徒歩2分
千代田線 新御茶ノ水駅 A5出口 徒歩3分
JR線 秋葉原駅 電気街口 徒歩5分
JR線 神田駅  北口   徒歩5分

■電話・FAX番号■
電 話:  03-3525-8820
FAX:  03-3525-8843

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

 

[第30号] 吉田総合法律事務所の創設のお知らせ

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今月のメルマガ              2018年4月
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◆吉田総合法律事務所の創設のお知らせ
~人生の新しいスタート~

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皆様  もうすぐゴールデン・ウィークですね。
旅行に行かれる方も、ご自宅でゆっくりとした時間を過ごされる方も、仕事の予定のある方もいらっしゃると思います。季節の変わり目のため寒暖の差のある日が多くなっていますから、どうかご自愛され、よい時を過ごされてください。

ところで、私は鳥飼総合法律事務所から独立し、新たに「吉田総合法律事務所」を創設し、人生の新たなスタートといたします。

(円満退所の新事務所創設ですからご安心ください。)

弁護士は私を含めて3名で、私は所長として活動します。私とともに活動する弁護士は以下の両名です。両名とも非常に優秀であり、十分に実務経験を身につけた弁護士です。

渡邉康寛 64期 弁護士7年目
星野光子 64期 弁護士7年目(なお星野弁護士は7月1日からとなります)

私は、吉田総合法律事務所において、従来よりも深いレベルでお客様の「幸せの創造」と「不幸の縮減」に貢献することができると確信しております。

また、私を信じ吉田総合法律事務所のメンバーになった者の幸せと自己実現にも貢献できると確信しております。

今後もより一層の研鑽と努力を重ねるつもりですので、これからもご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

なお、事務所開きとして、ささやかではございますが、5月9日 水曜日 午後2時から午後6時まで軽食 飲み物 記念品などご用意してお待ちしております。

お時間のある方は、短時間でもお立ち寄りいただき、新事務所を見ていただけますとうれしく思います。

ところで、ながらく所属していた鳥飼総合法律事務所からの独立ですので、現実的問題として種々の移行期間が必要になっております。

そこで、4月第4週につきましては、鳥飼総合法律事務所でも吉田総合法律事務所でも、どちらでもご連絡をいただけますと幸いです。

ゴールデン・ウィーク中の5月1日及び5月2日はお休みとさせてください。
そして、5月7日 (月曜日)より、
すべてのご連絡は吉田総合法律事務所にお願いいたします。

[場所は以下のとおりです。]

■新住所■
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-3-1 須田町ビル3階

淡路町交差点のりそな銀行近くの靖国通りに面したブラウン色10階建のビルです。
(鳥飼総合法律事務所から徒歩5分の距離です。)

最寄り駅は以下のとおりです。

丸ノ内線 淡路町駅 A3出口 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 A3出口 徒歩2分
千代田線 新御茶ノ水駅 A5出口 徒歩3分
JR線 秋葉原駅 電気街口 徒歩5分
JR線 神田駅  北口   徒歩5分

[電話・FAX番号は以下のとおりです。]

■新連絡先■
電 話:  03-3525-8820
FAX:  03-3525-8843

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

これからも皆様とのご縁を大切にし、読んでいただけるメルマガに
していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫

[第29号] 「すぐに行ける」ことのありがたさ

皆様 あっというまに公園では早桜がさきはじめ、そしてこのメルマガがお手元に届く頃は「お花見」のよい時期になりそうです。
前回のメルマガでは大雪とインフルエンザを取り上げました。
冬から春という自然の大きな営みを感じることができ、なんとなくうれしくなります。

春というとなんとなく体を動かしたくなります。
そこで、すぐに思いつくのが、フィットネスクラブでありますが、
私はこれまで事務所から地下鉄1駅はなれたプール付のフィットネスクラブに
「入退会」の繰り返しをしておりました。

恥ずかしながら「幽霊会員」だったわけです。

ところが、最近読んだ「一流の頭脳」
(アンダース・ハンセン著 御舩 由美子訳 サンマーク出版
2018年3月5日初版)の中で、

「移動する生物だけに脳がある。」(同書287頁)
「地球上に初めて現れた脳細胞の最も大切な仕事はその生物を
移動させることだった。」(同書288頁)
「身体を動かさなければ、そのためにできている脳も機能できない。」(同上)
「「移動距離」と脳の大きさは比例する。」(同上)

このフレーズは私にとってインパクトがありました。
私が思ったのは

地球誕生のときに生物は存在していなかった。
その後、生物が出現した。
最初、生物には「脳」がなかった。
生物が生きる(栄養素をとる、生存率を高める)ために
「移動」する必要が出てきた。
「移動」は複雑な行動だから、移動をするために「脳」がうまれた。

「移動」は「運動」を意味します。
「運動」は、健康のため、体のためだけではなかった。
なによりも、「脳」のために、「生きる」ために必要で大事なことなのだ。

そして、運動は、筋トレなどの無酸素運動とランニングなどの有酸素運動に大別できますが、「一流の頭脳」では、脳のためには有酸素運動が望ましいと書いてあります。

ここまででしたら、「なんだぁ。有酸素運動がいいということか。それなら知っている。」となりますよね。

私の目にとまったのは、「まず何よりも重要な点。それは、たとえわずかな1歩でも脳のためになる、ということだ。もちろん、5分よりは30分のほうがいいが、5分でもまったく価値がないわけではない。」(同書302頁)

「(10代の子どもたちが)12分ジョギングをしただけで「読解力」と「視覚的注意力」がどちらも向上した。……たった4分の運動を一度するだけでも集中力と注意力が改善された。」(同書243頁)

というフレーズです。

有酸素運動の効用なら知っています。
1.身体の健康によい(健康は、食事、睡眠、運動からと言われていますよね)
2.セロトニンがでて気分が明るくなる(向精神薬よりうつ改善効果があると
言われています)
3.気分転換でき集中力が高まる

しかし、さきほどの本のフレーズはあまりにも刺激的ですね。

「5分でもまったく価値がないわけではない。」

「(たとえ10代の子どもたちの実験であったとしても)たった4分の運動で
集中力と注意力が改善された」

5分間を全力疾走はできませんが、ジョギングやランニングであれば、
「(私でも)5分くらいなら、できます!」。

さて、次は、どこで運動するかです。

これまで幽霊会員ばっかりだったのは、いくまでに時間がかかるからでした。

私にとって、設備の良い「遠い」ところより、設備は劣っても「近い」方が、
「価値がある・役に立つ・使える」、ということに気がつきました。

その条件を満たすフィットネスクラブはありますので、先ほどの本を読んだ翌日に入会申し込みをして、通い始めています。

このことから気がついたことがあります。

アクセスが短時間ということは、自分が思っていたより「大事な要素」でありました。

そこで、私は「クライアントと私との関係」が頭に浮かびました。

私はクライアントの皆様にとって、「近場の人間」だろうか。

「敷居が高い」、「電話をかけにくい」、「メールを出しにくい」、
「頼みごとや注文ごとを言いにくい」ということはないだろうか。

私はお客様にとって、歩いてすぐにいける「近場」の「相談役」になっているだろうか。

そんなことを思っていましたら、私の好きな「お得意様の仕入係」という一文を
思い出しました。
松下幸之助氏の「商売心得帖」の一節ですが、私は「松下幸之助成功の金言365」(PHP研究所刊  2011年1月5日初版)の163頁から学びました。

私の思考整理をかねてポイントを引用させてください。

……「お得意様の仕入係」……

商売をするには、自分の扱う商品を十分吟味し、自信を持って販売することが大事であることはいうまでもないでしょう。
ただ、その際の心がけとして、単に商品を吟味するというのではなくて、買う人の身になってというか、いわばお得意様の仕入係になったつもりでこれを吟味することが大事だと思います。

……中略……

だから、自分はお得意様の仕入係だと考えれば、お得意様は今何を必要とされているか、どういう程度のものをどれほど欲しておられるかということを察知しつつ、そういう目で商品を吟味して、お得意様の意にかなうようにお勧めしなければなりません。

ちょうど奥さんが、晩のオカズを買いに来て、魚屋さんの店先であれこれ物色しているうちに、魚屋の主人が、その奥さんの要望を察しつつ、

「奥さん、これはどうです。この魚は今が食べごろ、値段も手ごろ、ご主人にもきっとよろこばれますよ。」

という具合に相手の好みにピタッと相応ずる品を選んで勧めれば、いっぺんに決まってしまいます。

奥さんも気持ちよく買い物ができるし、店も繁盛するというわけです。

魚屋さんに限らず、ほかのお店も、これは同じことではないでしょうか。

……

私も、肝に銘じて、よりいっそう「近場の相談役」になろうと思っております。

ここまでお読みいただいた皆様に深く感謝します。

お読みいただきありがとうございました。

 

吉田 良夫